直線上に配置

夫婦岩(572m)

2004.4.25(日)の記録         
                    ↓         ★2005.4.3の記録はこちら

※記録が古いので他の最新情報もご確認下さい
 概   要 登山口から30分で頂上に達し、山頂から西に延びる岩稜歩きと、蔵王の眺望が楽しめる。
 場   所
 交   通
丸森不動尊キャンプ場から、筆甫地区を目指す。登山入り口に広い駐車場があるので、車で行くのが便利。
 注   意
 事   項
頂上直下の岩場には、鎖が取り付けてあるが、その他の場所には、鎖がない。岩はもろい感じだが、あわてないで足元を見てゆっくり行けば、ほぼ危険はない。ただし風雨などの荒天時には注意が必要。
 コ ー ス
 タ イ ム
仙台南部→(車45分)丸森不動尊→(車15分)登山口駐車場→(歩25分)頂上の祠→(歩7分)夫婦岩→(歩8分)祠→(3分)みはらし台→(3分)祠→(30分)登山口駐車場→(車70分)仙台南部    女性単独
 ガ イ ド
 ブ ッ ク
「宮城県の山」山と渓谷社、  1/25000地図:「舟生」「霊山」

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里山は晩秋、冬、早春が最も輝きをみせる。(夏場は標高が低いので、下界と
同じで暑くてダメです)登山道が草むさないうちに、蛇の出ない間に登らなくて
はならない。やっと、暇を見つけて丸森までやってきました。
←夫婦岩登山口道標

 不動尊キャンプ場を過ぎて、筆甫(ヒッポ)地区に車をすすめる。五反田の集落(学校の手前)に道標があり、そこを右折するのが近い。
←細田、夫婦岩の道標

 しかし、実際は行き過ぎていまい、学校を2つ、郵便局など、筆甫のメインストリートを過ぎ、小筆甫の集落手前から、入る。やはり道標があり、ここを右折すると駐車場に至ります。
 ※メインの集落といってもかなり、あっさりしてますので、ご留意下さい。
←夫婦岩登山口駐車場

 
 小筆甫から右折して、500m程入って、右側に駐車場あります。先客2台停まっていました。観光案内板あります。
←駐車場のトイレ

 いたずら書きがされている。トイレットペーパーなし。外に水道あり。
←登山口です

 駐車場から、道路を隔てて向こう側に登山道がある。道標あり。
←分岐の道標

 5分歩くと、分岐があるが、道標に導かれて左に歩を進める。
←木橋を渡る

 雑木林の道が過ぎると、植林地帯に木橋を渡って入っていきます。
←整備された階段

 うっそうとした植林帯を抜けると、きちんと整備された、階段状の登山道になります。
←尾根に出る

 階段を抜けると、尾根を歩く気持ちのいい道となります。
←鎖場

 登山口から、約20分で鎖場になります。整備したばかりの、銀色に光った新しい鎖でした。三ヶ所の鎖場を過ぎると、もう頂上です。
←頂上のほこらです

 歩き始めて、25分で頂上に到着。こぢんまりとした石のほこらがありました。ハイカー三パーティーと行きあいました。
←山頂の道標

 ほこらのすぐ近くに、道標がある。夫婦岩は右手なので、導かれて東に延びる尾根を下っていく。
←鎖完備の道

 こんなに下るの?と心配になるくらい、狭い尾根の道を8分ほど下ります。途中鎖場もありますが、危険箇所はありません。
←それらしき岩陰

 あの岩陰が夫婦岩?どれどれ、とはやる心を抑えて行ってみます。
←夫婦岩と読める?

 木の標なので、ペンキが消えかかっている。ここが夫婦岩? なーんだ、ただの岩の塊じゃん。かなり期待はずれです。
←こちら女岩かしら?

 夫婦岩というからには、二つ岩があるはず。もう一つは、隣のこの岩?ええ〜?うっそ〜!なんだか迫力ないわねえ。
 二つのガイドブックには、夫婦岩の位置はここではなく、反対側の西の稜線にあることになっています。道標を付けた丸森町の観光課さん(?)、イマイチ納得できないんですけど〜。(どちらが本当なの?)
 
←男岩を横から見ると

 横から見ると、いくらか岩らしい様相をみせる男岩。この上は、10畳位の平らなスペースになっている。数人がお弁当を広げることはできる。
←でも景色は良好

  北東から南側が開けて、眺望がいい。気を取り直して景色を眺める。女岩から見おろす、細田地区の集落。ご近所の岩岳は、左手の方向に下って行きます。

 
←新緑が美しい

 ふうわりとした、パステルカラーの新緑です。
 しばし景色を楽しんだ後、また東に延びた尾根を登り返して、祠(ほこら)に戻る。 
←枝振りのいい松

 今度は反対側の、祠から西に延びた尾根道をたどります。道標には、みはらし台と書いてあります。
←うっすらとふみ跡が

 枝ぶりの良い松をくぐると、岩棚が現れる。ここが、見晴らし台かしら。
 岩岳に比べて、夫婦岩の岩はボロボロしてもろい感じがします。
←ちょっと登ってみよう

 危険は無いようなので、高みに這い上がってみます。
←出ました!蔵王!

 はあ〜〜、見えました!北西の方角は蔵王です。西に目をやると、吾妻の山並みが、雪を頂いて、続いておりました。
←こちらは?

 南側の眺め。真ん中の窓之倉山の向こうは、おそらく福島の古霊山(782m)と思われる。この尾根をたどれば、霊山に至る。
←続く岩稜帯
 
 面白そうな岩道が続いていたが、私がこの山に許された所要時間は1時間半。もう残り時間30分しかないので、仕方なく心を残して引き返す。
 西に下る稜線には、踏み跡があり、地図には、登山道が記されている。いつかまた、たどってみたいものです。
←フデリンドウ(筆竜胆)リンドウ科

 可憐な花です。あとは、スミレが咲いていたが、花期がまだなのか、花の少ない里山という印象でした。

      ●登山報告終了●


夫婦岩(572m)★2005.4.3の記録

 概   要 駐車場には雪が残っていたが、登山道には、三箇所位雪があっただけで、ほぼ土の道でした。
 場   所
 交   通
丸森不動尊キャンプ場から、筆甫地区を目指す。五反田地区の道路の左に、夫婦岩の標識があるので、そこを右に1.5km程入っていく。登山口の反対側にフェンスで囲まれた広い駐車場がある。
※岩岳から、夫婦岩へは・・・・岩岳第一登山口駐車場をさらに南に走り、鷲ノ平地区の集落を過ぎて、Y字路を右折し、舗装の山道を登り、峠を下っていく。内川の橋を渡り、左折すると、夫婦岩登山口の標識のある、五反田地区に出る。
 注   意
 事   項
1/25000地図には点線が途切れており、階段のあるあたりまでしか道が記載されていないが、実際には登山道はしっかりとついている。
 コ ー ス
 タ イ ム
仙台南部→(車70分)→登山口駐車場→(歩25分)→頂上の祠→(歩10分)→みはらし台西端→(歩10分)←祠→(歩10分)→東の夫婦岩→(歩10分)→祠→(25分)→登山口駐車場→(車15分)→岩岳第一登山口  ※所要時間90分(休憩含まず)  ※男性3名・女性2名
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「宮城県の山」山と渓谷社、  1/25000地図:「舟生」「霊山」

今回は一日で、夫婦岩と岩岳を登る行程です。午前中に夫婦岩、午後から岩岳に登ります。天気は晴れ。風も無くいい登山日和です。でも花粉はかなり飛んでいたようです。

←トイレと駐車場

 トイレの落書きは消されてきれいになっていた。ペーパーは無く、外の水道は水が出なかった。駐車場には、名残の雪が。
 道路をはさんでの駐車場の向かい側の登山道を登って行きます。雑木の広い道をしばらく行くと杉林になります。
←枝が折れた杉林

 丸森町観光課によると、平成17年1〜2月は、丸森は昭和55年以来の大雪。通常50cmが1m以上積もったそうです。この時の雪の重みで、杉林の枝が折れたのだそうです。
←雪が残る階段

 日陰には雪が残っていました。この階段は歩幅が計算されているので、歩き易いです。
 
←鎖場

 歩きはじめて25分で鎖場になり、鎖場を2ヶ所すぎると、もう頂上の祠(ほこら)に出ます。
←祠から左(西)の稜線歩き

 見晴台です。蔵王を展望するにはいい場所ですが、この日は青麻山しか見えません。この下は断崖になっていて、歩いている辺りはオーバーハングになっています。
←楽しい岩稜歩き

 ガイドブックによると、「火山活動で堆積した凝灰角礫岩が、河川の浸食作用」でできた岩稜だという。もろい感じがする。5キロしか離れていない岩岳とは全く岩質が違うのが、ちょっと不思議。
←この先急な下り

 早坂氏のガイドでは、この辺りが女岩になっている。ここから下は、ぐ〜と一気に尾根が下降している。地図には尾根に点線で登山道が記されている。このルートもいつかまた来てみたいです。
←南側の眺め

 眺めは最高だが、あいにく蔵王方面は霞がかかり、南側の眺望のみ良かった。
 
←稜線のようす

 左の盛り上がりの所まで行って引き返しました。右側に地図でも顕著に表記されている岩稜帯の尾根が北に下っています。
←テーブルストーン

 早坂氏のガイドではテーブルストーンと記載されている。夫婦岳の稜線上で最もインパクトのある奇岩。
←祠から右への道

 次は祠から右(東)の稜線を下って行きます。左(西)の稜線に比べて、普通の山道で奇岩などはありません。鎖も有りますが、危険な場所はないです。
←けっこう下ります

 ガイドブックには5分となっていますが、慎重に下ったので、東の展望大岩まで10分かかりました。
←展望大岩からの北東の眺め

 とがった岩岳が山並の端に、ちょこんと顔をのぞかせていました。その向こうには、鹿狼山の特徴ある頂上が見えました。
 手前の茶色は、枯れた松の木です。
←展望大岩

 行き止まりかと思ったら、ちゃんと地図には北側に下る道の記載がある。写真の向こう側には道があるらしいが、確認しなかった。りんごと柏餅を食べて、祠まで10分で上り返す。下りより登りが早い、なぜだろう。
←登りと同じ道を下る

 夫婦岩の祠から直下の下りは、鎖があるが、頼らず慎重に下る。雨等の時は滑りそうな予感。もと来た道を下ります。
←雪が残る林道

 駐車場も間近い所です。雪が踏めるのがうれしいですね。25分で下山。
 休憩入れて、両方の展望台を見ても約2時間の行程。昼食を駐車場で済ませ、次の岩岳へと向かいます。
  岩岳のようすはこちらへ

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