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Garaging & Carlife

 

 

 L●Self-Build Garage

Update:2002/11/16 

昔から欲しかった、自分のガレージを、自分の手で造る!
構想〜企画〜資材の調達〜建築まで

 

 

 

 

1.構想編 
  (2002/11/12) 

2.設計編
  (2002/11/16)

3.参考書籍など
  (2002/11/16)

4.材料調達編

5.建築日記

 ・作業 1日目

 ・作業 2日目

 ・作業 3日目

 ・作業 4日目

 ・作業 5日目

 ・作業 6日目

 ・作業 7日目

 ・作業 8日目

 ・作業 9日目

 ・作業10日目

 ・作業11日目

 ・作業12日目

 ・作業13日目

 ・作業14日目

 ・作業15日目

 ・作業16日目

 ・作業17日目

 ・作業18日目

 ・作業19日目

 ・作業20日目

 ・作業21日目

 ・作業22日目

 ・作業23日目

 ・作業24日目

 ・作業25日目

 ・作業26日目

 ・作業27日目

 ・作業28日目

 ・作業29日目

 

 

 

2.設計編                  New:2002/11/16  
        

◆セルフビルドに踏み込む

こんな状況なので、このあたりから本気で自作(セルフビルド)を考えていくことになります。

さて、じゃぁ、どうやってGarageを造ろうか、となるとなかなかハードルが高いように感じますね。日本においては何かを作るというと、「日曜大工」という言葉を連想しますが、そもそも、この範疇にはGarage造りなんていう概念は含まれていないのですね。 

 しかし、ここで自宅を建築する際にいろいろと構造などを勉強して得られた知識が役に立ったのでした。日本の在来工法というのは、木材を縦横に組み合わせるスペースフレーム的な構造ですが、北米などで主流の2×4(ツーバイフォー)工法というのは、構造用合板と断面が2×4インチ(正確には製材の関係で寸法は異なる)の木材を組み合わせてモノコック構造のように組み立てるもので、あまり熟練の必要が無い、素人でも手を出しやすい工法です。

DIYの盛んなアメリカでは自宅を自分自身で造る(セルフビルド)人も少なくありません。(最近では日本においても自宅をセルフビルドをする人が出てきています。)

※当初検討していたアメリカ製のキットガレージは当然のように2×4構造で組み立てられます。

 ここからさらにGarage造りのための勉強にのめり込んでいくのでした。

 

 

◆市場の製品を見て設計を盗む

 ワタシは多少知識があったにしても、そもそも建築には素人の人間ですから、製作手順や強度検討などを全部できる訳ではありません。よって、雑誌やWebなどを通じて先例をいろいろと見てみました。

 その中で、一番よく見たのは“ドゥーパ”と“Garage Life”に掲載されていた、某輸入キットガレージの組み立て記でした。このような製作手順を写真を併用して紹介してあると、構造も推測できるし、組み立て手順から、どのように設計すべきかもだんだん分かってきます。その他にも、国内で製造されている某キットガレージなどの内部構造も参考にしながら手書きで図面を引き始めました。

 

 

◆材料の検討と金額を見積もる

 ある程度図面ができてきたところで、使用する材料とコストを併せて検討していきます。というのは、市販されている木材はある程度流通しているサイズが決まっているため、その流通のルールを無視した設計にしてしまうと、構成上のサイズが足りなくなったり、余分な部分が出てしまったりして無駄なコストをかけることになりかねません。これは学生時代の設計演習(建築ではないけど)などを思い出しながら構造、仕上がりサイズを再度検討していきます。

 材料のサイズそのものは2×4(2×6)材をメインに使用しますので、木材断面サイズはほぼ決まってます(購入する店によって、わずかにサイズ変動ある)ので、ホームセンターで調達しやすい長さを中心に検討することになります。

※ホームセンターでなくても、材木店からの購入でもよいのですが、ホームセンターの方が大量調達するので、店頭価格は安くなる傾向があります。ただし、ホームセンターのものは仕入れルートによっては質がイマイチの場合があり、この点では木材店の方が品質が安定しているように思います。

 近所のホームセンターを見てみると、通常のSPF材と在庫処分らしいレッドシーダー材の2つが入手しやすいことが分かりました。

SPF材は一番流通が多いのですが、材としての耐久性はレッドシーダーの方が高いといわれています。そのため普通なら小売価格がSPF材よりもかなり高いのですが、今回は在庫処分品としてSPFより安く売られているたため、それをまとめて購入することにしました。通常の2×4住宅の壁パネル製作には、柔らかいレッドシーダーを使うケースはほぼないのですが、Garageという小さな構造なので問題は無いでしょう。

この在庫処分価格を元に、図面から部材として見積もり表に落としていくと、ある程度の概算コストが分かってきます。この算出コストを念頭におきながら製作の構造の細部を煮詰めていきます。

 

 

◆構造の決定

 今回の素人設計において懸念事項と解決法は以下の点でした

 

1.耐久性に関わること

 (1)基礎、土台のつくりかた

   当初考えていた輸入キットガレージを止めた理由のひとつに、土台を用いず、10cmほどの高さの土間コンクリートの上に直接建ててしまうという点がありました。建築等に携わる知人に相談したところでは、やはり下からの湿気により構造が傷みやすいだろうとのことでした。

 結局、オール自作となったことで、防腐処理された土台材を購入して設置することとします。実際、それ以外のキット製品(国産キットGarage等)では、ある程度の高さの基礎面の上に土台を敷く形のものがほとんどです。

 

 (2)壁構造

   輸入キットガレージの構造での難点がもうひとつ。それは構造材である合板が内壁、外壁を兼ねるという簡易な構造で問題がないかということでした。自宅の設計時に調べた知識を元に考えると、やはり太陽光や雨風に常に晒される外壁は傷みやすいことは否めません。となると、Garage構造の基本である構造用合板は外気に直接晒すことは避ける方が良いことになります。実際、住宅建築において、内壁と外壁が共用である構造はログハウスくらいなもので、通常の工法では構造壁の外側にサイディングと呼ぶ外壁を別に張って2重構造とすることで耐久性を確保しているのです。

 耐久性とコストというのは通常、比例関係にあるので、前述のように2重構造にして耐久性を確保すると、その分、サイディング部分の部材が必要になるので、コストはその分高くなってしまうのですが、せっかく造るのですから、耐久性を優先することとしました。これが予算オーバーの第一歩でしたが...

 

2.使い勝手に関わること

 (1)シャッター開口サイズ、シャッタータイプ

   なにぶん素人ですから、シャッターを自分で着けたことなど皆無ですし、取り付け工事の詳細も分かりません。おまけに、シャッターは一番単価の高い部材ですので、サイズ、タイプの選定が大きくコストに跳ね返ってくるので重要なポイントです。知人のアドバイスでメンテナンス等の問題を考慮し、これは取り付けも込みで近所のシャッター扱い店(木材店)に相談し、見積もりを取ります。

 

 (2)ドア、窓の位置と数

   シャッターはあくまでも車の出入りがメインであり、人の出入りにはそれだけでは不便なので別にドアを設ける必要があります。このドアも購入すると結構なお値段がしますから、今回は自作する方向とします。

   窓については、住宅用の部材を購入する手もあるのですが、単価が高くなるのと、ちゃんとした窓となると、取り付け自体に手間がかかること、取り付けサイズの点や、Garageであることなどから簡易なものでよいと考え、前述の輸入キットGarageの構成品である上下窓(単品で購入可能)を購入して使用することに。窓位置については、内部での作業の際の採光を考え、当初は3つの窓で検討していたのを、2つ追加して計5箇所の窓を設置します。(これは壁製作中に変更追加)

 

 

3.組み立ての容易さに関すること

 いくら部材コストが安くなっても、限られた時間の中でセルフビルドするためには、組み立ての容易さも十分に考慮が必要です。基本的には、ワタシ一人での作業がメインですから、当然クレーンを使うような工程を組むことは不可能です。よって、構造を組む際には、なるべく軽量コンパクトな部材を要領よく組み合わせることが必須となります。

 2×4工法においては、構造壁を作ってある程度組みあがったところで強度が出てくるのですが、その壁の組み方にもいくつかやり方があり、

 ・2×4材でスタッドを最初に土台に立ててしまい、そこに合板を張っていく方法と、

 ・2×4材と合板で分割された壁パーツをそれぞれ造り、一気に土台に立ち上げて結合する方法

があります。前者は組み立ての際にそれほど重量が伴わないので扱いやすい反面、歪みが多い2×4材を立てて垂直、直角の精度を出すのが大変重要になり、難しいと判断しました。よって、後者の、壁パーツを分割して造り、それを立ち上げていく方法の方が精度を出しやすいと判断し、こちらの手法をとることとします。重量の点については、壁パネルの分割によってカバーしようとするものです。

 

 

  

 

 


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