店員とアルバイト
《就職方法》
アルバイト情報誌を買うと、必ずといっていいほどその募集を見かけることができます。その他、新聞の折り込みや、店のHPなどでも募集をしています。
特に資格はいらず、人事担当者との面接のみで、よっぽどのことがない限り(日本語が危うい・明らかに態度が悪い、等)採用されるようです。接客業のため、やりすぎな茶髪やアクセサリー等、派手なファッションに関しては指導されます。
大手のホールの中には、正社員のみでアルバイトの採用がないところもありますが、たいていのホールはアルバイトからの入社OKです。また、最近は新卒を積極的に採る企業が増えており、大卒も珍しくはなくなってきています。
《仕事内容》
もうもうとタバコの煙が流れ、パチンコ・スロット台の出す大音量の中を走り回る肉体労働です。狭い通路の中で、大当たりした客の箱を交換したり、コイン補充をしたり、時にはクレーム処理に追われたりと、神経も使います。
アルバイトの場合はシフトで勤務時間が固定していますが、社員は仕事の量も多く、拘束時間も長くなって、さらに昼と夜のシフトの連続で生活が不規則になり、ストレスがたまります。離職率も非常に高いのが特徴です。
《賃金》
アルバイトの時給はホールや地方によって差はありますが、¥1000~1500ほど。(派遣会社を通すと若干下がります)社員の月給は、新卒の一般的な初任給くらい。が、ボーナスが少なく、退職金もでない企業が多いので、トータルでみた待遇は決して良いとは言えないでしょう。