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2014年10月 2014年11月 2014年12月
・転倒
・鈴虫の安宿
・紅葉の切り絵
・えんげん豆(方言42)
・消雪パイプの冬支度
・江戸菊
・しぃろぉ(方言43)
・赤米山
・赤米山は何故?
・クリスマスツリー
・ノウ業(笑)
・風邪予防対策
・白内障眼鏡
・三方一両損
・年取りの晩


2014年12月31日(水)
年取りの晩
 昔、柏崎では大晦日を「年取りの晩」と言っていたが、これは方言のようで、新潟県、長野県、北海道など一部の地域だけでしか使われていないようである。

 また、この「年取りの晩」は、家族揃って氏神様にお神酒を上げ、お灯明を付けてお祈りをし、次にそのお神酒を家の主から家族全員(子供も)にお猪口に注いで飲み、縁起物であるお節料理やお雑煮などを、正月でなく大晦日の晩に家族揃って食べる。

 この「年取りの晩」とは、「年を越す前の晩」の略と思っていたがこれは間違いで、かって日本では太陽が落ちてからが1日の始まりだった、という「古来の伝統」を引き継いだものであった。

 この「日没後に1日が始まる」考え方は日本だけでなく、紀元前の欧州でも1日は日没から数えていた。
 例えばクリスマスはこの伝統を引き継ぎ、12月の24日の日没後の晩(イブニング)からキリスト生誕の25日が始まるので、クリスマスイブ(イブ=イブニング)となり、クリスマスは翌日の日没まで続き、日没後の夜は26日になるので終了したことになる。

 また、秋の収穫を祝い悪霊を追い出す古代ケルト人(古代ヨーロッパの中部と西部に住んでいた)の祭りが起源のハロウィンは、諸聖人の祝日の前夜(10月31日)に祭りは行われる。

 このような考え方から、12月31日の日没後は新しい年の1月1日になるので、12月31日の晩は年を越して正月を迎えるのである。

 

 その他に、この「年取り」にはもう一つの意味があった。
 戦前の日本での年齢の数え方は、数え年が一般的だった。(戦後は使われなくなり、欧米と同じような数え方になった)
 この数え年とは、生まれたばかりの赤ん坊は1歳と考え、正月が来る度に1歳ずつ年齢を加えて行くことである。
 つまり、数え年での年齢の数え方では、正月に家族全員が1つ年を取るので、正月は家族全員の誕生日となる。
 
 そこで、12月31日の日没後の晩は正月を迎えるので、正月と、家族全員の誕生日を兼てのお祝いをし、この日を「年取りの晩」と言っていたと思われる。
2014年12月29日(月)
三方一両損(笑)
 やっと年賀状が書き終え、郵便局へ出った時のことである。
 局の窓口の前にある専用ポストに年賀状を市内、市外県外に分けて入れていたら、ある婦人が局員と話しているのが聞こえた。

婦人:「この記念切手は先月買ったんだけど、要らないから返品して下さい」
局員:「当日の返品はできますが、一か月も過ぎた切手は返品できません。但し、手数料を出さば葉書などとは交換できます」
婦人:「私は切手も葉書も必要でなく、返品が出来ないのなら、お金はいりませんから局側でこの切手を処分して下さい」」と婦人
局員:「そのようなことで、切手の処分はできませんので、切手は受け取れません」
と押し問答を始めた。

これを聞いていた私は、二人が困っているようだから、その切手を私が貰ってやれば解決すると思ったが、奉行の大岡越前守の『三方一両損』のお裁きのようにはならないので止める事にした。(笑)
2014年12月20日(土)
白内障眼鏡

 年齢が95歳というお客様が白内障眼鏡の修理で来店された。 白内障眼鏡とは、約30年前まで白内障の手術後に掛けた強度のプラスレンズ(凸レンズ)が入った眼鏡のことである。

  近年の白内障の手術は、混濁して見えなくなった水晶体(目の中にあるレンズ)の(外側の袋を残して)中身だけを超音波で抜き取り、その代わりに直径3mm以下の人工の「眼内レンズ」を水晶体の内側に装着させて、視力を回復させる。
 しかし、一昔前の白内障の手術は水晶体を摘出した後に眼内レンズ(人工水晶体)を入れる技術はなかったので、水晶体の度が入ったレンズの眼鏡を掛けなければ見えず、視力もあまり良く出なかった。

 私もいつの日か白内障の手術をするかと思うが、良い時代に生まれたと感謝している。
 


上記の眼鏡には白内障レンズ(キャタラクトレンズ)が入っている。
2014年12月9日(火)
風邪予防対策

 一段と寒くなりインフルエンザが流行りだしてきた。

 風邪予防対策としては帰宅後のうがい、手洗いなどがあるが、近年はその他に湿度の重要性が紹介されている。
 冬は外の空気や、暖房による室内の空気が乾燥し、のどや鼻などの粘膜が乾燥して体の防御機能が低下し、ウイルスに感染しやすくなるからである。

 最近は湿度計の付いた時計が販売されているので家に1個は常備した方が良いのではないだろうか。



 インフルエンザのウィルスは湿度50%以下で増殖し、50%以上で激減する。

 また、湿度50%以下では乾燥肌になったり、目が乾燥してドライアイになったりもする。

その他に、建築物における衛生的環境の確保に関する法律の建築物衛生法では
湿度管理基準値は40~70%と定められている。
2014年12月7日(日)
ノウ業(笑)

 昨日、某会の忘年会があった。

その席上でA氏が
「俺は長年農業をやっていたが、今年で辞め、今は農業(ノウギョウ)ではなく、無職のNo業(ノウギョウ)になった(笑)」

と言うと、隣席のB氏が
「そうだよなぁ、農業経営も難しい時代になり、人から無農薬(ムノウヤク)の有機栽培をしたらとも言われるが、無脳役(ムノウヤク)の俺にとって、有機(ユウキ)栽培を始めるには勇気のいる勇気(ユウキ)栽培だから出来そうもない(笑)」
などとオヤジギャグを連発していた。

2014年11月27日(火)
クリスマスツリー
 今年も残すところあと一か月となり、カレンダーも最後の一枚になってしまった。

 もうこんな時期に・・・と、振り返ると早いものであるが、この傾向は、歳を重ねるごとに加速度を増して速くなってきたように思える。

 12月はクリスマスの時季でもあり、毎年もクリスマスツリーを正面に飾った。 
 ツリーの高さは2m位あり、100個のLEDイルミネーションが点灯して綺麗なので、時折、親子連れが立ち止まって見たりしている。
 しかし、このイルミネーションの電球をLEDにしてからは、電球が切れることが殆どなくなったが、昔の電球は一日中点灯させているので直ぐに切れて数年で交換しなければならなかった。

 青色発光ダイオード(LED)を開発した赤崎勇名城大教授、天野浩名古屋大学教授、中村修二米カリフォルニア大サンタバーバラ校教授に感謝すると共にノーベル物理学賞受賞に惜しみ無い賛辞を呈したいと思う。
2014年11月20日(木)
赤米山は何故?
 米山が何故朝日により赤くなって見えたのか? 
 それは夕日が赤いのと同じだが、その理由は以下の通りである。

 まず、光が空気の中を進む距離は、太陽が高い位置にある時よりも低い位置にある時の方が長いことに関係する。
 
 次に、光は空気中を進むとき空気に吸収されて弱くなるが、波長の違う光が空気中を通過する時は全ての波長が同じように吸収されるのではなく、波長によって吸収される割合は異なる。

 波長の長い赤い光は空気に吸収され難く、短い紫色に近い色の光ほど吸収され易い。これにより空気中を長く通過し、空気中の進む距離が長くなる夜明けや夕方は、赤以外の殆どの色が空気に吸収されるが、赤だけは吸収されずに残り、その結果、全体として空が赤になり山が赤く見えるのである。


 尚、このような赤や紫の波長についての簡単な説明は以下の通りである。
 人間が見ることのできる光を可視光線というが、この可視光線の両端には見えないが感じることが出来る赤外線と紫外線がある。
 空間を伝わるこれらの光は電磁波の一種で、波長域により波長の短い紫外線、可視光線、波長の長い赤外線に分けられ、この可視光線の中にある色は波長の短い順に紫、藍、青、黄色、橙(オレンジ)赤になって見え、赤色の波長が最も長くなる。

 よって、夜明けや夕方に太陽が低い位置に来て、太陽光が空気の中を進む距離が長くなった時、。
2014年11月17日(月)
赤米山

 葛飾北斎による連作錦絵『富嶽三十六景』の中の一つである『凱風快晴』は通称「赤富士」とも呼ばれる世界的な名画の一枚だが、今朝は越後富士と言われる米山の赤米山を見る事が出来た。
 早朝6時、国道8号線の鯨波付近を通りかかった時に朝日で朱色に染まった赤米山を見付け、急いで車を止めて写真を撮った。

2014年11月6日(木)
しぃーろぉ(方言43)

 鉢入れの菊の水やりについて、来店されたお客様に聞いた。
 水遣りは人それぞれで、朝に、3日に一度鉢からこぼれる程やる、毎日コップ1杯やるなどと聞いてからである。
 今日はまた違っていて、土を見て土がしぃーろぉなったら鉢から水がこぼれる程やった方が良いと聞いた。
 気温や湿度は毎日異なるので、今後はこの方法で水遣りをすることにした。

 この時の「しぃーろぉ」とは方言で、「白色」の意味であるが、その他に「きぃーろぉ」や「くぅーろぉ」などは「黄色」、「黒色」となる。

 また、これと似た「くぅーれぇ」という方言があるが、これは「暗い」の意味で、「空がくぅーれぇ(暗く)なったすけ(から)、子供ははぁーよぉ(早く)家に帰んな(帰りなさい)」などと使われている。

2014年11月2日(日)
江戸菊・下谷詩人

 親戚から江戸菊を借りて、店前に店飾りとして置くことになった。
 江戸菊(古典菊)とは、江戸時代後期に江戸を中心に流行し改良された変わり菊で、花は内側の花弁から順々に「く」の字形に折れて花心を抱え込むように咲く花と言う。

 今回お借りした菊は、数ある江戸菊の中の「下谷詩人」という種類だそうだ。
 「下谷詩人」といえば、明治16年東京下谷に生れた詩人、彫刻家高村光太郎を思い浮かべるが、江戸菊は江戸時代後期に流行し改良されたので年号が合わない。
「下谷詩人」は誰なのだろうか?・・・・・

2014年10月29日(水)
消雪パイプの冬支度

 昨日は札幌や旭川で初雪が降り、柏﨑でも冬支度が見られようになった。

 今日はその冬支度の一つである消雪パイプの修理・点検が行われた。
 この消雪パイプとは、道路の中央に一定間隔で穴をあけたパイプを埋め、降雪時にこの穴から井戸水を出して雪を解かすものであり、諏訪町商店街の道路にも設置され、雪対策として活躍している。

 しかし、使用しない春から秋にかけて、消雪パイプの穴が潰れたり、砂などで詰まったりして、穴から水が出なくなる所がある。

 そこで毎年晩秋に、委託した業者が消雪パイプの水を出して、消雪パイプの穴を一個ずつ修理・点検する作業を行うのである。

2014年10月15日(水)
えんげん豆(方言42)
 先日、道路脇に野菜の無人販売所があり、車を止めて見ていたら「えんげん豆」の札があった。
他県出身の妻から「『えんげん豆』って何?」と聞かれたので、
「『えんげん豆』とは新潟の方言で、インゲン豆のことだよ」と答えた。
2014年10月8日(木)
紅葉の切り絵
 今日は秋分から数えて15日目の寒露。 昼が短くなり夜が長くなるのを感じる頃。深まる秋に備えて、冬物の衣類などの準備し始める時期である。

 弊店のテーブルには季節ごとの切り絵が置かれている、今月は、紅葉の切り絵で、脇には
 「奥山に 紅葉踏みわけ 鳴く鹿の 声きく時ぞ 秋は悲しき」
と、出典が『古今集』で、百人一首 5番 の『猿丸大夫 さるまるだゆう』の作が書かれてある。
 歌意: 人里離れた奥山で道に迷った男が、一面に散り敷かれた紅葉を踏み分けながら、雌鹿を求めて鳴いている雄鹿の声を聞くときこそ、ひとしお秋はかなしいものと、身にしみて感じられる。

他の切り絵 / /初夏 /夏
2014年10月6日(月)
鈴虫の安宿

 「すずむしの心」を寄稿して戴いた森さんが、『鈴虫のお宿』の他に安価な『鈴虫の安宿』ができたと虫かごに入った鈴虫を持って来店された。

 「『鈴虫のお宿』である『植えられる鉢』を探して買いに行くのは面倒だという人には、無料で手に入る『鈴虫の安宿』という朗報がある。それはトイレットパーパーの芯で『鈴虫の安宿』が出来る」と仰った。   (詳しくは『鈴虫の心』へ

2014年10月2日(木)
転倒

 足を骨折し松葉杖で来店されたお客様が。
 
「いやぁ、ひでぇ目にあった。ある駐車場に鉄の鎖をあったので、右足で鎖をまたぎ、それから左足でまたごうとしたら、左足が上がらず鎖に引っ掛かって転倒し、足を骨折してしまった」
と仰ったので
 「それは御気の毒でしたね。お大事にして下さい」
と応えたが、実はその2週間ほど前に私も転倒していた。

 某スパーパーで両手にビニール袋一杯になる程買い物をし、駐車場に置いた車を探しながらスーパーを出て行こうとした時だった。左足のつま先が急に動かなくなった。
 それは高さ15cm位の車止めに左足だけが引っ掛かってしまったからだった。

 体は両手にぶら提げたビニール袋を持ったまま勢いよく前に倒れ出し、このままだと顔が地面に叩き付けられそうになったので、まずは右手のビニール袋を投げ捨て、右手で柔道の前受け身の体制をとり顔を守ろうとした。

 しかし、、勢いが強く右手だけでは無理と感じ左手のビニール袋を投げ捨て両手で受け身をしようとしたが、時すでに遅しで、左手を顔の前に持ってくる時間がなくなっていた。
 そこで仕方なく、右手の手の平だけを地面に付き前受け身をしたが、全体重を右手だけでは支えられず、顔が地面にどんどん迫ってきて身の危険を感じた。

 次に、これを防ぐ手立てはないかと考え、バレーボールの回転レシーブ(又は柔道の前回り受け身)を思い付き、急遽、体を丸め右前方に回転したことにより、難を逃れることができた。

 この時間が僅か数秒間だったのに、我ながら良くこれだけの事ができたと感心しながら、右の手の平を見ると前受け身による擦り傷と、手の甲にも回転レシーブによる軽い擦り傷があり、その他に、右胸の肋骨のあたりが痛み出してきた。
 
 恐らく前受け身の時に相当の力が右手にかかり、手だけでなく腕や胸の筋肉も痛めたようだが、この胸の痛みがなくなるまで、その後10日間くらいかかった。
 ひょっとしたら、肋骨にひびが入っていたのかもしれない。

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