播種から植え付けまで | 播種は、ポット播きです。 7〜8cm位のポットに種をまきます。 畑の準備が間に合わない、時期が早かった時には、ポットのサイズを大きくして、育苗を続けます。 逆に、早く収穫したい時は播種を1ヵ月速くし、この方法で育苗します。。 |
植え付け | 支柱栽培と畑に広がるようにする方法と有ります。 我が家では、普通サイズは畑に広がるように、 ミニは支柱で栽培しますが1m60cm位から 地面方向に下がらせ、自然に地面に広がるようにし、 葉から出た根に肥料を吸ってもらいますています。 “肥料無しでも” “肥料の吸収が良いから” と言いますが、蔓が伸びるし葉も茂る〜〜〜! 思うより肥料が必要です。 前年度、木が小さかった、種の袋に書いて有るより実が小さかった場合は、 肥料を大目に入れます。 しかし、元肥が多すぎると蔓ボケを起こしますから、蔓先に追肥です。 支柱に絡ませて栽培する場合は、葉の付け根から出る根が地面に付かない為、2割増し位にします。 |
摘心 | カボチャの種の袋を見てください。 5枚で摘心と書いて有る品種は、摘心した方が収穫量が増えます。 しかし、摘心しない品種も有ります。摘心無しの品種なのに摘心してしまうと、収穫量が減ります。 摘心前に、袋の栽培方法をよく読み確認した方が良いでしょう。 |
畑での地這い栽培 | 草が生えるのを押さえるには、マルチ以外に畝間にもビニール・シートなど、 敷き藁の場合は厚めに敷きます。 私は、逆に草の中から収穫しますので、マルチすら使いません。 “草の中から” の良い点は、元肥を多く入れても余分な肥料は草が吸ってくれるので、肥料を吸収しすぎて 南瓜の味が落ちる事が有りません。 肥料が多いと、さつま芋のように蔓ボケが起こしますが、草が調節してくれます。 敷き藁を敷かなくてもOK。 土の水分も吸ってくれて、一定の水分量に成り易くなります。 日陰に成りますので、実の日焼けを防ぎます。 草の中の問題点は、蒸れ易いと言う事です。 草の背が伸びすぎてきたら、踏みつけて倒しながら歩き回り、風の入り口を作ります。 又、草が混み過ぎている所で実の付いていない所は、草を刈り取ります。 草の種が落ちる前に頭の方を刈り取っておきます。 収穫時には、更に探すのに時間が掛かります。 雨の多い年は、南瓜の下に敷き藁を引いておけば安心でしょう。 |
追肥 | 支柱栽培は、早めの追肥と成ります。 普通サイズの品種は、 敷き藁が少なかったり敷いて居ない場合は、延びている蔓の葉の付け根から根が出て吸収していますので、 蔓の部分の前作次第と成ります。 一面シート、敷き藁が厚い場合は多めにします。 肥料が多すぎると・・・・・ 水っぽくなります。 味も悪くなりますのでご注意ください。 ミニ品種は、 葉の付け根から根が出ないようなので(出ても出始めるのが遅い)、早め・多目の追肥が良いと思います。 支柱栽培と書いて有りますが、収穫後半に入ると初めの頃に出た葉が、 枯れ初めて日が当たり実が日焼けを起こしますので、様子を見て収穫します。 途中から地面に下ろすと、元気に成り、収穫期間が延びますし、日焼けも起こし難くなります。 形の変形、病気の発生は見られませんが、着実は雨の影響を受け易く成る感じです。 |
収穫 | 南瓜の付け根の茎って緑ですよね。 ここにクリーム色?薄茶色の筋が入り始め コルク化が始まります。 この頃が収穫適期と成ります。 完全コルクでは、熟しすぎて味が落ちます。保存中には完全コルクと成りますが 問題ありません。 |
保存 | 冬至までは、味が落ちる事も無く保存できます。 冬至後は、一気に味が落ち始めますので、出来れば年内に食べてしまう方が良いようです。 完全に良い味の時点で食べるのならば、収穫1ヶ月以内と聞いていますが・・・・ 私は、気にしないので(?)気が付かない程度と思います。 保存は簡単! 涼しい風通りの良い日陰に置くだけです。 切った場合は、直ぐに種付きのままラップをして冷蔵庫の野菜入れへ。 南瓜の渋(?) 液体が出ますよね、その液体がラップを密着させ、保存期間を長くしてくれます。 長めに保存したい場合は、味を付けて煮ちゃいましょう。 通常より短めの煮込み時間で煮含め、煮汁を切って冷凍庫 へ。 解凍はレンジで。 |
自家採種? | 在来種、固定種でない限り、味が悪くて濃い目の味付けでスープ位にしか 料理できません。 自家採種をなさりたい場合は、必ず品種の確認をしてくださいね。 F1で美味しかったから〜〜〜 ? その種からは〜〜〜〜? 不味くて焦るでしょう(^▽^) |
麦マルチの効果 | アブラ虫・ウリハ虫を寄せ付けない様に、畝間に麦の播種を行っておくと方法です。 これは、前年の11月に南瓜の植え付け予定場所を決め、畝間に成る所に麦を播種。
苗を植えつける時には麦が成長していて、風除け虫除けになります。 蔓が延びてきたら、刈り倒してしまえばOK。 麦も収穫したい時は、穂刈・蔓をどかしながら麦刈りを行います。 麦を刈った場合、麦の残り肥料があればそれを吸収しますので、追肥は行いません。 試した結果・・・・ @麦の生長・収穫量は例年通り A南瓜に虫が付かない。 B麦の背丈の真ん中辺りに蔓が伸びていくので、実が地面 に付く実の下の方に良く出来るコルクは出来ない。 C麦の播種が濃すぎる・畝間が狭い所は、南瓜の生育が悪 くなる。 これは、先住麦の実の充実時期と南瓜の蔓の 成長速度が速くなる時期が重り、南瓜が負けるため? かと思われる。 D11月に播種した小麦を収穫する6月中旬に、3月に麦の 播種を行った所では花が終わった位に成り、背丈はとて も低く分けつはごく少量か分けつし無かったと思われる。 E3月播種麦の中の南瓜の方が、肥料の残り量も良く日当 りも良好なので、成長が良いが虫除けに成っていない感 じが有る。 F麦の雑草抑制効果は、大きな成果がるがスギナには、効 果が無い。 麦の畝間が広い場合は、雑草の成長も早く 効果は見られない。 スギナが密集する場合、受粉に影響 が多少出る様な感じもある。 G植え付け時の寒い風が当たらないので、風除けのビニール ・トンネル等は不要。 H麦を刈った場合、蔓がひっくり返ったりヒゲ蔓が蒔きつく物 が無くなるので、南瓜の蔓の安定性が無くなり、実に日が 当たり易くなる。 来年も行う場合の注意点 @麦と南瓜の共存の場合、麦の穂肥になってしまうので、 南瓜の元肥は大目にする。 A麦の畝間は、通常の2倍取る方が、南瓜の成長が良い。 B穂刈を行う事で、南瓜のその後の成長への影響が最小限 になる。 C時間が取れるならば・・・・ *麦の播種前に南瓜用マルチを幅を広めに張っておく。 *追肥が出来るように浅く裾を浅く埋める。 *マルチの畝間に麦を播種。 *南瓜の播種は遅めに行い、畝間に蔓が延びる次期と 麦刈りの時期との鬩ぎ合い直前と成る様に注意する。 麦を蒔かずに、草・日焼けを防ぐには @マルチを掛ける。 Aマルチの畝間は70センチ程度。 B株間は50〜60センチ。 C元肥は大目とし、追肥は無し D畝間には、敷き藁を厚めに敷き詰める。 葉の密集により・・・ @雑草の発芽を抑制する。 A花に雨が当たりにくくなる。 B茎が伸びやすくなるので、地面際の風通しは良い。 C実の日焼けは起こしにくくなる。 マルチの問題点は・・・・ @処分日に回収所へ持っていく(一般ゴミに出せません) A外すときに、取りきれなく畑に残ってしまうことがある。 B経費がね〜〜〜マルチって結構高い!(^_^; 販売価格と経費の鬩ぎ合い!? 雨が多い場合は実付が悪いので、沢山植えるほど〜(^_^; C吹きっさらしの畑なので風が強く、張るのが大変!! D肥料量の決定に、自信が持てない(^_^; *土盛りで流出量が多い。 *雨次第で流出量が変わる。 *マルチ密集栽培では、足りなかった場合、 追肥が行 いにくい。 今年は、工事が入っているので面積は少なく、畝間・植え付け間隔共にスカスカで80本。 後30本は植えられるけれど、 来年は2割増しの広さ!! 人手を考えると・・・・畑一面に南瓜を植えようと考える事が、間違っていると言うことのようですね〜 密集栽培で、面積半分の方が楽そうです。 追肥は〜〜〜いつもの手で〜〜〜畝間にばら撒くだけで放ったらかし!! これでいきましょうかぁ〜 結局、手抜き栽培の方法を考察しただけと成りましたm(._.)m |
野積み堆肥を利用 | 1年と少し前に積んだ・・・前年度の野積み堆肥の利用です。 コンパネ等で積んだ堆肥の外側に植えつけます。 ポットのまま置いても根が伸びてきますから OK!! 蔓から出た根からは、肥料の吸収をさせない様にします。 初期成長は悪いです。実の付きも遅くなりますが、8月中旬に収穫がピークと成り大きい南瓜の収穫が出来ます。 蔓の伸びもよく、生長期間が長くなります。 注意事項は、積み方が浅い場合は雨を吸いやすく肥料成分の流出が大きい為、蔓ボケをします。 コンパネを横に寝かした高さで作り、半分位まで嵩が下がっている野積み堆肥を利用してください。 |
☆スイカ | ☆じゃが芋 | ☆ツル無しインゲン | ☆防鳥ネット |
☆玉ねぎ | ☆長ねぎ | ☆トンネル早播き栽培 | ☆ロータリー |
☆白菜 | ☆キャベツ | ☆野積み堆肥に播種 | ☆小麦の後作は? |
☆南瓜 | ☆唐辛子 | ☆小豆の選別と保存 | ☆貝殻粉 |
☆トマト | ☆ピーマン | ☆お米と虫 | |
☆ナス | ☆ほうれん草 | ☆稲 | |
☆さつま芋苗の作り方 | ☆自家採種の種 | ☆温湯で籾種の種子消毒 |