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花牌ダイアリー

 ダンディーは男の勲章である。ダンディーな男には女をひきつける魔力があるが、究極のダンディズムである自分には女も畏れ多くて近寄れない。代わりにホモの男が群がってくる。
 学生時代、バイト先の社長がホモだった。二人っきりの新宿のオフィスで襲われて、この時は危うく難を逃れた。一ヶ月後に新宿でベロベロに酔っ払って終電を逃して、社長に電話してオフィスに泊めてもらった。オフィスでは社長と二人っきりで、やっぱり寝込みを襲われた。どうなったかは言わない。
 自分の部屋に電話を引いたら間違い電話が何本もかかってきて、これが全員ホモだった。以前はホモの秘密クラブか何かの番号だったようで、大抵は間違いと分かってあわてて切ったが、一人だけ自分にチンコのサイズを聞いてきたホモがいた。1センチと答えてやったらものすごい勢いで慰められた。自分はチンコの小さい男が好きだとも言ってくれた。どうもありがとうございます。
 大学の男友達とスケートに行った時も、自分だけ男に声をかけられた。銀座で人を待っている時も、オッサンに千円札を握らされた。よく行く焼肉屋のお兄さんが、しきりに自分の体を触ってくる。高校時代にホモビデオを貸してくれた友人がいて、こいつもホモだと最近知った。まったく気がつかなかった。

 こないだ池袋を歩いていたら、よく行く呑み屋の元店員さんと久しぶりに会った。自分にとてもよくしてくれたお兄さんで、今は別の店で働いているらしい。男友達をたくさんつれて呑みに行きますと言ったら目を輝かせて喜んでいた。お兄さんが浮気をしたら、店の中でハンカチを噛んで泣いてやろうと思う。
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