〒945-0063 新潟県柏崎市諏訪町11-41
 TEL 0257-22-4553 営業時間10時~18時
定休日
月曜日
お買物ガイド K18愛ペンダント ネックレス
シチズン腕時計
補聴器 駄文 視軸記 トップ
2010年1~3 ・4~6 ・7~9 ・10~12月
 11年1~3 ・4~6 ・7~9 ・10~12月
 12年1~3 ・4~6 ・7~9 ・10~12月
 13年1~3 ・4~6 ・7~9 ・10~12月
 14年1~3 ・4~6 ・7~9 ・10~12月
 15年1~6 ~12 16年1~6 ・~12月
 17年1~6 ~12 18年1~6~12月
 19年1~6 ~12 20年1~6 ・~12月
 21年1~6 7~12月
2012年10月 2012年11月 2012年12月
・へんまがる《方言29》
・半日で地震が14回
・越後の八不思議
・干し柿に挑戦
・柿が赤くなれば・・・
・もうぐれる《方言30》
・乾電池の液漏れ
・昨日米山に初冠雪
・干し柿にハエが・・
・5分進んだ時計
・かわいそげ《方言31》
・積雪11センチ
・牧口家と屋号
・下駄スケート
・正月料理は大晦日
・大掃除・薬まで


2012年12月31日(月)
大掃除・薬まで

 昨日、年末の気忙しい中で大掃除をしたが、気が付いたら大切な薬まで捨てていた(涙)

 今朝、朝食後に薬を飲もうとしていたら何時もの所に薬の袋がない! 慌てて部屋中を探したがやはり薬はない。
 昨夕の内服後、どうやらテーブルの上に置いてあった薬が落ち、運悪くそこにゴミ箱に入ってしまったようだ。
 いつもはゴミ箱の中を確認して捨てていたが、年末の忙しさでつい
中を見ないで捨ててしまった。
 急ぎ収集所に我が家のゴミ袋を取り戻しに行ったが、ゴミ収集車はもう100m先を走っていた。
 何時もはもっと遅く来るのに今日に限って何でこんなに早く来たんだ、とブツブツ文句を言ってはみたがもう遅い。
 毎日飲んでいてまだ一か月分も残っていたのに・・・明日から3日まで病院も休みなのに・・・
 

2012年12月30日(日)
正月料理は大晦日に食べる

 お正月料理は正月に食べる所が多いが、柏崎では大晦日から食べるのが一般的である。

 何故、元旦でなく大晦日なのだろうか?
 
 それは室町時代半ばごろまで、1日の始まりは太陽が西に沈む夕暮れからで、次に沈むまでを1日とした。つまり日没をもって日付の変り目としていたのである。
 そこで大晦日は日没後は日付が変わって正月になったので、晩に正月料理を食べていた、といった風習の名残りからきている。
 
 例えば、昭和20年(1945)ごろまで日本では、人の年齢を「数(かぞ)え年」で計算していたが、この「数え年」の数え方は、正月になると全国民が一斉に年をとる方法であった。
 この時の正月は大晦日の晩で、大晦日を「年取り」または「年取りの晩」などと言っていた。
 このような「年取り」も、日没をもって日付の変り目とした考え方の名残りからきている。

 また、この「日付の変り目は日没」とする考えは、遠く西欧のユダヤ暦や教会暦にもあり、クリスマス・イブが、クリスマスの前夜を意味するのも、日没で新しい日が始まったクリスマスの日の始まりの晩とした名残りからきているといわれている。
 (「日付の変り目は日没」とする考えは西欧にあったのではなく、西欧の考え方が中国を経て日本に伝わったのが事実のようである)

 いずれにしても大晦日に正月料理を食べることは、古来からの正当な風習を受け継いでいるからだ、と一人悦に入ってしまった(笑)
 

2012年12月22日(土)
下駄スケート

 80歳前後の近所のお客様が、70年程前の柏崎の子供たちの遊びについて話してくれた。
 冬は雪が降って昔の子供たちは外で遊ばれないかと思っていたらが違っていて、色んな遊んで楽しんでいた。
 そんな遊びの中に下駄スケートがあったが、この下駄スケートはオーダーメードだったのには驚いた。
 当時、当諏訪町商店街には小林下駄屋さんと橋崎鍛冶屋さんがあったが、この鍛冶屋さんでスケートの歯を作製してもらい、これを下駄屋さんに持って行き下駄スケートを作製したもらったそうだ。
 このオーダーメードの雪下駄スケートはそれ程高価ではなく、子供たちの小遣いで買える程の値だったという。

 また、下駄スケートは気温が下がって雪が凍る夜に滑るのだが、下駄は足の指ではさむ鼻緒が付いた物なので長靴などは履けず(長靴は高価だったので買って貰えなかった)、布製の足袋を履いて滑ったそうである。
 時折足袋の中に雪が入り、融けて足袋が濡れて冷たくなっても構わずに滑っていたという。
 極寒の中での遊びに、昔の子供たちの逞しさに敬服してしまった。

2012年12月12日(水)
牧口家と屋号

 田舎には色々な屋号があるが、その屋号にはそれぞれの歴史がある。
 荒浜から来られてお客様に「屋号」について聞いてみた。
 「荒浜には荒浜の豪商牧口家に関連する屋号が残っている。
 まず「蔵番」、これは牧口家には沢山の蔵があったので、これを何代かに渡って管理した家のことである。
 次に「おこうしん」、荒浜のこうしん山には牧口家の墓があり、そこには沢山の木々が植えられ別荘もあったが、これを何代かに渡って管理した家のことである。
 尚、この二階建の別荘は後に柏崎のA氏が購入し、旧柏崎病院の向かい側に立てられてあったが、今は取り壊されてない」
 などと語ってくれた。

2012年12月9日(日)
積雪11センチ

 昨夜から暴風雨と共に雪下ろしの雷が鳴り響き、朝方には竜巻注意報が出た。
 今年の雪下ろしは、例年の強風、雨、霰、雪、雷に竜巻が加わり賑やかだ。

 今朝は積雪11センチだったが昼になってもまだ降り続き、とうとう明日にかけて大雪警報が出た。 例年だと「米山さんが3回白くなると里は根雪になる」と言われているか、今年は1回で根雪になりそうだ。

2012年12月2日(日)
かわいそげ《方言31》
 「かわいそげ」とは「可哀そう」の意味で、「かわいそげら」とも言うこともある。

「雪で滑って骨折したんだって、かわいそげらにのぉ」
2012年11月25日(日)
5分進んだ時計
 電池交換で来店されたお客様から時計を預かった時であった。

 外に故障があるか調べたが電池切れだけだったので、電池交換をして時間を合わせて渡そうととするとお客様は
「すみません。時計の時間は正確に合わせないで5分進ませておいてください。指定時間より5分早めに到着したし、もし遅れそうになっても5分間の余裕時間が持てるからです」
 と仰った。

 水晶(クォーツ)時計が出来、ひと月20秒位しか狂わなくなり、更に近年は電波時計が出来て一年で一秒も狂わなく正確になった。

 しかし、5分進んだ時計で常に余裕をもった生活をするのも悪くないな、と思った。
2012年11月20日(火)
干し柿にハエが・・・

 先月末、三階にある物干しの竿に柿を干した
 先日、食べ頃になりなってきたのではと見に行ったら、何と4、5匹のハエが大切な干し柿を食しているではないか!
 大切な干し柿をハエなんぞに食べられてたまるかと思い、急いでハエ取り器を買ってきて干し柿の近くに置いた。
 今日、再度物干しに行きハエ取り器を覗いたら、にっくき4,5匹のハエどもが捕らえれていた。
 ざまあみろ と思ったが、3日前には雪が降ったり寒風が吹き荒れる日が続いたこの冬空によくぞ生き抜いていたものぞ と感心した。
 この寒さに耐えられるハエは、きっと越年するのだろうな。

2012年11月17日(土)
米山に初冠雪

 一昨日の深夜、暴風雨と数多くの落雷があり、落雷の一つは特に強く「ドシーン」と地響きがした。
 その翌日の昨日は柏崎市役所の電話回線が使用不可になったが、これは落雷によるものだったと思う。
 とうとう冬将軍のお出ましかと思って昨朝に山を見たら、米山、黒姫山、八石に“初冠雪”があった。

 この初冠雪は気象観測法の定義では、「初冠雪とは山岳で夏の最高気温がでた後に初めて観測された積雪」というらしい。

 しかし、「初めて観測」する場所の明記がない。ということは、地元の気象 官署が山頂から遠く離れた麓にあれば、山に雪が積もっても雲にさえぎられて麓から見えなければ(麓の違った位置から見えても)“初冠雪”にはならず、それはただの“初雪”になり、地元の気象 官署の位置から雲が晴れてから雪が確認できて初めて(他の地域ではまだ確認出来なくても)“初冠雪”になる。

 昨日の米山の初冠雪。

 同じ山頂に積もる“初雪”があっても、“初冠雪”にはタイムラグがある。
2012年11月7日(水)
乾電池の液漏れが多いアルカリ電池
 近年の目覚や壁掛け時計は電波時計が主流になってきているが、それに使用されている乾電池はアルカリ電池が殆どである。
 ところが、動かなくなったと来店されたお客様の時計を見ると、このアルカリ電池の液漏れによる故障原因が多い。

 そんな話を電気関係の仕事をされている来店されたお客様に話すと
「使い捨て電池にはアルカリ電池、マンガン電池、リチウム電池だが主な種類だが、アルカリ電池は他の電池と較べ極めて液漏れを起こしやすい性質がある。これは国内外産の電池メーカーに関係なく、液漏れしやすい。

 一般的なマンガン乾電池とアルカリマンガン乾電池のマイナス電極はどちらも「亜鉛」だが、何が違うのかは、電解液がマンガン乾電池は「塩化亜鉛」に対し、アルカリマンガン乾電池の電解液は強アルカリ性の「水酸化カリウム」が使われている。(その為、アルカリ乾電池と呼ばれてる)

 どちらも、マイナス電極の亜鉛と化学反応を起こして放電するから、放電末期になるとマイナス極である亜鉛電極が溶けて薄くなっている。そのような理由で放電し切った乾電池から電解液が液漏れしやすくなる。

 ただ、マンガン乾電池は(20年くらい前まで使用されていた塩化アンモニウムは中性に近いので腐食性が弱かったが)「塩化亜鉛」になり結晶化しても粉状になるので、液漏れの確率はより断然少なくなった。
 しかし、アルカリマンガン乾電池は強アルカリ性の水酸化カリウムは腐食性が強いので液漏れすると乾電池を入れた器具にダメージを与える。

 また、マンガン乾電池は、亜鉛電極の上からスチール(鉄)などで保護しているが、アルカリ電解液がスチールまで腐食させてしまうと液漏れに気付くことになるので、アルカリ乾電池のほうが液漏れしやすい。


 よって、リモコン用や時計などの比較的小さい電流で完全放電させるような使い方をすると、液漏れの危険が高いので、アルカリ電池使用と記載のない時計は、マンガン電池を入れた方がよい」
と聞いた。

 確かに近年、動かなくなったと来店されたお客様の時計を見てみると、マンガン電池を入れた場合は時計が止まって暫く放置していたのが液漏れによる故障原因だったが、アルカリ電池は昨日まで動いていて使用していたから止まって暫く放置していないのに液漏れが起きたという事例が多くなってきていたので、アルカリ電池は極めて液漏れを起こしやすい性質があった事を聞き納得した。

 但し、乾電池の機能も日進月歩で技術開発が行われているので、今後は改良されているかもしれない。
2012年11月2日(金)
もうぐれる《方言30》

来店された御客様が時計を持ってきて
「もうぐれてしまってさ、この時計の合わせ方が分らんすけ教えてくんねかのぉ」
と 言った。
この「もうぐれる」とは「もうろくする」、「頭がおかしくなる」、「馬鹿みたいになる」の意味である。

 蛇足だが、柏崎では「猛烈にぐれる(不良になる)」という意味で使用されることはない。

2012年10月28日(日)
柿が赤くなれば・・・
 「柿が赤くなれば医者は青くなるという昔のことわざがある。

 意味は「柿が色付くころは気候が良く、病人が少なくなるので医者が困る」だが、最近まで私は「柿は栄養価が高く、これを食べると元気になり病人が少なくなるので、医者が困る」だと思っていた。

 前述は、以下の理由によるらしい。
 甘柿にはビタミンCがレモンやイチゴにほぼ同じでミカンの2倍あり、その他に抗酸化力の高いカロチン、体内の余分な塩分を排出するカリウム、アルコールを分解する作用があり二日酔いに効く渋みのタンニン、ビタミンK、B1、B2、ミネラルなども多く含んでいて栄養価が高い。しかし、日本では食糧事情が良くてビタミン欠乏症は殆ど見られないので、この効果は少ない。
 よって「柿を食べてもこの効果が少ないので、医者が困るほど病人が少なくならない」そうだ。

 それでも私は、確証はないが後述を支持したい。
 近年の日本の食糧事情は、外食やコンビニなどで出来合いのものを買って食べる人が多くなりビタミン欠乏症の人が増えて来ているのではないだろうか。
 よって、昼夜の温度差の多い晩秋には体調を崩す人も多くなるが、栄養価の高い柿を食すと元気が出て病気になりずらいくなる、という説などはどうだろうか。
2012年10月25日(木)
干し柿に挑戦

 お客様から「八珍柿」の干し柿の作り方について
 「柿は木からもぐ時に枝も一緒に取り、この枝に紐を縛り付け、雨があたらず風の吹くベランダなどに柿を干すと1~2週間で食べられる」
と、聞いたので今年は「八珍柿」の干し柿に挑戦することにしてみる事にしてみた。

 1週間後、干した柿は市販されている干し柿のように白い粉もふいていないし、形も体積が5分の1位に縮んでいたが原形のままだった。

 早速食してみたら、表面は市販されている干し柿ようの堅さになっていたが、中身はまだ柔らかくクチャとし、味は濃厚な甘さがあって美味しかった。
 ただ、干し方が足らないせいか食後直ぐに若干の渋みがあったが、それもそれ程気にならない程度であった。  ≪その後の干し柿成功はこちら


 紐で縛られるように
枝を残してもうだ柿
2012年10月21日(日)
越後の八不思議

 今年は我が家の柿の木に「八珍(ハッチン)柿」がたくさん実った。

 この 「八珍柿」は「平核無(ひらたねなし)」」と言われ、渋柿だが焼酎で渋抜き(これを「さわし柿」という)して食べると、柔らかい果肉でとろけるような甘さがあって美味しいが、この美味しい「八珍柿」は全国区だと思ったら、新潟県や山形県が主産地として栽培されていると聞き驚いた。

 今日来店されたお客様から「八珍柿」の由来について聞いた。
 「八珍柿」という名前は、「越後の七不思議」に次ぐ、八番目の大変珍しい柿という意味だそうだ。

 何が不思議(珍しい)かというと、「八珍柿」は種子が無いのに果実がなるからである。
 果実は基本的に受粉すると種ができ、種があるおかげで果実が大きくなる。もし成長する過程で種ができないと、落果しやすかったり、肥大しない。

 ところが「平核無」は、受粉はするが成長の過程で胚の発育が停止するため種が形成されないまま「受精」せずに、種ができないまま果実が落果せずに肥大して成長する「種なし果実」となる。

 この他に、受粉はしないで果実が成長する「種なし果実」として、「温州みかん」や柿の「次郎」、最初から種なしのぶどう「ヒムロッドシードレス」などがあり、これらは子房内の植物ホルモンが多いため、種がなくても子房が成長する。
 (この原理を利用し、「ヒムロッドシードレスを除く「種有りブドウ」はホルモン処理で成熟を阻害して「種無しぶどう」に、「種無しスイカ」は3倍体にすることで不妊化させたりなどをして人工的に「種無し」が作られている)

 また、果実の中で、受粉はするが種ができないで成長する「平核無」を「単為結果(たんいけっか)」と言い、受粉はしないで種ができないが成長する「温州みかん」など、種が出来にくいものを「単為結果性が高い(強い)」という。

 このように「八珍柿」はもともと種の有る柿の品種を人工的に処理したものではなく、突然変異種で種無し柿になった品種で、当然、種がないので種から増やすことは出来ず、増やすのは木の枝を接ぎ木したり挿し木などして増やしてきたのである。

 それから、この「平核無」の原木は、新潟県秋葉区(旧新津市)古田の川崎家敷地内の「タネナシ」と呼ばれていた樹齢300年前後の古木で、昭和6年10月に原木と確認され、現在は県の天然記念物にもなっている。
 
 昔から食している「八珍柿」であったが、これまで上記のような「八珍柿」ついては殆ど知らなかった。

2012年10月18日(木)
半日で地震が14回

 柏崎市の隣の十日町市で、昨夜22時48分から今日の11時15分の13時間の間にM1.3~4.2の地震が14回があり、震度4の時には柏崎も震度2になり、 其の外に今日は、東北の岩手、秋田、宮城や長野、栃木県などにもM2.4~3.8の地震があった。

 また、宮城県沖では2012年7月10日~2012年10月18日の間に92回の地震があった。
 我々も中越、中越沖地震で体験したが、東北の皆様の余震による恐怖心は大変なものと思う。
 二度と大きな地震がこないように祈りたい。

2012年10月7日(日)
へんまがる《方言29》

 来店された御客様から変形された眼鏡を持ってきて
「眼鏡がへんまがったすけ、直してくんねかのぉ」
と 言った。
この「へんまがる」とは「ひん曲がる」の意味で、「ひどく曲がる」である。
ただ時折、ただ「曲がる」という意味で使う事もある。

 由来は、口が「への字」に曲がった様子からきたのではないだろうか。


お買物ガイド K18愛ペンダント ネックレス
腕時計
補聴器 駄文 視軸記 トップ 1行目へ

e-mail:jtoku@be.wakwak.com
 〒945-0063 新潟県柏崎市諏訪町11-41
 TEL 0257-22-4553 営業時間 10時~18時
定休日:月曜日

前へ21 20 19 18 17 16 15 14 13 12 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1