「時計バンドが伸びて『あまっこ』なったすけ直してくんねかのぉ」と言って、お客様が来店された。

　この時の『あまっこ』又は『あまっこい』とは方言で、「緩くなった」という意味であるが、これは『甘い』から派生したと考えられる。
　この『甘い』を辞書で調べると「物事の機能が本来あるべき状態より衰えているさま」とあり、「ネジが甘くなる」（ネジ山が減って緩くなりネジが直ぐに外れる）などと使われている。

　また柏崎で、『っこ』や『っこい』を付けるその他の言い方は、『冷たい』という意味で『しゃっこい（しゃっこ）』や、『ひゃっこい（ひゃっこ）』などが使われる。

　某大衆食堂の店で　定年過ぎの一人の男Aが夕食をし、ついで晩酌もしていた。

　その後、満腹感とお酒でほろ酔い気分の男Aは食堂から出て、店先に置いてあった車を運転して帰ることにした。
　つまり飲酒運転となる。男Aの家は店から100ｍ位の所にあり僅かな距離なので、その道中には警察もいないだろうと何十年もこのようにして帰っていたが、これまで捕まることはなかった。

　しかし、その日は10m位運転した所にパトカーが止まっていて、男Aは飲酒運転の現行犯で捕まった。
　そして免許取り消しとなり無免許となった。
　男Aは普通免許の他に大型や大型特殊なども取得していたので、定年後もいろいろと仕事があり収入もあったが、無免許になり仕事も失った。

　ところで、「でも何でその日パトカーがそこに居たのか？」との疑問が湧く。
　それは、食堂の店に居たもう一人の男Bが、警察に「飲酒運転しようとしている男がいる」と通報したからだった。
　
　次にそれでは「何で仕事を失うような残酷なことを男Bはしたのか？」と疑問が湧く。

　それは、数年前のことである。
　男A、男B、男Cの3人は酒を飲み交わす仲間であり、この店でも時折酒盛りをし、そして3人は飲酒運転して帰っていたが、ある日男Aと男Cが口論となり、男Aは論破された。

　男Ａはこれを根に持ち、警察に「男Cが飲酒運転して帰ろうとしている」と通報したのである。
　間もなく、男Cは飲酒運転での帰り道に警察に捕まり、免許取り消しとなった。

　これを聞いた男Bは「仲間を売るようなことをした男Aは最低な男だ」と憤慨し、「いつか同じ目に合わせてやるからな」と虎視眈々と狙っていたのであった。

　これを聞いた知人が「談笑しながらの『差しつ差されつ』の仲が、いつしか警察に互いに通報する仲になってしまったな。これが本当の『差しつ差されつ』の仲かな」と言っていた。

　柏崎市諏訪町商店街振興会の総会案内が届いた。

　この総会の議題の一つに、「アーケード老朽化に伴う存続の是非」がある。

　当商店街にはアーケードがあるが、これは当商店街の資産であり、その維持費も担わなければならない。

　しかし、当商店街は商店数が減少し消店街となりつつあり、維持費が重くなってきた。

　また道路法が改正し、維持管理義務が厳しくなってきた。
　
　アーケードを撤去するには、その費用も高額となるので、余力のあるうちに撤去しないと撤去することも出来なくなる。寂しいことだがそろそろ潮時かもしれない。
　

　某お店に伺ったら、ご高齢の奥様が対応してくれた。
　それから、その奥様は合計の購入代金を、算盤（そろばん）を取り出して計算された。
　算盤を弾く音は妙に心地よく、思い掛けない郷愁をそそられた。

　昔、「商い」のイロハは「読み書き算盤」と言われ、代金の計算には算盤が必須条件であった。

　また、値引き交渉をするときには、損をしないように算盤で行うため、「不利にならないよう損得を考える」という意味で、「算盤を弾く」という慣用句などができた。

　その後、電卓やレジスターが店に導入され、算盤は店から姿を消していったが、将来は上記のような「算盤」の慣用句なども無くなっていくかもしれない。

　「時計バンドがきつくなったので、長く調整して欲しい」とお客様が仰った。

　「了解しました。ところで、今回の大型連休は何処かへ行かれましたか？」と尋ねると、

　「いやぁ行きたかったんだけど、もしコロナに感染したら会社に迷惑をかけるから何処も行かないで、家でじっと巣ごもりしていた。
　その為、家での食っちゃ寝、食っちゃ寝生活の　後遺症による連休太りで、腕まで太くなり、時計バンドがきつくなったんだ。（笑）」と答えられた。

　今回の大型連休は、色々な過ごし方があったんだなぁと思った。

　親のお客様が来店し、「今年の大型連休は明日から旅行に行く予定だ」と仰った。

　そこで、「新型コロナウイルス感染者数が高止まりしているようですが大丈夫ですか？」と尋ねると、

　「私はコロナで、子供たちに3年間も旅行を延期して我慢させてきた。
　今回を逃すと、次はより酷い「第7波」が来て、また行けなくなるかも知れない。
　そこで心配ではあるが、今回は行動制限のないGWなので、基本的な対策を充分にして行くことにした」

　「それはお子さんにとって、きっと一生の素晴らしい思い出になるでしょう。気を付けて楽しんで来てください」
と答えた。

　毎年、叔母より君子欄が開花したらお借りしているが、今年も三鉢持って来て頂いた。

　丁度、白いシンピジュームや赤いボケの花も咲き、店前は彩の花で賑やかになった。

　二人の高校生が話しながらこちらに向って歩いて来たので、その話し声が耳に入ってきた。

「『おっぱい』とかけて『あいうえお』と解く、その心は？」

「う～ん、・　・　・　・　・　？　？　？」

「分からないか。答えは『どちらも『ぼいん』でしょう！だ。」

それを聞いて、そうか『ボイン』と『母音』だったのかと納得させられ、思わず「上手い、座布団一枚！」と声を出しそうになった。（笑）

　先日、来店されたお客様が、

　「この指輪は純プラチナで、他の店に行ったら『純プラチナの指輪のサイズ直しはできないので購入した店で直して欲しい』と断られた。

　仕方なく購入した店に持参したら、『この指輪の修理はできない』と断られたので、『自分の店で修理も出来ない物を売っているのか』と怒鳴って帰ってきた。

　そこでお宅の店に来たのだが、修理ができるか？何とかしてもらえないか？」
と仰った。

　これに対し、「弊店では純プラチナ指輪のサイズ直しは、高度な技術を要し大変だが出来ます」と答えた。

　それから1週間後の今日、「サイズ直しが出来上がりました」とお客様に連絡したら、直ぐに取りに来れれた。

　来店され、早速サイズ直しが完了した指輪を指にはめたら、
「もう指には付けられないと諦めていた指輪が、サイズがピッタリになっただけではなく、指輪が新品仕上げで光沢が増し、ダイヤも（洗浄したので）元通りに輝き、購入した時のようになった。有難う」
と喜ばれた。

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　他店で何故、『純プラチナの指輪のサイズ直しはできない』と言われたのか。
　それについて少し説明する。

　プラチナで作られた指輪は、 一般的に多いのが「Pt900」と言われる材質である。

　 この900は、1000分の900が純プラチナで、そして残りの1000分の100はパラジウム等を混ぜた合金を意味している。

　これに対し、「Pt900」より高価な「Pt999」と言われる素材があるが、これは100％プラチナなので 純プラチナとも呼ばれ。また、純度が高いほどアレルギーが起こりにくなる。

　因みに、以前は純プラチナをPt1000と表示していたが、平成24年4月よりPt999と表示するようになった。

　次に、合金にする理由は、合金のPt900は硬く、光沢が出るが、合金ではない純プラチナは硬度が無いので小傷が付き易く、加工が難しく、光沢が出ないなどである。

、そこで純プラチナの指輪は、こららの短所を軽減するために「硬化処理」を施されたものが多いが、指輪のサイズ直しなどの加工をしようとした際に、この「硬化処理」により指輪が割れてしまうリスクがある。
　そこで「純プラチナの指輪のサイズ直し」はお断りする店が多いというのが実情である。

　しかし弊店では高度で特殊な加工技術により、割れないようにしてサイズ直しをすることが可能で、光沢もある程度まで出すことができる。

「君は「せぼんこ」だねぇ。時計修理など近くで細かいものを見ている仕事だからそうなるのかなぇ」
と先輩から言われた。

「せぼんこ」とは猫背のことで、背中が丸く（ぼんこ）なっていることを言う。
この「ぼんこ」は「丸い」だが、新潟県田上町では「赤ちゃん」、東北地方の一部では「人糞」という意味で使われている。

先日、柏崎商工会議所主催の「WEV情報発信ツール・個別相談会」を依頼した。

　本日、アドバイザーであるグローカルマーケティング㈱の武田知浩氏が来店し、弊店のWEV情報発信ツールについてご指導して頂いた。

　相談時間は1時間であったが、弊店のホームページによる課題や問題等と、その解決方法や今後の情報発信方法など多岐に渡る相談をしていたら、あっという間に過ぎてしまった。

　この度の有意義な相談会を無駄にしないように、今後はこれら実行して活用して行きたいと思う。

　白い花のジンピジュームが、、一昨年（2月7日）より約二ヶ月ほど遅くなったが、今年も開花した。

　今年は雑用が多くて花の管理が出来ず、殆どほったらかしで店に置いていたので今年は咲かないとあきらめていが、良く咲いてくれたと思う。、

　また、葉が黒点病になったらしく、今後は対策を考えて行かなければならない。

　新潟県のまん延防止等重点措置は、3月6日の期限をもって終了した。

　そこで、こんな夫婦の会話があった。
夫「さあ、まん防も終了したので、久々に飲みにでも行ってくるかぁ～」

妻「何を馬鹿なことを行ってるの！新規感染者数はいまだ高い水準にあり、再び増加する可能性もあるので、まん防が終了しても、警戒状態を維持することになっているのよ。そんなに出掛けたいのなら、これを持って行きなさい」
と言って、妻は夫に、口の当たりに小さい穴が開いたマスクと、ストローを手渡した。

夫「この穴の開いたマスクにストローを差し込み、マスクをしてストローから酒を飲めと言うのか？ストローで酒なんか飲んだら直ぐに酔っぱらうじゃないか！」

妻「だから良いんじゃないの！早く酔い、早く帰れば感染率が低くなり、飲み屋さんの支払いも少なくて済んで、良いこと尽くめでしょ！」（笑）

夫「そこまでして飲みに行かなくていい」
と言い、ふて寝した。

　十日町の人（工学博士）が来店し、昔の事を話してくれた。

「60年ほど前の十日町（新潟県）)は、大雪になっても除雪車などないから、道路の雪は春まで降ったままだった。

　更に商店街通りは民家が密集し屋根の雪を捨てる場所がないので、雪は道路に捨てた。
　
　その為に、道路の積雪量はどんどん増し、道路の雪の高さは人家の一階より高くなった。

　ある晩の事だった。寝ているとドスンと何かが屋根に落ちた音がして目が覚めた。
何事かと二階の窓から覗いて見ると、一階の屋根の上で人がうごめいていた。

「はて、空の雲から鬼が降って来たのか？」などと思いながら眼を凝らして見ると、それは鬼ではなく人で、それも酔っ払いだった。

「何で酔っ払いが屋根に？」と考えてみると、道路が屋根より高くなっていたので、深夜、雪の夜道を酔っ払いが歩いていて、道路から屋根に落ちてしまったようだ。

　もう一度言うが、人が屋根から道路に落ちたのではなく、右上の図のように、道路から屋根に落ちたのである（笑）

　このまま見捨てると、酔っ払いは屋根の雪の上で凍え死んでしまうので、仕方なく二階の窓から屋根に出て救出した。
　その後、酔っ払いは二階から一階に降り、一階の玄関から出て、それから雪の階段を登ってやっと道路にたどり着き、家路に向ってまた千鳥足で雪道を歩いて行った」

　久々に来店された男性のお客様の話。

「実は一月ほど入院していたので、足腰が弱くなってしまった。
　そこで、近くの「コツコツ貯筋体操をしている会場に行くことにした。

　すると、来場者は女性ばかりだったので、主婦は強いんだなと思った。
　しかし考えてみると、主婦は1年中休みもなく朝から夜まで家事労働を行って体を動かし、また料理や食材の購入などには頭を使わないとできない。

　それに比べて定年後の俺なんか、テレビを見ながらゴロゴロし、夕方になると晩酌をして殆ど体を動かさないし、頭も使わない。

　その為に定年後の男性は体の筋力が衰えて弱くなり、頭も使わないのでボケが進んで来たりする。
　これが男性に比べて女性が強い理由だと、つくづく納得した」
などと仰った。

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コツコツ貯筋体操とは
足腰の筋力と柔軟性を向上させ、転倒しにくい体をつくることを目的とした柏崎市オリジナル体操。
令和2(2020)年1月現在、市内で191団体が取り組んでいる。
体操を通じて、体力の維持向上だけでなく、地域交流も図ることができ、年を重ねても住み慣れた場所で安心して過ごせる地域づくりを担う、重要な活動である。

新型コロナワクチンの3回目の接種が終わった某会社社長が来店し、次の話をしてくれた。

「先日の接種後、頭痛があったので副反応が出たと考えて病院に受診した。

すると医師は、『これは副反応ではない！　昨日飲酒しなかったか？』と尋ねられたので
昨日は会合があり、つい深酒をしていまいました、と答えると

『再度言うが、これは副反応ではない！これは飲みすぎによる二日酔いだ！』と言われた。

接種前の注意事項の用紙には、深酒が良く無いとは書いてなかったけどな」などと仰っていた。（笑）

　明日から好例の「はなまるクーポン」が始まる。
　弊店も参加店となり、時計バンドや補聴器電池などの割引を行う。

　この期間は2月5日（日）～3月21日（月）
　スタンプラリーでの抽選で以下の商品券が当たる
　10,000円分 ------ 20本
　 5,000円分 ------ 40本
　 3,000円分------ 200本
　
　その他に今年は特別賞として信金賞がある
　これは総額10万円分の以下の商品券が当たる
　 5,000円分 ------ 20本

　「はなまるクーポン」の参加方法
　1，下記の①～④のお好きな方法でクーポンの準備をする
　　①チラシに付いているクーポン券を切り取る
　　②ケータイ・スマホ専用クーポンを撮影
　　③かしチケアプリから参加店の店舗を選ぶ
　　④柏崎ファンクラブ会員証を準備

　2，参加店でお買物・お食事等の際、以下の方法でスタンプを集めることで、様々なサービス受けられる
　　上記①のクーポンを渡す
　　（参加店より右のスタンプラリー応募用紙に押印してもらう）
　　上記②の撮影した画面
　　上記③のアプリの店舗画面
　　上記④会員証を提示
　
　3，応募用紙等で3店舗分のスタンプを集めて応募すると、抽選で上記の商品券が当たる

　遅くなったけど、やっとショーウィンドウ飾りが終わった。

　今回は絵を書く時間がなく数年前の絵を再利用したが、雪か降り寒くなっているときに、この絵を見ると余計に寒さが増して来るようだ（笑）

　次に、ウィンドウの中にある鬼の周りにある豆は落花生で、これは前述したことがあるが、新潟県では節分に撒く豆は大豆ではなく落花生だ。

　このように節分に落花生を撒くのは北海道や東北地方、その他に九州の鹿児島県や宮崎県に多く、その理由は大豆よりも大きいので投げやすく、掃除がしやすい、そしてなにより食べる時に衛生的だという理由で定着したとか。

　ところが近年のコロナ禍により、「節分で撒く豆は落花生が衛生的だ」ということで、近年は落花生が見直されているとマスコミで取り上げられてた。

　また、地方によってはピスタチオやアーモンド、うぐいす豆などを撒いているところもあるが、いずれも節分に撒く豆は炒った豆である。
　
　炒った豆ならば、コーヒー豆も炒ってあるから、節分にコーヒー豆を撒く人がいるかも（笑）
　

新潟県内は、１３日昼過ぎから１４日朝にかけて、冬型の気圧配置が強まる影響で大気の状態が非常に不安定になり、 気象台からは中越と上越に大雪警報が出された。

また、昨日は桜井市長が臨時記者会見を行い、柏崎市では11日に新型コロナウィルス感染症が新たに6名確認され、感染が確認された学校では学級閉鎖をしたと語った。
次に、新潟県内の感染症者は過去最高の220人となったなった。

大雪警報とコロナ感染で、暫くは外出せずに、熊のように冬ごもりをしていなければならないようだ。

全国的にオミクロン株による感染拡大し、昨日（1月7日）には県内初のオミクロン株が確認された。
また県内の新規感染者が急速に増加してきたを踏まえ、本日から新潟県は県独自の警報を発令した。

本年も良い年でありますようにお祈りいたします。
今年もよろしくお願い申し上げます。

今年の干支の置物は白虎である。

この白虎とは、漢代のころ四方に配した神獣の四神の一つで、西方を守護する。

四神は中国の古代神話中では、妖邪達を最も恐れさせ、法力無限であり、青龍、朱雀、白虎、玄武のことを指す。
また、守護する方向と季節は青龍が東で春、朱雀が南で夏、白虎が西で秋、玄武が北で冬となる。

しかし、私にとっての白虎は、手塚治虫の「ジャングル大帝レオ」が馴染み深い
(歳がばれてしまうかな（笑）)。