1日目

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 9月21日。九州に向け出発です。EIKIは前日も残業で寝たのは2時過ぎ。長旅のドライバーには十分睡眠を取っておいてもらわないといけないので,9時半出発と遅い出発です。
 京都東ICから名神高速に乗り,吹田JCTで中国自動車道へ。神戸から山口までは山陽自動車道を走りました。関門海峡を渡り,九州小倉東ICまでは,575キロの道のりです。岡山,広島,山口は横に長い県なので,なかなか先に進まない感じがしました。

 途中,トンネルの多い山陽自動車道でEIKIがライトを点けようとしたら,一瞬ハイビームになってしまい,前にいた長崎ナンバーの車は煽られたと思ったのか一度は横によけました。しかーしその後,後ろでライトをチカチカするわ,蛇行するわ,抜かして前を走り,急に速度を落としてみたりとすごい嫌がらせをされて怖い目にあいました。

 小倉東ICに着いたのは3時。ここから国道10号線で大分県へ南下します。10号線は混んでいて,なかなか進みません。耶馬溪に行こうとも思ったのですが,小雨がぱらつき天気も悪く,思ったより時間もかかったので,第二の計画の別府へ向かいました。下道は混んでいるので宇佐から別府まで宇佐別府道路を使いました。

別府湾サービスエリアからの眺め。別府の街が見えます。晴れてたらもっと景色がいいでしょう。海の反対側には伽藍岳。この辺りでもすでに硫黄の匂いがし,所々煙が上がっているのが見えます。


 別府で目指すは堀田温泉「夢幻の里」。露天の家族風呂がいくつかありとてもよかったと教えてもらったからです。ガイドブック「るる○」によると高速道路の高架を超えた辺りになっていますが見つかりません。うろうろしてもう一度IC近くに戻ってみると,高架の手前右側に堀田温泉の看板を見つけました。うそ書いちゃダメだよ,るる○!
 細い道を上がっていくと「夢幻の里」の看板を発見。しかし,その先には民家が一軒あるだけで,道路は終っています。その民家で道を聞くと,その道路を行くとあるといいます。細い道を工事してたので余計分かりにくかったのです。
 そして,ちょっと鄙びた感じの温泉宿を発見。「夢幻の里」です。しかし,なんと「21日金曜日は休業します」との張り紙が!! 3連休を控え工事をしていたようです。ツイてないです。
 別府にはたくさん温泉がありますが,立ち寄りできるのは5時ごろまで。すでに5時を回っています。せっかく別府まで来たのにどうしよう。どこかいい所がないかと探すと,砂湯で有名な「竹瓦温泉」が9時半まで営業しているとのこと。早速,別府湾に近い「竹瓦温泉」まで移動です。

 「竹瓦温泉」は明治12年に建てられた古い瓦葺の木造の公衆浴場です。砂湯は780円,温泉は100円です。温泉の値段の割に砂湯のお値段が高い気がします。温泉は地元の人用,砂湯は観光客用って感じなのかな?
 砂掛け券をもらって,タオル1枚を用意して入っていきます。まず,掛け湯をしますが,この時お湯に浸かってしまったり,体を洗ってはいけないそうです。体の上にタオルをかけて砂の上に横たわると,砂掛けさんが体に砂を掛けていきます。思ったより重みがありずっしりきます。足先と顔を残して砂に埋まると,10分間を目安にじっとしています。思ったより蒸し蒸ししませんが,手でちょっと砂を掘ってみるとじわっと熱いお湯が出てきてやめました。
 起きる時は,自分で砂から抜け出します。タオルは泥だらけ。ちょっと洗ったくらいでは砂は抜けません。自分のではなく買えばよかったと後悔。

いい感じの木造建築の「竹瓦温泉」。入り口の横の窓が空いていて,上半身裸の男の人が...。男風呂見えてるよー。
右はちょっとピンぼけだけど,砂掛けさんが砂をならしているところ。


 さて,今日のお宿は湯布院の山荘「霧の里」です。別府から湯布院へは山道を超え30分ほど。竹瓦温泉でちょっと待たされたので,6時半からの夕食にちょっと間に合いません。電話を入れると,丁寧に別府からの行き方を教えてくださいました。でも,ちょっと迷った私達。
 「霧の里」はご主人と奥さんが二人で経営されていて,部屋は5部屋。小さいけれどこぎれいで素敵な宿でした。お食事は牛肉のほう葉焼きを中心に,サトイモの煮物など約10品ありました。
 温泉は弱アルカリ性単純泉の露天風呂と内風呂で,予約表で予約して貸し切りで入ることが出来ます。宿泊客は5組だけなので,ほぼ好きなときに入れると考えていいでしょう。この日は急に寒くなっていて風も強く,夜の露天風呂は寒すぎました。内風呂は小さな岩風呂でお湯の温度も外よりちょっと高めでした。

山荘「霧の里」の入り口お食事。これで全部じゃありませ〜ん。