60度のお湯で種子消毒 | ばか苗・いもち病・苗立ち枯れ細菌病に効果が有ります。 |
保温器が有る場合 | 水温58度 20分 水温60度 15分 多くは 60度のお湯 180L 500L 籾種8s 15s 浸水10分 10分 |
保温器がない場合 | 60度のお湯 20分 62度のお湯 15分 少量ならば、お湯お落としながら軽く攪拌をすれば、 保温器が無くても良いと思います |
効果 | 化学農薬と同等の防除効果が有ります。 |
発芽率 | 90%以上 |
作業手順 | @ 種子を計量し、布袋又は麻袋に入れます。 乾燥籾又は、塩水選別後であれば、1時間以内に温湯 浸漬します。 A 処理種子量は200Lのお湯に対して乾燥籾10s B 漬けたら直ぐに、お湯の中で上下させ速やかに種子袋の 中心まで温度が上昇するようにします。 C 温湯浸漬処理終了後、直ぐに冷水で温度を下げ、通常道理 の催芽作業を行ないます。 |
温湯の種子消毒後の 催芽作業 |
発芽を揃わせるのが目的で、 我が家では“芽吹かし” “吹かし”とも言います。 保温して発芽熱の温度を利用し、芽を出させるのだから “蒸かし”? かなぁ〜 (^_^; 人肌の湯に漬けて、積算温度1000度程度です。 温度×時間で計算します。 保温性が悪い場合は、時間を長めに取ります。 日数を掛けての催芽の時は、24時間に1回水を取り替え ます。 水道の水温での浸水は、時間・日数が掛かりますので、 お湯を使う方が、一番播種日の予定が立ちます。 播種の目安は、籾に白く小さい芽が見える程度が、 丁度良い頃です。 |
種子消毒剤使用の 通常の催芽作業 |
化学農薬使用の場合は2通りの漬け方が有ります @種子消毒剤を37度程度のぬるま湯に入れる。 袋に入れた乾燥籾を入れ12時間で出して、水切りをさせ ながら12時間後、再び化学農薬を入れた温水を作り、 12時間 浸けます。 この方法は発芽が揃いますが、 農薬は2回分使 います。 A種子消毒剤入りの37度程度のお湯に、袋に入れた乾燥籾を 入れます。 このまま48時間漬けます。 この方法は簡単です。 更に農薬が1回分で済みますが、発芽が揃い難いです。 経費削減の場合は 消毒薬に1回一晩浸け、その後2晩お湯につけます。 |
我が家の種子消毒 | 40枚分の種籾 古代米の種籾4畝分 吸水後、播種すると残る事に成る程度の量です。 @20Lのポリバケツを用意し、 60度のお湯を7分目まで張る。 A袋に入れた普通米を、揺すりながらお湯に浸けていく。 B次に古代米を入れる。 C普通米の袋の端を掴み、円を描くように攪拌。 D温度を見ながらお湯を落とし、60度まで戻す。 E7分間は温度が下がらないように温度を測り湯を足す。 Fその後は放置して、計15分後に水に揺すりながら3分程度 浸ける。 他の容器に水を準備しておくと良い。 Gバケツで37度の湯に浸ける。 直ぐに温度が下がるので 下がり難くなるまで38度くらいのさし湯で、様子を見る。 H安定したら夜まで放置。 I夕方6時バケツから出し、水切り・米に呼吸させる J夜10時頃、37度のお風呂に浸ける。 お風呂は保温性が高く、蓋をすれば20時間後にひなた 水程度まで維持してくれる。 K夕方再び出し、夜また浸ける 2晩同じ作業と成る。 L播種日ですね。 朝7時お風呂からだし、水が切れたら 筵に広げて、軽く乾燥させます。 暖かい所で広げると、籾の温度が下がらず、発芽が スムーズに進むように感じます。 この後の播種作業は、通常通りです。 |
発芽した? | 発芽までの日数が短縮できたように感じます。 発芽率は・・・・数えていませんが、しっかりと出ていますので、90%と言うより98%かな? 心配なら、1割り増しで播種すれば良いだけですよね? 我が家では、今年から薄播き・スカスカ植え(下手なのでいつもですが) の予定ですから、 薄播きの上に5%減位と成っているはずです。 |
☆スイカ | ☆じゃが芋 | ☆ツル無しインゲン | ☆防鳥ネット |
☆玉ねぎ | ☆長ねぎ | ☆トンネル早播き栽培 | ☆ロータリー |
☆白菜 | ☆キャベツ | ☆野積み堆肥に播種 | ☆小麦の後作は? |
☆南瓜 | ☆唐辛子 | ☆小豆の選別と保存 | ☆貝殻粉 |
☆トマト | ☆ピーマン | ☆お米と虫 | |
☆ナス | ☆ほうれん草 | ☆稲 | |
☆さつま芋苗の作り方 | ☆自家採種の種 | ☆温湯で籾種の種子消毒 |