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家庭で出来る防災・減災対策

 災害は、いつ、どこで起きるかわかりません。災害への取り組みは、災害に勝とうとするのではなく、災害を防ぐこと、災害の被害を軽減すること(減災)が重要です。
 ここでは、家庭で出来る防災・減災対策や、被害を軽減することに役立つような情報を掲載しています。
 災害の時には、第一に「身の安全を守り、生き残る」ことを考え、いざという時にも慌てることなく、みんなで力を合わせて被害を軽減しましょう。災害ボランティアとして被災地で支援活動を行うためには、まずは自分自身が災害から身を守ることが必要です。

※災害には、「自然災害」と「人的災害」がありますが、ここでは自然災害について掲載しています。以下、「災害」は「自然災害」としてご覧ください。

1.災害を知ろう

 災害と言っても、その種類は様々です。減災の取り組みのためには、まず災害について理解する必要があります。
○災害には、「地震、火災、噴火、土砂、台風、豪雨、洪水、津波」などがあります。
○日本国内の災害
日本は、その位置、地形、地質、気象などの自然的条件から、地震、台風、豪雨、洪水、津波、土砂災害、火山噴火など、災害が発生しやすい国土と言われています。

災害を知ろう
国土面積
全世界の 0.28 %
2022年マグニチュード6以上の地震回数
19回( 国内の震度1以上の地震回数:約2.000回)
活火山数
日本:111 /全世界 1.500
【令和4年防災省白書より】
2.栃木県内の主な自然災害
災害が比較的少ないといわれている栃木県ですが、過去には主に次のような災害がありました。
年月日 災害名 死者・行方不明者
(栃木県内)

T12.9.1
S6.6.9
S22.9.14
S24.12.26
S61.8.5
H2.9.19
H10.8
H14.7
H23.3
H24.5
H25.2
H27.9
R1.10

関東大震災
西埼玉地震
カスリーン台風
今市地震
茂木水害
台風19号による竜巻被害
那須水害
栃木市水害
東日本大震災
益子・真岡・茂木竜巻被害
栃木県北部を震源とする地震
関東・東北豪雨
東日本台風(台風19号)



438名
10名
6名

22名

4名


3名
4名

3.災害は変化しています

○最近 10年間に集中豪雨が著しく増加 しています。平成16年には、それまでの観測史上最多であった6個を大きく上回る10個の台風が上陸しました。また、令和元年には、栃木県内においても、東日本台風による甚大な被害が発生しました。
○これまで観測史上、例を見なかった竜巻災害による死者が発生しています。
○阪神淡路大震災、新潟県中越大震災、福岡県西方沖地震、能登半島沖地震、新潟県中越沖地震、岩手・宮城内陸地震、東日本大震災、熊本地震、北海道胆振東部地震など、大きな地震が発生しています。

4.災害のリスクに備えよう(減災)
地震対策地震対策(グラグラッとくるその前に)
風水害対策風水害対策(台風や大雨に備えて)
土砂災害対策土砂災害対策(がけ崩れ、こんな前触れに注意)
火災対策火災対策(自宅から火を出さないために)

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