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ウェディングドレス 1998年11月20日に挙式が決まり「結婚したら長期旅行は セーブされる!」というあせりからカズを置き去りにし、1998年1月に高校時代からの親友「のざき」とイタリアに飛んだ。その旅はまるで「ドロンズ・パンヤオ」並みで、普通の日本人OLがこなす、JJの付録や切り抜きを片手に歩くお気軽な旅とはまるで違っていた。これで、私たちの旅先での服装はだいたい理解できると思う。
私のそのさまを見てのざきがアッという間に店のドアをノックしていた。店の中には50代女性が椅子に座って本を読んでいたのだ。私は「オイ。オイ。こんな格好しててもいいわけ?!」と思いつつ店を開けてくれるのを願った。すると、その女性は私たち小汚い「謎の東洋人」の急な訪問にものすごくビックリした様子だが身振り手振りで「あのドレスを試着してみたい。」と伝えると快く承諾してくれて試着も手伝ってくれた。 実際に試着してみると、サイズもピッタリで、それはもう欲しくて欲しくてすでにその時点で「どうやって日本に持ってかえろうか」を考えた。 私はドレスを着たまま値段の交渉に入った。日本円で約28万だったのを20万まで値切った。すると、私に何やら執拗に同じ単語を繰り返し語りかけてきて、その返事を待っていた。 店員のその女性はイタリア語しか話せず、まったく英語は話せない。「何が聞きたいんだろう。」と悩み、思い当たる事をいろいろ伝えてみたがどれもヒットしない。私はまったく理解できずにいるとどこかに電話をかけはじめた。どうやらその電話の相手は英語が話せるらしい。その電話の相手が通訳となるハズだったのだが強烈なイタリアなまりと私の英語力の無さとで結局失敗に終わってしい、ついにドレスを買うことができなかった。 バツが悪くなった私とのざきはその女性に平謝りをし着替えをしてそそくさとその店を後にした。今でもそのときの単語「アッピド」だか「アッフィド」だかの意味は不明である。 そして、帰国後休みの度にデートを兼ねてドレスショップに足を運んだ。ほとんどの店は「フワフワ・ヒラヒラドレス」ばかりを扱っていて、「ナポリで見たドレス」がおいてある店は無い。また、イタリアドレスがあったとしても、ものすごくいい値が付いていてバジェットオーバーである。イライラしながら結婚情報誌ゼクシーを見ていると、代々木上原にある「ラ・コンチャ」というドレスショップを見つけた。
かすかな期待を胸に二人で早速「ラ・コンチャ」に行ってみた。するとそこは普通のワンルームマンションの一室。今まで足を運んでいたドレスショップとは大違い。ちょっと面食らってしまったが、そこには私の求めていたドレスがところ狭しと並んでいた。私は大喜びで店員の対応も小さいお店ならではの気配りで心地よかった。私の顔がスマイルになったので、カズはホッとした様子。私はアッという間にたくさんあるドレスの中のひとつを選び、恐る恐る値段をチェックすると、ちゃんと「ナポリプライス」ではないか!「なんて良心的なの!」と感激し、その場で決めてしまった。
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