ホール営業マン

《就職方法》

学歴は重視されないので、普通に高校・専門学校・大学の求人票で応募し、入社するという方法もありますが、中途採用の割合も高いです。

就職情報誌、特に転職の情報誌に募集が載ることが多いもよう。面接は、営業経験があれば有利です。パチンコやスロットの知識・技術よりは営業経験が重視される仕事だからです。実際、ホール営業マンとして働いている人には、同業他社だけでなく異業種からの転職組が多いのです。

《仕事内容》

他の業界の営業は、顧客の新規開拓を行なったりしますが、ホール営業の顧客であるパチンコ店は数が限られているため、基本は得意先回りということになります。

仕事は新台の売り込み、販売が主。それに加えて、新台の立会い(新台が入った日の朝、パチンコ店内で険しい顔でたたずむ黒スーツの人々を見たことはありませんか?)・台導入後の設定のアドバイス・機械のメンテナンスなど、パチンコホールをこまめにフォローする仕事です。メーカーからみて、代理店という位置づけ。

特定のメーカーに特化していない販売会社の場合は、顧客のホールのニーズ・客層に合わせた機種を考えて、ホールの売り上げを上げるための提案をしていきます。ホールの開店・閉店時間に合わせたスケジュールも多く、納品作業などで夜遅くなることもあります。

《賃金》

その会社の歩合の程度や、月給制か年俸制か等、給与体系はいろいろです。歩合はほとんどの会社で設けられていて、営業成績によって給与・ボーナスが変動するしくみになっています。月給の相場としては20万〜50万くらいです。