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火災対策(自宅から火を出さないために)
火災対策  地震や水害では、火災が発生することがあります。火災が発生するとご自宅だけではなく、延焼することで更に大きな被害をもたらすことにもなります。
 阪神淡路大震災では、広範な市内各所で、建物の倒壊から火災が発生し、2日目、3日目にも火災が多く発生しています。また、東日本大震災では、地震による火災の他、津波による石油タンクなどから海上に流れ出した大量の油に、電気部品のショートや漂流物の摩擦によって火が着くなど、通電火災も多く見られました。

自宅から出火させないために自宅から出火させないために(まずは身の安全確保)
(1)第一に身の安全を確保しましょう。
(2)大きな揺れが収まってから火を消し、ガスの元栓などを閉めましょう。
(3)万が一出火しても慌てず、火が小さなうちに初期消火を行いましょう。
(4) 通電火災に備えてブレーカーを落としましょう。(停電後に電気が復旧した場合、電気機器が作動し発火する恐れがあるためです。)
慌てずに初期消火慌てずに初期消火
・出火から3分以内が消火できる限度と言われています。
・消火器や水の他、お風呂の残り湯なども活用しましょう。
種別 初期消火のポイント
油なべ

水をかけるのは厳禁です。
・消火器がある場合は、なべに向かって噴射し、火が消えたら元栓を締めます。この時、なべの中の油が飛び散らないよう注意しましょう。(壁に向かって噴射し、消化剤を反射させて消火するなどの工夫が必要です。)

配線(電気製品) ・いきなり水をかけると、感電する恐れがあります。コンセントからコードを抜き、ブレーカーを落としてから消火しましょう。

カーテン
ふすま
障子

・火が燃え上がるときの通り道となるので、天井まで燃え広がる前に水や消火器で消火しましょう。
・間に合わないようなときには、カーテンはレールから引きちぎり、ふすまや障子は倒して消火しましょう。


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