月山(1984m)がっさん |
概 要 | 夏の月山は高山植物の宝庫。種類が多く、全コース花、花、花。リフトで楽をして登れて、ハクサンフウロを愛でられる山は滅多にないと思う。また雪田・高山草原の景観や、信仰登山の歴史等、見どころは多い。花好きな人は、ともかく夏に行ってみて!! |
場 所 交 通 |
仙台から山形自動車道を使えば月山の麓まで約1時間半。片道113kmあるが充分日帰りできる山だ。月山ICを降りて、国道112号から左折、道標に導かれて登っていく。やや戸惑う箇所あり。インターを降りてからの道順は、志津温泉の「仙台屋」のHP(交通アクセスの中の写真付詳細MAP)が役に立った。 麓の姥沢まではICから20分。姥沢駐車場は、強制ではないそうだが、入山協力金の徴収があります。西川山岳会のHP(朝日月山情報)によると、4月10日〜6月30日の間・・・車1台1,000円 ( 姥沢駐車場整理料金含む) 7月1日〜閉鎖まで・・・1人200円だそうです。(要現地確認)我々は、姥沢駐車場から徒歩数分、姥沢小屋の手前の道脇にプレハブ小屋があり、そこで募金しました。※記録が古いので毎年の最新情報を他にもご確認下さい。 |
注 意 事 項 |
道標完備、登山道もよく整備されているので、危ない箇所はありません。4歳の幼児や、高齢者が山頂めざしているのに出合いました。軽装(ノースリーブ、荷物無し)の人もいたが、天候が急変すれば高山なので凍える。逆に暑いと木陰が全く無いので、紫外線対策や、水分補給も必要となります。 体力・根性を要すのは、鍛冶小屋付近の登り。勾配が急な上に、行き交う人が多く、マイペースで登れないので、息も絶え絶えとなる。牛首から山頂までは、覚悟が必要です。 アイゼンが必要か否かは、残雪の状況に寄るので、事前に月山朝日観光協会(西川町産業振興課内 TEL.0237-74-4119) などに電話で問い合わせをするとよいそうです。(※リフト下駅売店でアイゼンレンタル有り) ちなみに、2006年7月25日はアイゼン必要、8月20日は不要でした。 白装束の信仰登山や、学校登山、地域の集団登山、ツアー登山など登山者は多い。(8/20日曜の頂上には、ざっと数えて500人位)木道などは、登り下りの2本が整備されているが、そうでない道幅の狭い部分(柴灯森、鍛冶小屋付近)は、行き違いに待たされる。できれば登り優先の配慮を。 また、月山は磐梯朝日国立公園。高山植物の保護地域で、採集はもちろん罰金。写真に撮るのも要注意で、登山道以外の場所は立ち入り禁止です。キャンプも禁止。うっかり公園内に犬を連れて行くと罰金50万円だそうです。 月山スキー場のペアリフトの運行日時や時間などは、「霊峰月山ネイチャーランド」や「山形県西川町」のHPが詳しいので、確認して下さい。 |
コ ー ス タ イ ム |
仙台茂庭→(車2時間・笹谷IC-寒河江SA休憩含-月山IC)→姥沢駐車場→(歩10分)→リフト下駅→(リフト13分)→リフト上駅→(歩30分)→姥ヶ岳→(歩40分)→牛首→(歩50分)→月山山頂神社→(歩40分)→牛首→(歩25分)→リフト上駅分岐→(歩60分)→姥沢小屋→(歩5分)→姥沢駐車場→(車35分)→水沢温泉館→(車65分・西川IC-川崎IC)→仙台茂庭 ※姥沢コース(帰りはリフトを使わない) 所要時間6時間(歩行4時間20分、休憩1時間半) ※女性2人、男性1人で花の写真を撮りながらのタイムです |
ガイドブック 地 図 |
「新分県登山ガイド5・山形県の山」 山と渓谷社 地図:「月山」1/25000図 |
月山は遠いという先入観で敬遠していたが、宮城から日帰りできると知り、 自分で運転して行くことになった。運動不足なので、スタミナが持つか不安を 残しながらの出発となる。 |
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→姥沢駐車場 仙台から286号線、笹谷ICから山形自動車道で月山ICまで。高速道は約45分、月山ICから姥沢まで約20分で到着。寒河江SAでトイレ休憩を含めて約2時間で着いた。この駐車場は無料だった。 |
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→トイレ・更衣室・公衆電話 駐車場の道路を渡った西側に無料のトイレがある。清潔だがペーパー無し。手洗いの水が冷たくて気持ちがいい。確認しなかったが、更衣室・公衆電話もあるそうだ。 |
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→正面上は姥沢小屋 姥沢駐車場から徒歩5分ほどで、姥沢小屋下に到着。つきあたりにプレハブ小屋があり、そこで入山料一人200円を払う。道脇にいくらか駐車スペースがあるが、この日は満車。 |
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→リフト下駅 沢の右に姥沢小屋を見ながら、尚も約5分、道路を登っていくと、月山ペアリフト乗り場に着く。 リフトは大人片道560円、往復1000円 平日 8:00〜16:30 土・日・祝 7:00〜16:30 (4/11?〜10/23?)要確認! |
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→リフト乗り場 リフト下駅のチケット売り場にも無料の水洗トイレがある。ペーパー有り。 リフトは二人乗りのスキー場のリフトで、箱型のロープーウエイではない。係員が補助してくれるが、観光客でリフトに乗ったことが無い高齢者は、面くらうかもしれない。 ザックを背負ったままだと、背もたれに当り、座る部分が浅くなるので要注意。リフトのバーを握る時、ストック等も落とさないように。 |
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→空中散歩 パックツアー等で、「月山のお花畑の空中散歩」と書かれているが、まんざら嘘ではない。リフト下は草が刈られていて植物は少なめだが、黄色のニガナやエゾオヤマリンドウなどが楽しめた。 |
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→リフト上駅終点 リフト終点にも係員が待機。安全に降りられるよう、声をかけたり手を貸したりしてくれる。資料ではリフト所要時間13分と記されていたが、上部で次第に開ける景色や花に見とれていると、あっという間に到着してしまった。高度300m近くを一気にかせぐ、有難い乗り物。 |
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→リフト上駅からの姥ヶ岳 リフト右手の月山はガスで見えない。左手にはこれから登る姥ヶ岳が見えている。天気は、まずまず良さそうです。 |
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→リフト上駅を出発 リフト上駅には、トイレがあるがバイオトイレで有料だそうです。(写真右手) 記念撮影をして、いざ出発です。朝9時15分になっていました。 |
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→木道脇に 登るとすぐさまお花たちの出迎えです。8月20日ですが、ニッコウキスゲが咲いていました。 |
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→リフト上駅を望む なだらかに木道を登って行きます。後ろを振り返ると、リフト周辺が見渡せました。 |
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→姥ヶ岳と牛首への分岐 歩き始めて約8分で牛首への分岐に到着。ベンチが有ります。右に行くと牛首へ直接行くルートです。我々は、左に登りますが、草花が豊富なので、つい足をとめてしまいます。 |
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→牛首方面 月山の頂上付近はガスに包まれていますが、牛首までの道を歩く人々の姿が見えます。すばらしい眺めです。 |
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→姥ヶ岳への登り 登山道はよく整備されています。200円の入山料は高くないと思います。 |
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→残っていた雪田 姥ヶ岳山頂の直下に、わずかに雪が残っていました。今回唯一の雪の上の道でした。N子さんの話によると、今年7/25に登った時は雪が多くて、アイゼンが必要だったそうです。わずか26日で随分様変りするものです。電話で聞けば、西川町役場で、雪の状況を教えてくれるそうです。 |
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→姥ヶ岳の肩 雪渓を登りつめると、急坂は終わり、平坦な花畑が眼前に広がります。キンコウカが咲いています。 |
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→姥ヶ岳山頂 約30分で到着。右は牛首へ。左には山頂のベンチと遊歩道が作られ、湿原植物の観察ができます。 |
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→姥ヶ岳のベンチ 姥ヶ岳で休息する人々。ガスが晴れれば、たぶん月山が正面に見えるはず。 |
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→姥ヶ岳から金姥(かなうば)、柴灯森 湿原の保護ため木道が整備されています。登山者が行き交う時に不都合ないように2本作られているのは流石に月山だなあと思いました。 |
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→柴灯森(さいとうもり)と金姥の鞍部 まっすぐ登っているのが、牛首方面への道で、左に折れているのが、湯殿山への登山道です。 |
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→湯殿山への分岐 元禄2(1689)年に松尾芭蕉が羽黒の弥陀ヶ原から月山を越えて、湯殿山に詣でている。芭蕉もこの道を通ったのかと思うと感慨深い。ここは姥ヶ岳から13分下った場所。 |
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→牛首分岐 湯殿山分岐からは、なだらかに登り、柴灯森山腹を横切って進むと、牛首の分岐だ。この間、ハクサンイチゲ、ハクサンシャジン、トモエシオガマ等が見られた。湯殿分岐から25分で到着。 |
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→牛首休憩ベンチ 分岐から平坦な道を数十m進むと、ベンチがあって休憩場になっている。ガスの切れ間から月山の頂上が見える。月山は頂上が平らな山だ。 姥ヶ岳から40分歩いたので、休憩する。 |
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→稜線の花々 牛首からしばらくはゆるやかな登り。高山植物(写真はアザミ)を楽しみながら登れるが、だんだん傾斜が急になる。 |
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→白装束の人も 行き交う登山者の中には、白装束の人もいる。登り優先なので、待っていてくれるが、続く急登に息が上がる。月山では、「こんにちは〜」でなく、「お疲れさま〜」や「ごくろうさま〜」という人が多い。私は疲れて挨拶も途絶えがち。 |
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→一番きつい登り 聞きしに勝る急登。歩きやすい石段になっているが、今までなだらかな所ばかりだったので、バテて遅れがちになる。 鍛冶小屋の手前で小休止を入れて頂く。暑いので水分を充分に摂る。ガスが晴れつつあったが、疲労で景色も見る余裕が無い。 |
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→鍛冶小屋跡が見えた! 苦しみながら尚も登ると、鍛冶小屋が見えた。遅れても一歩一歩確実に進んではいる。しかし、キツイ登り。 だんだんガスが晴れ、暑くて汗が噴出す。水をこまめに飲みました。 |
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→お地蔵さん 息も絶え絶えにたどり着くと、正面にお地蔵さんが。 |
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→鍛冶小屋跡一部 数年前までは、実際に小屋があったそうだ。おくのほそ道には「谷のかたはらに鍛冶小屋といふあり。この国の鍛冶、霊水を選びて、ここに潔斎して剣を打ち、つひに月山と銘を切って世に賞せらる。・・・」とある。 |
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→鳥居も 鍛冶小屋前には鳥居もあります。鳥居の右脇から、さらに頂上への登山道が見えます。 |
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→最後の登り あともう少しです。あの平坦な所まで行けば平らになるのです。「あと400歩だから頑張ろう!」と他の登山者に声を掛けられ、イチニサンと数えだす。 |
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→出ました!神社 確かに400歩近くでこの辺りに到着。牛首から正味50分(休憩含み60分)で到着。短い時間でしたが、バテバテ。頭がクラクラ、息はハカハカ。侮る無かれ月の山。 |
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→神社遠望 芭蕉は羽黒から入山し「・・・強力というものに導かれて、雲霧山気の中に氷雪を踏みて登ること八里、さらに日月行道の雲関に入るかと怪しまれ、息絶え身凍えて、頂上に至れば、日没して月顕はる。笹を敷き、篠を枕として、臥して明くるを待つ。日出でて雲消ゆれば、湯殿に下る。・・・」と書いている。 |
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→神社前、ここより撮影禁止 台地状の平坦な道をを5分歩いて、神社前に到着。鳥居をくぐって奥に数段登った小屋に神主さんがいて、十数人まとめて御祓いをする。「・・・・祓い給え清め給えとまおす〜」500円なり。おみくじを頂き、身代わり札に息を3回吹きかけて小さな池に流した。 |
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→神社の脇から 神社の周りは石垣がめぐらされ、景色が見えない。「石垣に登らないでください、撮影禁止」と書かれています。芭蕉は「総じてこの山中の微細、行者の法式として他言することを禁ず。よって筆をとどめてしるさず。・・・」と記している。※この山中は主に湯殿山を示すらしい。 神社の脇から、芭蕉が往復した弥陀ヶ原方面への道が伸びている。 |
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→羽黒方面 神社の脇は緩斜面で、沢山の人々が休憩していた。(写真は地元の中学校の集団登山の生徒さん達) 羽黒方向には、雲が晴れれば、鳥海山も見えるという。 |
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→肘折方面 たおやかな峰に登山道が走っているの見える。肘折方面への道だ。(東を見ています) 神社がある所が月山1984mの最高地点のようです。 |
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→山頂小屋 南側に目をやると、山頂小屋が見えます。頂上の人出は500人位と見ました。 1時間近く昼食休憩をとる。天気がよく無風で、大変気持ちの良い山頂でした。靴を脱ぎ足を延ばして休みます。初めて山で足が攣り、あわてて水を飲みました。 |
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・・・・これより復路の記録・・・・ →石垣の脇を歩きます 右手の石垣の外に、クロユリの群生地がある場所があるそうです。 |
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→月山頂上小屋(屋根が緑色) 詳細は小屋のHPに。(個人経営)7月〜9月中旬まで営業しているそうです。棟がいくつかあって、100人位泊まれるそうです。中で休憩している人々もいました。 |
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→鍛冶小屋跡が眼下に 平坦な頂上からは、一気に急な下り坂となる。雲間から、わずかに見えるのは、湯殿山付近だろうか。 |
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→石段を下る 先程喘ぎながら登った同じ場所とは思えぬほど、下りは楽チンだ。時間的にもう登ってくる人は少ない。 |
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→牛首付近が ガスの切れ間から一瞬牛首付近が見えた。これから下る牛首下の雪渓も、見え隠れしている。下りはなんて楽なんでしょう。 |
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→湯殿山方向の山々 奥に雪渓を残して並んでいる山の向こう側の谷に、湯殿山神社がある。 |
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→田麦川 下りながら、右手の深い谷をのぞいてみます。川をたどっていくと鶴岡市に出るようです。 |
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→月山を振り返る 今下ってきた道を振り返ると、うっすらと月山が見えました。なだらかな山です。 |
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→ニッコウキスゲの道 牛首付近はお花が多くあります。ニッコウキスゲの橙色が、とても艶やかです。 |
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→牛首分岐 牛首で休憩をし、分岐を左に進みます。右に行くと姥ヶ岳に至ります。ここから休み無しで一気に姥沢小屋に下ります。 |
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→牛首下の雪田 石畳の脇には、まだ雪田が残っていました。スプーンカットもずいぶん黒くなっています。雪田が後退したあとに、チングルマが咲いていました。下っていくと同時にチングルマの実も見られます。 |
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→雪田から流れる水 この上部には小屋が無いので、水は汚染されていません。皆さん水を汲んでいます。冷たくて美味しいです。 |
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→ロープが張られた道 石畳の道には、雪解け水が流れ、両脇にはロープが張られています。湿原の保護の為です。 同行のN子さんによると、2006年7月25日にはこの辺りは一面雪田だったそうで、霧が濃くて、道がわからなくなったそうです。 |
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→広がる草原 牛首からリフト分岐までの、0.8kmは雪解け直後の初夏の花が見られます。(チングルマ、ニッコウキスゲ、イワイチョウ、イワカガミなど)初秋でも、初夏の植物も同時に見られるのも、月山の特徴。 |
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→リフト上駅と姥沢小屋の分岐 木道が分かれています。道標が小さいので、見落とさないように注意です。我々は、帰りはリフトを使わずに下ります。牛首からリフト分岐まで25分かかりました。 |
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→木道と花畑 リフト分岐から下部も、気持ちの良い草原が広がっています。写真の黄色はニッコウキスゲ、白はモミジカラマツです。 |
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→木道脇のヨツバシオガマ ピンクの花はヨツバシオガマです。根は他の植物に寄生するが、自らも葉で光合成を行う半寄生植物だそうです。 |
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→雪田あとの草地 雪田あとの草地は、このように木道により保護されています。植物の写真は多く撮りましたが、木道から降りないで撮影しました。 |
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→樹林や小沢も現れる 気分よく草地を下り、標高を下げていくと、背の低い樹木が出てきます。小さな沢も見られるようになりますが、急な下りはなく、ほぼ緩やかな下りで、歩きやすい道です。 |
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→緩やかな下山道と 背の低い樹木 リフト分岐から13分のあたり。ミネカエデの実やナナカマドなどの樹木も見られた。 |
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→最後の雪 牛首から約45分下ってきたあたりです。リフト分岐からは20分程の所で、最後の雪を見ました。リフトは右手の尾根の向こう側に架かっているはずです。 |
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→単調な下り 広い谷を下っていくので、緩やかな斜面のため、木道が整備されています。所々に石畳もあります。広い谷が終わると、谷が深くなり、左に谷間が見えるようになりますが、姥沢はまだまだです。(小屋まであと36分、牛首からほぼ中間点付近) |
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→樹木の無い草地も この頃は、殆んど樹林帯を歩くようになりますが、後半に時折小さな沢を渡る部分が出てきます。そろそろ姥沢も近く、リフト分岐から45分の所です。牛首から1時間15分も歩いているので、少々疲れ気味。 この谷筋にはシシウドやオタカラコウが咲いています。(小屋まであと14分) |
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→ミズバショウの葉 樹林も高木になり、ブナなどが見られるようになると、姥沢小屋が近いことを示しています。(小屋まであと8分) |
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→姥沢小屋 ブナ林帯の尾根を大きく右に回り込むと、赤い小屋の脇に出ました。牛首から約1時間半で到着。花の多い良い道でした。皆様、お疲れ様!! |
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→姥沢小屋の前の橋と道路 姥沢小屋の前の沢にかかる木の橋を渡り、リフト下駅と駐車場をつなぐ道路に出ます。道路を5分ほど下って駐車場に到着。 朝8時45分出発、15時20分に戻りました。無料のトイレに寄り、15時33分に姥沢駐車場を出発し、帰路につきました。 ●登山報告終了 |
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★登山の帰りに温泉はいかが? →水沢温泉館(西川町大字水沢2304) 入浴300円 時間 6:00〜21:00(12〜3月は7:00〜) 休日:第4火曜 0237-74-4433 ※新しくて清潔 |
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→月山銘水館(温泉と同じ敷地に隣接) 営業時間 AM10:00〜PM6:30 (季節により変更有り) 定休日 毎月第4火曜日 |
リ フ ト 上 駅 付 近 |
↑ベニバナイチゴ | ↑シロバナクモマ二ガナ? |
リ フ ト 上 駅 付 近 |
↑ニッコウキスゲ | ↑ノウゴウイチゴ?の実 |
姥 ヶ 岳 付 近 |
↑チングルマ | ↑イワカガミ |
姥 ヶ 岳 付 近 |
↑ヒナザクラ | ↑ナンブタカネアザミ |
姥 ヶ 岳 付 近 |
↑(ヒメ?)イワショウブ、キンコウカ | ↑(ヒメ?)イワショウブ |
姥 ヶ 岳 付 近 |
↑ハイマツ | ↑ミヤマアキノキリンソウ |
姥 ヶ 岳 付 近 |
↑シラネニンジン?? | ↑ウメバチソウ |
姥 ヶ 岳 ↓ 湯 殿 山 分 岐 |
↑(ヒメ?)イワショウブの蕾? | ↑キンコウカ |
柴 灯 森 付 近 |
↑ハクサンイチゲ | ↑トモエシオガマ |
牛 首 付 近 |
↑ハクサンシャジン | ↑ウサギギク |
牛 首 付 近 |
↑シラネニンジン?? | ↑イワイチョウ |
牛 首 付 近 |
↑モミジカラマツ | ↑ウゴアザミ |
牛 首 付 近 |
↑タテヤマウツボグサ | ↑? |
牛 首 ↑ ↓ 月 山 山 頂 |
↑シロバナトウウチソウ? | ↑(コ)ミネカエデ? |
牛 首 ↑ ↓ 月 山 山 頂 |
↑? | ↑ミヤマネズ |
牛 首 ↑ ↓ 月 山 山 頂 |
↑ヤマハハコ | ↑キオン |
月 山 山 頂 付 近 |
↑ハクサンフウロ | ↑ハクサンフウロ |
月 山 山 頂 付 近 |
↑ミヤマセンキョウ? | ↑ミヤマキンポウゲ |
月 山 山 頂 付 近 |
↑ナンブタカネアザミ |
↑ハクサンフウロ、ミヤマキンポウゲ等 |
月 山 山 頂 付 近 |
↑ミヤマホツツジ | ↑ハクサンボウフウ?? |
牛 首 分 岐 ↓ リ フ ト 分 岐 |
↑シロバナクモマニガナ? | ↑ヨツバシオガマ |
牛 首 分 岐 ↓ リ フ ト 分 岐 |
↑ヒナザクラ |
↑チングルマの実 |
リ フ ト 分 岐 ↓ 姥 沢 小 屋 |
↑エゾシオガマ | ↑ミヤマリンドウ |
リ フ ト 分 岐 ↓ 姥 沢 小 屋 |
↑ジイソブ? |
↑ツルリンドウ |
リ フ ト 分 岐 ↓ 姥 沢 小 屋 |
↑サンカヨウの実 | ↑エゾアジサイ? |
リ フ ト 分 岐 ↓ 姥 沢 小 屋 |
↑ミヤマカラマツ? | ↑ヤマブキショウマ? |
リ フ ト 分 岐 ↓ 姥 沢 小 屋 |
↑オタカラコウ | ↑ツルアリドオシ? |
姥 沢 小 屋 付 近 |
↑? | ↑ノリウツギ? |
月山に関する補遺 ●芭蕉も登った月山 俳人松尾芭蕉は、1689年7月に月山登山をしていた。1日目は羽黒山神社から、弥陀ヶ原を経て、月山山頂で一泊。翌日は湯殿山に下り、また月山に登り返して羽黒山神社に戻っている。一日目は八里というから、32km。翌日は月山山頂から、湯殿山まで約10km。すぐに取って返して、羽黒にもどっているので、この日は50km以上歩いた事になる。つまり月山山頂には湯殿口と羽黒口から、2日で2度登っているのだ。いやはや、恐れ入る。山岳マラソンランナーもびっくりの行程だ。 しかし芭蕉は、「おくのほそ道」には、月山の残雪や寒さ、月、鍛冶小屋、ミネザクラ等を割合にあっさりと簡潔に書いている。でも随行の曽良の日記には「いやあ、実に疲れた」なんて事を書いてあるので、たぶん芭蕉の疲れも相当であったと思います。 参考文献「新訂おくのほそ道」角川文庫 |