1.土台
土台材については、最初は防腐処理された4×4材を購入しようとしたのですが、いざホームセンターに行って見てみると、反り捻れがひどくてとても土台として使えるような物がありませんでした。そのため、近所の木材店から防腐処理された90×90mmサイズの土台材(栂)を購入。このとき、せっっかくなので構造材の一部となるSPF材(12ft)のものと併せて自宅まで搬入してもらいました。さすがに3mを超える木材を運搬するにはトラックが必要ですので、近所の店を利用した訳です。
2.構造材
構造材となる2×4材は近所のホームセンターで8ftサイズのレッドシーダー材の在庫処分品を購入。また、屋根トラス材にはSPFの2×4の8ft材を必要数だけ購入。これらの購入の際には、店頭在庫の中からできるだけ反り、曲がりのない綺麗なものを選別して購入しましたが、この選別だけでずいぶん時間が掛かりました。設計上、長さの必要な2×4材については、ホームセンターのものは長いものほど反り、曲がりがひどいので、木材店で12ftのSPF材を購入することにしました。
構造用合板については、12mm厚のサブロク(910×1820mm)のものを必要数だけ購入。
Garageひとつ分の資材となると、普通に個人が購入するような量ではなく、乗用車での運搬は無理ですので、ホームセンターの無料貸し出しの軽トラックを利用しました。また、各部材の購入に関しては、保管場所と作業場所等の問題も考え、全体の工程を整理して線表化し、必要な時期に必要な量を購入することが重要です。そうでないと、部材の保管で場所を取られてしまい、作業スペースが圧迫されてしまいます。例を挙げれば、構造壁をある程度作るまでは屋根用の部材は不要ですので、分割して調達することが可能です。
そうしないと、庭先に木材を積み上げておくスペースが嵩みますし、雨が当たらないようにビニールシート等で養生する手間も増えてしまいます。
※ホームセンターでの買い物は夕方に:軽トラックを借りるにしても、その往復時間だけでも意外に時間を取られますので、できるだけ夕方からの時間帯に購入作業を行い、翌日は早い時間から作業を始められるようにすると、時間に無駄が生じません。
3.屋根材
今回は屋根材として、アメリカ製のアスファルトシングルを少し離れたホームセンターまで行って調達しました。このホームセンターは日本屈指の規模を誇る店舗であり、様々な部材が揃うのですが、軽トラックの貸し出しサービスがないので、個人で利用するには大きな材料を買いにくいのです。よって、近所のホームセンターでも購入できる木材などはそこの軽トラック貸し出しを利用し、近所のホームセンターで扱っていない屋根材購入に関しては、非常に重いのでマイカーにて3回に分けて調達に出かけました。
屋根材について注意が要るのは、屋根の下地合板(野地板)の上にルーフィングという薄いシートを敷き、その上に住宅で言うところの屋根瓦に当たる、アスファルトシングルを張り詰め、専用の釘で止めていくことになります。ルーフィング材はロール売り、アスファルトシングルは束になったものを購入しますが、素材が素材なので、非常に重いです!シングル材は一束で40kgちかくありますが、これを10束近く購入する必要があります。
4.ドア、窓、シャッター等の部材
ドアについては、自作しますが、経験がないのでGarage本体を作りながら考えていきます。基本的には、2×4材で枠を造り、そこに外板を張ることになるでしょう。
窓は輸入キットガレージ用の窓を単品で購入します。これは、自宅の外構工事を依頼した業者さん経由で購入できました。
シャッターについては、近所の木材店で、一般的な巻き上げ式の手動と電動のもの、最近見かけるようになったオーバースライダー(折れ曲がりながら屋根の下に格納されるタイプ)の各種について何種類か見積もりを取りましたが、やはりかなり値段が張ります。当初予定としては、電動巻き上げ式を想定して進めます。
5.外壁材
これも近所の木材店で見積もりをしてもらい、購入することにしました。張り方としては、昔ながらの下見張りというもので、言葉で説明すれば、幅の広めの板材を水平に張り、その上には一部を重ねて(オーバーラップ)、次の板を続けて上へと張っていくというものです。この選定には、随分悩みましたが、コストとの関係で一番納得のできる方法を採りました。
6.電動工具等
Garageを造るには手工具だけではほぼ不可能です。少々、初期投資が必要となりますが、電動丸ノコ、充電ドライバードリル、曲尺、チョークライン、水準器その他の必要な工具類を購入します。また、養生用のブルーシートなども必要になります。
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