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男と女のダイアリー 〜悲恋〜

 八月十八日にプレイステーション2のゲーム「ドラゴンフォース」が発売された。いつぞやの日記にも書いたのだが、元はセガサターンのゲームだったドラゴンフォースが自分は大好きだった。今回のリメイク版も絶対に買おうと思っていたのだが、やはりやめた。
 ゲームで遊ぶと、遊んだ分だけ時間を費やす。新作ゲームをプレイするのも抵抗があるのに、飽きるまで遊んだゲームで再び時間を浪費するのが非常にもったいないと考えた。だからドラゴンフォースは買わないことに決めた。浮いたお金でマンションを買った方がなんぼか将来性がある。やめたためた。それはそうと、日曜日はドラゴンフォースを買いに池袋まで行ってきた。
 ビックカメラには置いてなかった。さくらやにも置いてなかった。西武にもパルコにもどこにも置いてないないなーい。焦りと苛立ちで顔に屍斑が浮き出たその時、携帯に電話がかかってきた。
「なんじゃい!」
「はい! ご希望の条件にピッタリのマンションが見つかりました!」
「そうか! そのマンションにドラゴンフォースはあるのか!」
「はい! ありません!」
 お話にならない。携帯を地面に叩きつけてあわてて拾って壊れてないのを確認してホッした後、再びドラゴンフォース探しに奔走した。しかし結局買うことはできなかった。
 獣人のゴンゴスでプレイして、レジェンドラ大陸を野生の王国に染め上げる野望はもろくも崩れた。不動産屋によると、秋葉原にはまだ大量のドラゴンフォースが余っているらしい。来週は久々に秋葉原に繰り出そうと思う。電車男やサンボマスターに会えるかな。会えなくても別にいいや。あー、ドラゴンフォースやりてえ。
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