概 要 | 太白山より静かで、危険がなく、眺望がいい里山。天気の良い晩秋に、落葉を踏みしめながら登ると、趣きがある。頂上からの蔵王の絶景がこの山のポイントを上げている。30分で登れる手軽さは、か弱い女性向き(子供向き)で、お薦めのグレードは高い。 |
場 所 交 通 |
仙台から国道286を車で、山形方面へ。秋保の赤石橋を渡らず、信号を右折すると、こんもりとしたコンパクトな里山がみえる。(詳細は後述)宮交のバスなら、北赤石バス停で下車。 |
注意事項 | 特になし |
コース タイム |
登山口→(20分)中ノ森山頂→(15分)登山口 ※単独 |
地図 | 1:25000図「仙台西南部」は、登山道の記載なし。 ゼンリン住宅地図の「太白区」に点線で山道の記載あり。 |
今回も単独行。山は、朝早いうちに登ってしまい、11時半から、マラソン大会 に出場という、むちゃくちゃなスケジュール。山に居たのが正味45分。 そんな私を中ノ森は、どう迎えてくれたでしょうか。 |
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←ここが近道 秋保赤石橋の信号を右折してもいいが、信号手前の瑞鳳の看板を斜めに入るのが近道だ。赤石砕石工業の看板もある。 286号に平行して走るこの小道を300m程進む。左手に集会所が見えたら、さらに50m進み、右折する。北西方向に農道をくねくねすすむ。 |
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←もっこりとした中ノ森 車一台がやっとの農道をすすむと、出ました!中ノ森。もっこり、こんもり、コンパクトな里山が出現。 |
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←後方に見えるのは違う山 かのかみ山というらしい。写真の白い壁の二軒の真中が、登山口で鳥居がある。 西から鹿ノ上山・中ノ森・亀ケ森と並んでいる。地元では赤石三山と呼ばれているとか。 |
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←削られる亀ケ森 中ノ森の隣(登山口から右手)に見えるのが、亀が森。個人所有の山で、採石される前はもっと高かったそうです。 |
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←登山口の鳥居 ガイドブックには傾きかけた鳥居とあったが、修復されたのかまっすぐ立っていた。 辺りには栗のイガがたくさん落ちている。 |
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←中ノ森登山口の道標 鳥居の脇の木に、木製の道標がくくりつけてある。これがなければ、本当に中ノ森に行くのか不安になる。 |
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←竹やぶを入っていく 鳥居をくぐると、すぐ竹やぶで、そのあと植林された針葉樹林となる。マタギの拓さんがいれば、すぐにこの木なんの木と、教えてもらえるのだが。 |
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←社務所のような? 登山口から2〜3分で、林の中に赤い屋根の建物がみえる。 建物の左奥にさらに、登山道が続いている。 |
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←100m直登! 単独行だと、ペース配分も何もあったもんじゃない。今回は時間もないのでダッシュで登ると、とたんにドウキ息切れ、汗も吹き出る。自分の呼吸しか耳に入らない。 |
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←つづら折りの雑木道 植林帯を抜けると、雑木林帯に入る。天気もよく、木漏れ日も暖かい。名残りの紅葉もまだまだ美しい。 |
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←しいの実みーつけた! 登山道にたくさんのどんぐり類が落ちている。たぶん、椎ノ実とクヌギだと思う。 この写真は、50センチ四方の椎を中央にかき集めて写真に撮ったもの。 |
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←頂上直下の眺め 雑木の中のつづら折を、何回か(地図では12回)くリ返し、高度を上げていくと、急に右手に景色が開ける。 |
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←あれ?もう頂上! 景色にみとれて、さてもうひと踏ん張りと歩き出すと、そこは頂上だった。倒木の奥に小さなほこらが並んでいる。20分で到着。 |
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←信仰の里山なのね しめ縄のようなものが張られ、賽銭箱はないが、お供えが上げられている。 一応、「家内安全」を祈願する。 |
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←ほこらの向こうは絶景が 天気が良いので、暑いくらいだ。汗もかいてしまったが、いやあ、いい景色。山は秋色、無風。 |
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←頂上から南東の方 たぶん、名取市の五社山、外山あたりの方角か。 |
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←頂上から南西の方角 一番奥の白い峰、左から不忘山、屏風岳。中央が刈田岳、熊野岳。右手やや低いのが雁戸山。右奥の一番落ち込んでいるのが、笹谷峠だろう。 |
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←頂上から西の方角 おそらく、中央奥のうっすら白いのが大東岳、右手が船形山かとみた。 眼下の町並みは、秋保のホテル街だ。 |
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←落ち葉のじゅうたん ふっかふっかの落ち葉をぜいたくに踏みしめながら、下山にかかる。行きと同じ道を引き返す。 |
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←登山者とすれ違う 今回初めて、人に出会った。お達者山楽会(殿方3名)といったふぜい。年配に方にもやさしい里山です。市街地から30分余の割りには、静かな山でした。 |
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←里山は晩秋に限る! なんか、好きだなぁ、こういう風景。ごみも少なかったし、そっと残しておきたいですね。自然のままに。 |
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←行き帰り同じコース 15分で、登山口の鳥居に出る。登山口は私有地(隣は畑)もあり、車は3台位しか置けない雰囲気です。 短い旅でしたが、充分満足。山は天気がいいと、尚いいです。 ●登山報告終了● |
コースタイム | 登山口の鳥居→(35分)中ノ森山頂→(20分)鳥居 ※女性3名 ※天気曇り |
注意事項 | 特に無し。登山道が山の南斜面にあるため、1月に降った雪は全く残っていなかった。 |
秋山から、三ヶ月後の中ノ森はどんなでしょうか。 初めての冬山体験に備え、輪かんじきまで持参したのですが・・・。 |
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←怪しい雰囲気 登山口の竹林を抜けると、うっそうとした針葉樹林の中に入っていく。ここで痴漢が出たら怖いかも。(そう言うあなたが怖い) |
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←やはり社務所か 出入り口の鍵がはずれて、中に入れそうな感じだったが、山の神のバチが当たりそうなので、やめた。 遭難したら、非難小屋に使えるかも。 (-_*)\ペち!ここで誰も遭難しないって。 |
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←着ぶくれのモデル 誰よ〜、たくさん着てコイって言ったの。ちょっとしか登らんのに、お陰で汗かいちゃったわよ〜。 A子さんは、タイツ・スパッツ・山用パンツの三枚重ね。B子さんは厚手セーターの上にスキーウエア上下。超厳冬期仕様。 |
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←落ち葉を踏みしめて でもね、用心に越したことないです。頂上は風が吹いて寒いよ、きっと。じっとしていたら冷えますって。 |
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←みんな〜待ってるキノコ♪? 道端のキノコ発見。どなたか名前教えていただけませんか? 図鑑によると、ヒイロタケかシュタケと思われるが・・。食べられないそうです。 |
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←頂上でテントを張る ゆっくり登って35分で頂上に到着。 曇りなのに運良く蔵王も見えた。無風で、気温も高い。でも、風が強いことを予想して、テントも担いできたことだし・・・。 何も知らないモデル2名を、スペースシャトルのような体験ができるからと、テントに誘い込み拉致する。 |
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←テントの中で軟禁状態 配給の甘酒・おしるこを手に、工作員のカメラに、ポーズをとる被害者。 テントは2〜3人用だが、狭い。せっかく山に来たのに、景色も見ないで、お互いのシミソバカスをまじまじ見ちゃった・・・。 携帯コンロでお湯を沸かし、長い昼食の間、密室談義は続くのだった。 |
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←テントから脱出! 2時間余りのテント生活を終えた二人。やれやれの笑顔が戻る。 寒い時には、テントは黄金の御殿なんだけどなあ。外気とのギャップを体感して欲しかったんだけど、今日は2月にしては暖かな日より。雪も無くて、雪の歩行訓練もできず、冬山体験工作は失敗に終わる。 単独で登ってきた男性に、「ここでテント張るとは」と絶句された。狭い頂上を独占してどーも済みませんでした。 |
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←秋保の温泉街をバックに カップ麺・おにぎり・コロッケパン・お茶菓子等おなか一杯食べ、コーヒー・お茶・おしるこ・甘酒・烏龍茶を飲み、さあ下山。 下れば、秋保温泉スーパーさいちのおはぎが待ってるもんね!(1個100円) |
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←登山口の鳥居にもどる 20分で下山。そういえば、登る前に、体脂肪燃焼用にとバームぜリーを食べたっけ。登り下りで、1時間弱では、効果は期待できない。 ともかく、無事下山が何よりです。 筆者は久々にテントを背負ったので、少々バテた。風邪気味でもあったので、帰宅早々に寝込む。頂上で食べ過ぎたのかもしれないが、_(^^;)ゞいやー、嘔吐と下痢の症状。もともと、か弱いから、油断は禁物ですね。 ●報告以上です。● |
今回の感想 | 私の方は下痢も嘔吐もなく、確実にウエストが 成長しました。 「人間」も成長したーい。 |
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今回、筋肉痛は全然なかったです。 |