↑50km出発地の西和賀町
沢内バーデン志賀来ドーム
|
朝6時出発。ご近所のA子さん宅の帰省号に便乗。仙台南ICから秋田道の湯田ICを経て、沢内バーデンに8時半頃到着。偶然にもA子さんのご主人の甥のS氏が50kに参加しており、ドームでご対面。
10時。雨が降り出す中、100人余りが静かにスタート。最後尾から3番目位。手製ポリ袋の雨具は寒さ対策にもなり快適。民家も少なく沿道の応援は数名。5k10kの標示が見つからなかった。最初の9.5kの給食所には簡易トイレがあった。 |
↑高下集落レストステーション
|
100kコースの合流地点まで、和賀川の流れと新緑に慰められながら、ほぼ平坦な舗装道を雨の中黙々と走ります。
←写真は16.5(66.5)km地点。50kでは9.5kの次、2回目の給食地点。100kのランナーの着替所で、トイレは靴を脱いで入るので我慢。ここでは豚汁を美味しく頂きました。
100kランナーが合流したので、前後に人影が見えて心強くなりました。 |
↑AさんとMさん
※写真掲載お許し下さい |
沢内銀河高原の折り返しで、霞ヶ浦でお世話になった南走友会のお二人とお会いする。このあとすぐDさんからも「頑張って!」と声を掛けて頂く。20K過ぎてだいぶ疲れてきたのですが、ここで気分が前向きになりました。
銀河高原ホテルでは、綺麗なトイレを拝借。ホテルの売店で食べ物を買っているランナーもいました。 |
↑沢内銀河高原、ホテル森の風前
|
←ホテルの敷地内、23.3(73.3)kmの給食所。梅干、ブルーべりジャム付ロールパン、バナナ、角砂糖、塩等。他の場所ではオレンジ、レモン、飴、チョコ、黒砂糖、握った寿司飯などが給食に出ました。飲み物は、水、スポーツドリンク、暖かいお茶やコーヒー等でした。
このあと雨も上がったので、ポリ袋雨具を脱ぎ、さっぱりとした気分で走り始めました。午後1時になっていました。 |
↑28(78.0)q、峠の手前のエイド
|
銀河高原の牧草地を過ぎると、山間の道になります。トンネルの手前に28(78)km地点の給食所がある。お腹も減っていたのか、ネタ無しの寿司飯が意外に食べ易く美味しかった。
ボランティアの貝沢婦人会の方々はこれから田植だそう。「本当はこっちが手伝って貰いたい位に忙しい季節」だとか。いやぁ有難いです。
|
↑貝沢トンネル
|
ゆるやかな登りの頂点にあるトンネルを抜けると、ここから急な下りとなる。足に衝撃がかかるのでなるべくそろりそろりと下った。
この峠付近はフキ・ワラビ・コゴミ・トリアシショウマ・オオイタドリ等の山菜の宝庫だった。又道脇には仙台では山でしか見られない水芭蕉・ニリンソウ・スミレ等の花も咲き、走っていて飽きなかった。
|
↑右下は鶯宿ダム湖か?
|
長い急坂の下りのあと、なだらかな下り坂となる。足には負担が少なくなるが、トンネルからここまでは長〜く感じた。ダム湖が右下に見えた頃、道端にkm標示があり、まだ35kmかとげんなりする。
でも雑木の新緑が目に優しい素敵な舗装道だったのと、後ろから若い男性にぴったりと付けられていたので、気力が途切れずに走れたのでした。
|
↑73.3km
|
ここで簡易トイレに寄って呑気にバナナを食べていると、ここが関門で1分前だよ、と言われ慌てる。用意した目標タイムメモを全く見ないでいたのだ。
次の関門まであと30分!係の人がまだ後ろに44人いるよ、と話していたのが耳に残る。完走はともかく次の関門クリアが目標だ。まだ緑の道が続く。
鶯宿温泉にたどり着くと、スタッフから次の関門まであと1kmで8分しかないから急いで!と告げられる。
|
↑鶯宿温泉けんじワールド前
|
この関門の500m手前では、関門まであと4分と言われ、息を切らしてダッシュ。1分前に到着しセーフ。同時に着いた美人ランナーと喜び合うが、ゼッケンを見たら100kの方。タフですこと〜。
ここにはアイスクリームとおしるこがあり両方頂く。ここから民家があり、雫石市街めざして走ります。あと9.3km。ここまでは何とか余裕があったのですが・・・。 |
↑95.8km最後の給食
|
けんじワールドを下ると山裾の登りがあり、ここで少し歩く。あとは平坦な水田地帯を走る。写真は最後の給食所。後には夕映えの秀峰岩手山が見えたが、写真では色が飛んでしまった。
4時を過ぎ、前日に予約した雫石タクシーの待合せ時刻、4時50分が気になりだす。ギリギリだ。あと3k、2k、1kと標示が有難い。 |
↑最後の登り坂、ゴールまで1.7km
|
最後の坂は前の人に習って歩いてしまう。4時半!何とかしなくちゃ。ペースは上がらないがともかく前進。やっと家並みの奥に競技場が見え、アナウンスが聞こえる。自分の名も呼ばれ、ゴール前には有難いM神様の姿が。ゴ〜〜ル!
お礼を言う間もなく、すぐにタクシーの待つ駐車場へ。約束の4時50分着。預けた荷物と完走賞を受取りに行くのに5分待ってもらった。 |
↑雫石駅ホーム
|
体育館の前には飲食ブースがあり参加者で賑わっている。残念だが飲食は割愛。ゴール地点・荷物受取の体育館・タクシー駐車場が100m内にあったので助かる。
雫石駅には5分程で5時に到着。指定席を取ったこまちが5時21分発なので、駅で買い物の余裕があった。一緒にこまちに乗ったランナーは4人位で、ホームは閑散としていた。6時半に仙台着。7時に帰宅し、充実した一日が終わりました。 |