がんば716ショップ
柏崎加盟店
 〒945-0063 新潟県柏崎市諏訪町11-41
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2010年10月 2010年11月 2010年12月
・106年ぶりの寒さ
・八坂神社が竣工
・ごちそうさま《方言9》
・マーキング(笑)
・規格外の時計電池
・米山に雪化粧
・こしゃえる《方言10》
・飴のぜんより笹のぜん
・電池交換時のチェック
・冬の雷、雪おろし
・車の冬用タイヤ交換
・こまっけぇ《方言11》

2010年12月23日(木)
こまっけぇ《方言11》
 「時計の中にあるこのネジ゙が錆びついていました」
と小さなネジを見せると
 「こまっけぇネジだのぉ」
お客様は答えました。

 『こまっけぇ』とは『細かい』という意味です。 
2010年12月10日(金)
車の冬用タイヤ交換

 雪国で冬の車を運転するには、冬用のスタッドレスタイヤが必需品だ。

 柏崎では12月になると、車のタイヤをスタッドレスタイヤに交換する人が増えてくる。

 雪が降ってからでは急にタイヤ交換ができず、ノーマル(普通の)タイヤのままで走ってスリップ事故でも起こしたら大変だからだ。

 それでも中には、雪が降らないのにスタッドレスタイヤで走るとタイヤの摩耗が速くなりタイヤ寿命が短くなると雪が降るぎりぎりまで交換しない人もいる。
 

2010年12月7日(火)
冬の雷、雪おろし

 来店した関東からのお客様が
「子供に雷や雷神の季語は夏で雷は夏に鳴り冬に鳴らないと教えたが、柏崎に来て冬も雷が鳴ることを知りこれが間違いだったと分かった。」
と言った。

 雷は太平洋側では冬に鳴らないが、日本海側では早い年には10月頃から鳴り始め、晩秋の11月にもっとも多く発生し、2月頃まで鳴る。

 新潟県では、この冬の雷の中でも11月と12、1月に特に激しい雷が夜に鳴り響く雷を『雪おろし』と呼ぶ。
 これには晩秋に初雪を降らす前夜の『雪おろし』と、12月、1月に豪雪になる前夜の『雪おろし』との2種類がある。

 『雷神さまが北から運んできた雪を空から降ろすからだ』子供の頃に親から聞いた。

 この『雪おろし』は標準語だと思っていたが、新潟県と山形県だけのようだった。
 また鳥取県や北陸では『雪おこし』と呼ばれているようだ。

 富山県では『ブリおこし』という。

2010年12月5日(日)
電池交換時のチェック(Ⅰ)

 腕時計の電池交換で来店されたお客様に
「今回は時計の電池寿命が短いのですが、時計を毎日せずに時々外していませんでしたか?」
と質問すると

「はい、外して
台所に掛けて置きます」
と答えたので

「やはりそうでしたか、その台所は夏に太陽があたり、掛けて置いた時計が熱くなるような所ではありませんか?」
と再度質問すると

「そうなんです。台所には西日が射し、夏の暑い日には置いてある時計に触ると『アッチチ!』というくらい熱くなっている事が時々ありました。でもどうしてそんな事が分るんですか?」
とお客様は不思議そうに答えました。

「当店では腕時計の電池交換時に、その年月を記して電池寿命を調べています。
 すると、前回の当店での電池交換時から今回迄の期間が異常に短いので、時計の使用方法に問題があると予想できたからです。
 今のお話でその原因が分りました。今回は電池交換をしましたが、今後は置き場所に気を付けて貰えれば電池寿命はもっと長くなります」

「あぁ、そうなんでしたか。今後は置き場所に気を付けます。
でも、そのような事まで気配りをして電池交換をしてくれていたとは知りませんでした。
有難うございます。やはりこのお店に時計を持ってきてよかった」
とお客様は言って帰られました。

今回のように、触って熱くなるような所に時計を置くと電池寿命が短くなるだけでなく、時計内部の油が乾燥して時計の寿命をも短くなりますのでお気をつけください。

 (電池交換時のチェックⅡ

2010年11月29日(月)
笹飴と夏目漱石
 夏目漱石は『坊っちゃん』で「越後の笹飴」と記しているが、漱石と『笹飴』の関係は森成胃腸病院の森成麟造との交流が大きい。

 漱石は明治43年(1910年)、『門』を書き終わった後、修善寺で胃潰瘍の療養中に大吐血した。
 その時、漱石を生還させたのは修善寺にあった長与胃腸病院の森成麟造と杉本の両医師だった。
 森成は以前から漱石の愛好者であった縁で、漱石は退院後に自作の句を彫ったシガレットケースを森成に贈っている。

 その年、森成は故郷の新潟県上越市高田に帰って結婚し、森成胃腸病院を開業した。

 その翌年、漱石が隣県の長野県長野市に『朝日新聞』の講演に来た時、森成は長野に迎えに行き、講演後高田に招いて歓迎した。
 高田では高田中学(森成の母校?)で漱石から講演してもらい、講演後には直江津の国分寺、親鸞の遺跡、郷津の石油会社などを案内した。

 その後もずっと森成は笹飴を、漱石はその返礼として本を贈ったりなどして、二人は生涯交際していた。

 また、漱石は越後の良寛和尚の書にも関心を持ち書や本を入手していた。
2010年11月24日(火)
飴のぜんより笹のぜん (飴の銭より笹の銭) 

 上越のお客さんが来たので「笹飴」の話をししたら、「笹飴」が分からないし「飴のぜん、より笹のぜん」 ということわざさえも分からないと言われた。 時代と共に 消えゆくことわざがここにもあったのかと知り、何か寂しくなった。

 越後のことわざに『飴のぜんより笹のぜん』ということわざがある。

 「ぜん」とは方言であって「銭」(「ぜに」ではなく「ぜん」という)、つまりお金を意味する。
 だから『飴のぜんより笹のぜん』を標準語にすると『飴の銭より笹の銭』になり、ことわざの意味は『飴の値段より笹の値段が高い』になる。
 つまり『「笹飴」は(主である)安価な食べる飴よりも、(従である)包装されてある「笹」の方が高い値である』ということである。

 例えば ネットショップで10円の商品を100円の送料を出して110円で購入する時に 「飴のぜん、より笹のぜん だったなぁ」などと言う。
 このような事から『飴のぜんより笹のぜん』の意味が『本末転倒』などとも訳されることがあるが、それだけではないと思う。

 それは
(1)、「10円の商品を100円の送料を出して110円で購入」して失敗したと思う人
(2)、「10円の送料を出して110円で購入」しても遠路の人にとっては電車代よりずっと安いので有難いと思って人
(3)、早急な購入を望んだり、買いに行く時間がなく「100円の送料」なら安くて有難いと思う人。

 以上のように商品の値より高い送料を出して購入することで、(1)の人は確かに嫌悪感があるが、しかし後の(2)と(3)の人は好感を持っている。
 このように「購入の目的は一律ではなく、それ(100円の送料を出しても欲しい)を望んでいる人も多くいる」という事を気付き、それに沿った商品開発を数世紀前にした。
 つまり『飴のぜんより笹のぜん』の意味は「逆転の発想をして成功させる」ということではないだろうか。
 
 笹飴は越後高田(現新潟県上越市)高橋孫左衛門氏によって発案され寛政2年(1625年)に発売されたものであるが、この笹飴は約400年間も越後銘産として親しまれ永続してきた実績がある。

 長年親しまれた理由は、①飴は食べる時に手に付いてベタベタするので、飴を笹で包むことでこれを解消する、②笹の葉には防腐効果があるので保存が効く、などの効果があるからである。
 尚、この笹の葉の防腐効果については、新鮮な笹の葉のジエチルエーテル抽出物や酢酸エチル抽出物などには,食中毒の病原菌とされるブドウ球菌や大腸菌に対する抗菌性が認められたという報告がある。

 このような安価な飴に、それより高価な笹の葉の付加価値を付けることにより価値観を増大させながら購買意欲を高め、それが一過性のものではなく人々の購買力を飽きさせることなく永続させた。

 この笹飴が消費者の視線に立った希有な商品開発であり偉大な発明だということは、自明の理である。

 『飴のぜんより笹のぜん』は、菓子職人だけではなく、商人、商品開発者、経営者にとって座右の銘にしている人も多くいると思う。

 私も子供の頃にこの水飴を笹で包んだ「笹飴」を食べたことがあるが、今はどうなっているのかとネットで調べてみると、今でも「笹飴」は健在で新潟県上越市高田で全国に販売されていて根強い人気があったことに安堵した。
 
 また、この「飴笹」は夏目漱石の小説「ぼっちゃん」の中にも出ている「越後の笹飴」のことである。

2010年11月23日(火)
こしゃえる《方言10》

 「眼鏡を壊したすっけさ、こしゃってくんねかの」
とお客様から言われ妻は
「???」

「標準語では『眼鏡を壊したから作ってくれないか』だよ。
『こしゃう』は「こしゃえる』とも言い、意味は『作る』で『拵(コシラ)える』がなまったと思う 」

と私が説明して妻はやっと理解した。

2010年11月17日(水)
米山に雪化粧

 昨日16日、早朝の柏崎の最低気温が4.5度になり、米山と黒姫山はうっすらと雪化粧した。
 この姿を写真で撮ろうとしたが、当日は曇り時々雨だったので思うようなシャッターチャンスがなく気付けば暗くなっていた。

 一夜明けた今日は朝から晴天でやっと秀麗な米山を撮る事はできた。と思ったら雪は溶けてしまって雪化粧の僅かな痕跡しか残っていなかった。(涙) 早朝に降った雪は昼の雨で殆ど溶けてしまったようだ。

 仕事の合間で撮るのでシャッターチャンスを捕えるのは難しいものだ。

2010年11月3日(水)
規格外の時計電池

 「他店で電池交換したが1年以内で電池が切れて止まった。電池交換して調べてほしい」
と言って客様が来店された。

 早速、腕時計を開けてみたら規格外の違った電池が入っていたので

「この時計には違った電池が入っていました。指定された電池を入れてなかったので1年以内で時計が止まってしまいましたが、正規の電池を入れ替えたので今度は約3年持ちます。


キャリバーナンバーによる電池一覧表
 当店では、セイコーやシチズンの腕時計の電池交換時には、キャリバー番号から指定の電池番号を電池一覧表で調べて正しく入っているかチェックしています」
と私が答えると

「やはりそうか、早く電池がなくなったのでおかしいと思っていたんだ。この店に来てよかった」
と言って帰られた。

「他店で電池交換をしたが直ぐに時計が止まった」
と言って来店されるお客様は時々いるが、その原因は前述の他に、電池の使用推奨期限が過ぎたものや
安価な電池が入っていたものなどがあった。

 電池交換時のチェックⅡ
2010年10月28日(木)
106年ぶりの寒さ

 新潟の上空に寒気が残った影響で冷え込み、柏崎では昨夜より今朝にかけて最低気温が4.5度と寒くなり、今秋初めて店に暖房を入れた。

 また新潟市では、最高気温が12月上旬並みの9.4になった。新潟地方気象台によると10月の最高気温が10度を下回ったのは106年ぶりで、観測史上2番目に低い記録的な寒さとなった。

2010年10月23日(土)
八坂神社が竣工
 柏崎祇園祭り発祥の杜の八坂神社が竣工した。
 八坂神社は平成19年、中越沖地震社殿が大規模損壊、その修復中の平成20年6月に不審火により拝殿が焼失した。
 この拝殿は新町惣吉こと4代目篠田宗吉善則が棟梁を務め、柏崎の三階節の中でも唄われているのでとても残念だった。
 竣工を心からお祝いする。
2010年10月11日(月)
ごちそうさま《方言9》 

 石川県の妻の友人からお土産にと九谷焼に陶器を戴いたので、私は「御馳走様です」と答えたら友人はキョトンとして怪訝な顔をした。

 脇に居た妻が「柏崎では方言で、食べ物を戴いた時けでなく、物を
戴いた時にも“御馳走様です”と言うのです。」と補足してくれた。
 友人は「あぇ、そうですか」と納得した様子で笑顔に戻った。

 私は「エぇー? 御馳走様って方言だったのか?知らなかった」と言ったが、知らないで使っている方言も多いんだとつくぐく思った。

2010年10月10日(日)
マーキング(笑)

 高速が1000円だったので、私用で妻と二人で石川県に行って来た。
 途中で休憩を兼ねてサービスエリアなどで何度が立ち寄ったが、私はその度にトイレに行った。 高速を降りても、道の駅だけではなくスーパーにまで立ち寄ってトイレに行くので、妻から「帰り道が分らなくならないように、犬のようにオシッコしてマーキングしてるの?」と言われてしまった。

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