深山(山元町山寺・287m) |
概 要 | 「しんざんさん」と町民に親しまれている里山。自然観察路として整備されているだけあって、樹木や山野草の種類も多く、コースも単調でなく、変化がある。山頂からの太平洋の眺望もよく、危ない所もないので、ファミリー向けです。 |
場 所 交 通 |
マイカー:仙台方面から国道6号線を、JR山下駅方面に向かう。山元町役場まで行っては行き過ぎで、手前の山下小学校を右折。少年の森の案内表示に従い、東街道に出たら左折。200m程走った右側に、「深山山麓少年の森」駐車場が見える。 |
注意事項 | 特になし。少年の森受付で、観察路の案内絵地図(無料)をもらっていけば、道は間違えないだろう。 |
コース タイム |
登山口→(45分)深山山頂→(35分)登山口 ※男女2名 |
地 図 | 1:25000図「角田」「山下」 |
←深山が奥で、手前が少年の森 ゴールデンウィークなのに、午前中の仕事を終えてからの出発。コンビニでおにぎりを買出しして、登山口の「深山山麓少年の森」の駐車場に到着。 鯉のぼりが泳いでいる。 |
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←左手はバイクのコース 林間にマウンテンバイクのコースがあり、貸し自転車もある。数家族が楽しんでいたが、休日の割りにはすいていた。 コースの脇に登山道があり、道標に導かれて登りはじめる。 |
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←竹林を進む 民家も近いせいか、竹林もある。前を歩くのは、今回同行をお願いした、エレファントハゲマシ君。 |
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←案内標識完備 分岐には必ず、道標があり道もしっかりしている。 |
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←案内図も完備 現在地の表記のある、分りやすい案内図も所々に設置。我々は、展望台に行かず、直接山頂に行くコースをとる。 |
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←針葉樹林帯(赤松?) 針葉樹林帯には、赤松とおぼしき木が多く見える。秋にはマツタケが生えるのでは? |
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←尾根すじに出る 植林帯を抜けると、急に視界が開けて海が見える。 エレファントハゲマシ君の頭部にも、植林してあげたので、黒々して見える。 |
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←歩きやすい道(お太鼓峠) ヤマツツジやヤマブキが咲く尾根すじの道は、歩きやすい。向こうの樹林を抜けるともう頂上真近だ。 |
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←頂上直下 樹林を抜けると、そこは頂上直下で、人の声がする。東屋もある。さほど苦労せず、のん気に歩いているいちに、着いてしまった。 |
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←頂上の眺望 常磐線山下駅方面を望む。春霞のため、海の青と空の青の境がはっきりしないが、確かに太平洋だ。頂上の東側は180度視界が開けている。 |
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←深山(287m)山頂 東屋には、先着の年配男女混合チームが陣取っていた。お酒も入っているのだろうか、つまみを広げて大いに盛り上がっている。 東屋の奥手に「深山」の頂上らしき表示がある。西側には、角田の田園風景が見える。 |
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←頂上から少し下ってきた所 深山の中で一番いい雰囲気の場所だと、私は思う。山頂に人がいたら、ここでお弁当を広げるのもよい。ほっと安らげるような広場だ。さくら平というらしい。 |
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←平坦な道 頂上からお別れ峠までの数分は、平坦な道を歩く。クヌギの林がある。 |
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←鷹討山(310m)への分岐 たかぶつさんと読む。ここも割愛して、下山路に入る。 |
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←杉の植林帯 樹木も変化があって、飽きない。体力的にはちょっと物足りない気もするが、森林浴や植物観察にはもってこいの里山だと思う。 |
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←ラクダの背 ラクダの背と呼ばれる、歩きやすい下山路だ。中腹に中峰の山桜があり、桜の花びらが道に落ちていた。 ここで15分休憩し、おにぎりを食べる。途中、小さな沢を渡り、竹林を抜けると、民家が見えて、ハイキングも終了となる。 |
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←東(あずま)街道に出る 頂上から35分で下山。整備されていて歩きやすい登山道でした。一度、東街道に出てから、少年の森にもどる。 半日でも、充分楽しめるコースでした。 |
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※出会った花たち※ ←タニギキョウ 目立たないが、可憐な花。 他に、白くうつむいて咲く「チゴユリ」も見られた。 |
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←ニリンソウ 登りはじめの道端に、よく見かけた。清楚なたたずまいの花。 |
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←エンレイソウ 三つの葉が扇風機を思わせる。名前は「延齢草」の意味。食当り、腹痛の薬に用いたという。河北新報社「宮城の野草」より。 |
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←ヤマツツジ まだ、咲き初めって感じかな。 |
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←スミレ スミレは種類が多く見分けるのが難しい。タチツボスミレか?接写で撮ったので大きく見えるが、実際は小さい。 その他、ムラサキケマンがあったが、他にも名前の分らない花がたくさん咲いていた。山元町発行の「山元の植物」に詳しく載っている。 |
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←鹿狼山麓の鹿狼温泉 少年の森から、30分弱車を走らせると到着。入浴料400円。かなりひなびた温泉。湯は透明で、少しショッパイ感じ。鹿狼山の登山口になっているので、またいつか訪れたい。 ●以上報告終わり● |