直線上に配置

岩岳(丸森町)430m


2002.11.04の記録↓ ★早春の岩岳はこちら

 概  要 「山と渓谷」の2001年11月号に、宮城の絶景の低山として紹介されていたのが岩岳。最短コースは頂上まで30分という手軽さ。紅葉も美しい。おすすめ度の高い山です。
 場  所
 交  通
車で、丸森町の国民宿舎「あぶくま荘」または、不動尊公園キャンプ場をめざしていく。キャンプ場を左に見ながら、300m程進むと、Y字路(清滝入口)がある。これを左にさらに2キロ余り行くと、第一登山口の駐車場がある。
 注意事項 岩岳本峰の下りがかなり傾斜がキツイ。高所恐怖症の人はダメかも。でも、このスリルがいい。
  コース
  タイム
第一登山口→(20分)→岩岳本峰→(40分)→第二登山口
 地  図 持って行かなかった。(゜゜;)\(--;)ぉぃぉぃ。山渓の「宮城県の山」に詳細が掲載されている。  1/25000地図:「丸森」
※情報が古いので最新情報をご確認下さい
丸森周辺地図



岩岳概念図
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同行予定者が風邪ぎみのため、駐車場で待機していてもらい、一人で登る
ことになった。単独行だ〜い。たぶん高校の時以来二回目。
緊張と興奮で胸が高鳴る。
←第一登山口

 広い駐車場には、トイレ(紙無し)や
案内板もある。
 車も3台駐車してあって、もう入山して
いる人もいるようだ。
←岩岳案内図

 第1登山口から30分(山頂まで)
 第2登山口から50分
 第3登山口から50分

と書いてある。ふむ、私は30分コースね。
   ←整備された登山道

 案内板の左手から雑木の山道に入
る。小雨まじりだが、樹林帯なもで、
さほど気にならない。
 道も歩きやすく整備されている。
←道しるべ

 尾根に出ると、道標があり、右手に登
っていく。
 道の脇に「入山禁止」の札あり。
おそらく、マツタケ採り禁止という意味
ではないかと想像する。テープが張られ
ており、そういえば、赤松も多い。
←小さな石のお社

 岩岳というだけあり、尾根には処々に
岩が露出している。
 ちょっと写真では、みにくいが、岩の上
にお社がまつられている。
   ←頂上へ向かう階段

 尾根道も樹林でおおわれ、雨のせいも
ありうす暗いが、赤布や標があって道も
しっかりしている。
←頂上付近からの眺め
 
 やっと視界が開ける。
紅葉がいいあんばいだ。晴れていたら、
蔵王が見えるはずだが・・・。
←岩岳山頂のお社

 20分で頂上到着。雨がしとしとなので、
お社にお参りもしないで、じゃまたね、
と言って通過。
←登山口の駐車場(写真中央)

 振り返ると、松の木陰に、第一登山口
の駐車場がみえる。
   ←薄暗い下り坂

 頂上直下は、とてもカメラなど出す気に
なれない急な下りだった。一人なので、
こんな所ですべって怪我をしたら、まずい!
と思って気を引き締める。岩や木の根っこ
にしがみついて下る。
 写真は危ない所を過ぎて、やっとほっと
できる下りになった場所。
それでもけっこう急な下り坂。
←岩岳本峰

 尾根には、いくつかこぶがあって、岩岳
本峰を展望できる。
正面が、先ほど、ビビった急な下りだ。
あとは、のんきに歩けるが、雨が強くなって
きたので、雨具のフードをかぶる。
←赤い道しるべ

 暗い樹林(雨のせい)の中、道しるべが
ありがたい。
 この先、第二展望台と第二登山口の
分岐に出るはずだったが、道をはずれて
しまい、どんどん下ってしまう。
←大きな岩棚に出る

 案内図にはない、植林用の道にでた。
でも、沢の音が聞こえるので、
車道は近いと確信する。
←間違って出てしまった所

 針葉樹林帯をぬけると、車道に出た。
ほっとするが、 (?_?)ここはどこ?
カーブミラーがあり、姫滝の案内表示が
ある。どうも、第二登山口より、上流に
出てしまったようだ。
←第二登山口

 本当はここに出てくるのが正解。
風邪で車で待機していたアッシー君と
合流して、岐路につく。
ほんの1時間のひとり歩きは、無事終了。
満足でございました。

    ●登山報告終了
●反省・・・ 地形図を持って行かなかったのと、地形をよく頭に入れておか
なかったため、みごとに下山路を間違えてしまった。天気の良い時、第二展望台
にも行って、しっかり景色を見たいと思った。
●お食事処・・・角田の光華亭のワンタンメンを昼食とする。



★早春の岩岳(430m)

2005.4.3の記録

 概  要  雪が残っているとの情報も得ていたので、今回は岩岳直下の急な下りを避け、第二登山口から登る逆ルートにした。この方が危険度はぐっと下がる。見晴らしは、本峰、第一、第二見晴台と3箇所のみ。稜線は木立があって、展望はほとんど無い。
 場  所
 交  通
 車で、丸森町の不動尊公園キャンプ場をめざしていく。キャンプ場を左に見ながら、300m程進むと、Y字路(清滝入口)がある。これを左にさらに2キロ余り細い車道を行くと、第一登山口の駐車場がある。
 ※夫婦岩から岩岳へは、夫婦岩登山口駐車場からは7kmほど車道を走る。県道45号(丸森霊山線)に出て、中下地区から内川を渡る。小さな道標が橋の手前にある。カーブの多い道を登り、峠を越えて下っていき、T字路に出たら左折して2キロ弱で、左手に舗装された駐車場が見える。ここが岩岳第一登山口だ。
 注意事項  迷い易い箇所には道標が完備され、岩岳の急坂の下部には、階段まで新たに設置されていた。道が落ち葉で隠れたり、複数の踏み跡があったりするが、登山道はほぼ稜線づたいにあるので、あわてないでゆっくり歩きましょう。
  コース
  タイム
第一登山口→(歩6分)→第二登山口→(歩20分)→見晴台分岐→(5分)→第二見晴台→(10分)→第一見晴台→(40分)→岩岳本峰→(25分)→第二登山口 ※所要時間約110分(休憩含まず) ※男性3名、女性2名
 地  図 1/25000地図:「丸森」

午前中に夫婦岩に登り、午後から岩岳に来ました。
 ※夫婦岩駐車場からの車の移動時間は15分です。
←岩岳第一登山口駐車場

 トイレ有り。雪が残っている。ここに車を停め、徒歩で第二登山口まで徒歩で移動。今回は、第二登山口から登り、第一登山口に下山する。
←第二登山口

 駐車場から、舗装道路を6分歩くと、第二登山口に到着。道脇に道標がある。
 ここからいきなり急な坂道が始まる。道を外すと、浮石があったりして、急で危ない崖もある。ゆっくり登っていく。

 
←倒木もある

 約10分登った付近。雪融けしてから間もない為、草もなく殺風景な登山道だ。倒木も多い。最初は尾根を、次第に谷を左に見ながら登っていく。
←1つ目の道標

 上り始めて11分位。まだ新しい道標だ。第二登山口へ220m、岩岳本峰へ1020mとある。ここあたりから、なだらかな道になる。
←稜線も間もなく

 赤松の混じった雑木林を登っていくと、稜線は間もなく。第一見晴台と第二見晴台のほぼ中間に出る感じだ。
←第二見晴台への道標

 本峰まで880m、見晴台まで160mとある。右に曲がり、第二見晴台に向かいます。
←第二見晴台への道

 160mとあるが、山道だと長く感じる。5分で到着。
←第二見晴台の奥からの眺め

 見晴台をさらに奥に回りこんだ、狭い場所からの眺め。夫婦岩の山影がみえる。
←丸森方面の眺め

 見晴台の奥からは、丸森方面の景色が見える。奥に回りこまないと、丸森市街は見えない。
←第二見晴台からの眺め

 北側は開けて眺望がいいのだが、見えるはずの蔵王が霞んで見えない。谷をはさんで左の尾根が、第一見晴台だ。
←まんさくの花

 まず咲くことから「まんさく」と名づけられたそうだ。マンサク科。花の無い時期に、唯一出会えた色の付いた花でした。
←見晴台分岐の道標

 第二見晴台の奥で休憩後、5〜6分で第一見晴台の分岐に到着。道標に導かれ、70mと書かれた方に行って見ます。数分で着きますので、この見晴台の方がおすすめです。
←第一見晴台から見る本峰

 ここからは岩岳本峰がよく見えます。北側に少し雪が残っています。

 
←第一見晴台の岩棚

 岩が露出している見晴台。下は崖になって高度感あります。記念撮影をして、本峰に向かいます。
←岩場もあります

 岩岳と呼ばれるだけあって、岩場もありますが、さほど困難はなく、鼻歌交じりに歩ける楽しい道です。登山道は、ほとんど岩を避けてついています。
 でも、油断は禁物。何でも無い所で転んだりします。
←道標

 第一見晴台からは、ほぼ稜線に沿って登山道がある。一箇所、見晴台を過ぎて、左に直角に道が折れて下っていく箇所があり、間違いを防ぐ為か、道標がある。ありがたい。本峰まで、650m地点。※前回私はこの辺りで道を見失った。
←道標

 本峰まで250m、第二登山口まで990mと書いてあります。
←岩岳の登り

 さあ、いよいよ岩岳本峰への登りです。
※17年2月の大雪の時に岩岳に来た方によると、思わぬ雪にワカンをはき、ここを下る際は、ザイルを出して下ったそうです。
←階段があります

 以前はあったのかしら?急な下りであせった記憶しかない。前回は小雨が降っていたし、滑ったんですよねえ、確か。
←鼻をこすりそうな急登

 ここの下りが怖かったので、今回はここを登るコースにしました。登りなら、恐れるに足らず。難なく本峰に到着です。
←岩岳の頂上

 お社がありました。天然の石の腰掛があるので、それぞれ散らばって座りました。
←お社付近

 お社の西側が展望台になっています。
←岩岳頂上の展望岩にて

 なんとかお天気は持ちました。
大岩は花崗岩だそうです。
 花崗岩って?火成岩でしたね。火成岩とはマグマが冷えて固まった石だそうです。φ(..)メモメモ
←本峰からの下り

 ありがたい道標。本峰へ20m。第一登山口へ790m、第三登山口へ1130m。
←本峰からの下り

 石のお社をいくつか見ながら下ります。危ない所はありません。
←分岐の道標

 第三登山口へ、355m。本峰へ200m。第一登山口へ550mとある。我々は車を置いてある第一登山口へ下ります。
 ※この付近に私有地の赤松林がある。入山禁止と看板に表記されています。
←折れた杉

 2005年1〜2月の大雪での雪害による、杉林の倒木。(丸森観光課の話)
 通常50cmが1m以上積もったそうです。被害は甚大です。
←登山道をふさぐ倒木

 登山道には、たくさんの杉の枝が倒れており、またいだり迂回したりして下ります。折りしも、杉花粉飛散の時期だったので、花粉症のメンバーは、鼻水とくしゃみで大変でした。
←第一駐車場下山

 頂上から25分で無事到着。
今回は、午前9時に夫婦岩を登りはじめ、、午後から岩岳に登り、14時半に下山できました。天気さえ良ければ、夫婦岩・岩岳は1日に両方も可能です。
 
    夫婦岩のようすはこちら
            《登山の帰りにお風呂はいかが?》

国民宿舎あぶくま荘
   宮城県伊具郡丸森町字不動50-5
            TEL 0224-72-2105  FAX 0224-72-4468
 山紫水明の湯  日 帰 り 10:00 〜 20:30 大人  500円 
                              小人  300円 (小学生以下)
  ※回数券(11枚綴り)は大人5,000円
  ※毎週月曜日(祝日の場合は火曜日)は、清掃のため午前8時から
                                午後2時までお休み。
 休憩室 午前10時から午後5時までの
         お風呂利用者の休憩室の利用 は無料。畳のお部屋。
  ◎お風呂は新しい。露天風呂、サウナもある。シャンプー、ドライヤーあり。
    全館新しくて、清潔な感じのするいい所です。

※ 記載事項に関して、一切の責任は取りかねますので、ご了承下さい。
また誤りがあれば、どうぞ
MAILにてご指摘お願いします。

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