直線上に配置

月山(1984m)がっさん

2006.8.20(日)の記録
 概   要  夏の月山は高山植物の宝庫。種類が多く、全コース花、花、花。リフトで楽をして登れて、ハクサンフウロを愛でられる山は滅多にないと思う。また雪田・高山草原の景観や、信仰登山の歴史等、見どころは多い。花好きな人は、ともかく夏に行ってみて!!
 場   所
 交   通
 仙台から山形自動車道を使えば月山の麓まで約1時間半。片道113kmあるが充分日帰りできる山だ。月山ICを降りて、国道112号から左折、道標に導かれて登っていく。やや戸惑う箇所あり。インターを降りてからの道順は、志津温泉の「仙台屋」のHP(交通アクセスの中の写真付詳細MAP)が役に立った。
 麓の姥沢まではICから20分。姥沢駐車場は、強制ではないそうだが、入山協力金の徴収があります。西川山岳会のHP(朝日月山情報)によると、4月10日〜6月30日の間・・・車1台1,000円 ( 姥沢駐車場整理料金含む) 7月1日〜閉鎖まで・・・1人200円だそうです。(要現地確認)我々は、姥沢駐車場から徒歩数分、姥沢小屋の手前の道脇にプレハブ小屋があり、そこで募金しました。※記録が古いので毎年の最新情報を他にもご確認下さい。
 注   意
 事   項
 道標完備、登山道もよく整備されているので、危ない箇所はありません。4歳の幼児や、高齢者が山頂めざしているのに出合いました。軽装(ノースリーブ、荷物無し)の人もいたが、天候が急変すれば高山なので凍える。逆に暑いと木陰が全く無いので、紫外線対策や、水分補給も必要となります。
 体力・根性を要すのは、鍛冶小屋付近の登り。勾配が急な上に、行き交う人が多く、マイペースで登れないので、息も絶え絶えとなる。牛首から山頂までは、覚悟が必要です。
 アイゼンが必要か否かは、残雪の状況に寄るので、事前に月山朝日観光協会(西川町産業振興課内 TEL.0237-74-4119) などに電話で問い合わせをするとよいそうです。(※リフト下駅売店でアイゼンレンタル有り) ちなみに、2006年7月25日はアイゼン必要、8月20日は不要でした。
 白装束の信仰登山や、学校登山、地域の集団登山、ツアー登山など登山者は多い(8/20日曜の頂上には、ざっと数えて500人位)木道などは、登り下りの2本が整備されているが、そうでない道幅の狭い部分(柴灯森、鍛冶小屋付近)は、行き違いに待たされる。できれば登り優先の配慮を。
 また、月山は磐梯朝日国立公園。高山植物の保護地域で、採集はもちろん罰金。写真に撮るのも要注意で、登山道以外の場所は立ち入り禁止です。キャンプも禁止。うっかり公園内に犬を連れて行くと罰金50万円だそうです。
 月山スキー場のペアリフトの運行日時や時間などは、「霊峰月山ネイチャーランド」や「山形県西川町」のHPが詳しいので、確認して下さい。 
 コ ー ス
 タ イ ム
 仙台茂庭→(車2時間・笹谷IC-寒河江SA休憩含-月山IC)→姥沢駐車場→(歩10分)→リフト下駅→(リフト13分)→リフト上駅→(歩30分)→姥ヶ岳→(歩40分)→牛首→(歩50分)→月山山頂神社→(歩40分)→牛首→(歩25分)→リフト上駅分岐→(歩60分)→姥沢小屋→(歩5分)→姥沢駐車場→(車35分)→水沢温泉館→(車65分・西川IC-川崎IC)→仙台茂庭
 ※姥沢コース(帰りはリフトを使わない)
      所要時間6時間(歩行4時間20分、休憩1時間半)
 ※女性2人、男性1人で花の写真を撮りながらのタイムです
 ガイドブック
 地   図
「新分県登山ガイド5・山形県の山」 山と渓谷社
地図:「月山」1/25000図

↑カシミール3Dより                            
やまがた広域観光協議会ドライブマップより↑ 月山朝日観光協会トレッキングMAPより

※地図をクリックすると拡大します


 月山は遠いという先入観で敬遠していたが、宮城から日帰りできると知り、
自分で運転して行くことになった。運動不足なので、スタミナが持つか不安を
残しながらの出発となる。
→姥沢駐車場

 仙台から286号線、笹谷ICから山形自動車道で月山ICまで。高速道は約45分、月山ICから姥沢まで約20分で到着。寒河江SAでトイレ休憩を含めて約2時間で着いた。この駐車場は無料だった。
→トイレ・更衣室・公衆電話

 駐車場の道路を渡った西側に無料のトイレがある。清潔だがペーパー無し。手洗いの水が冷たくて気持ちがいい。確認しなかったが、更衣室・公衆電話もあるそうだ。
→正面上は姥沢小屋

 姥沢駐車場から徒歩5分ほどで、姥沢小屋下に到着。つきあたりにプレハブ小屋があり、そこで入山料一人200円を払う。道脇にいくらか駐車スペースがあるが、この日は満車。
→リフト下駅
 沢の右に姥沢小屋を見ながら、尚も約5分、道路を登っていくと、月山ペアリフト乗り場に着く。
 リフトは大人片道560円、往復1000円
  平日 8:00〜16:30   
  土・日・祝 7:00〜16:30
   (4/11?〜10/23?)要確認!
→リフト乗り場 
 リフト下駅のチケット売り場にも無料の水洗トイレがある。ペーパー有り。
 リフトは二人乗りのスキー場のリフトで、箱型のロープーウエイではない。係員が補助してくれるが、観光客でリフトに乗ったことが無い高齢者は、面くらうかもしれない。 ザックを背負ったままだと、背もたれに当り、座る部分が浅くなるので要注意。リフトのバーを握る時、ストック等も落とさないように。 
→空中散歩

 パックツアー等で、「月山のお花畑の空中散歩」と書かれているが、まんざら嘘ではない。リフト下は草が刈られていて植物は少なめだが、黄色のニガナやエゾオヤマリンドウなどが楽しめた。
→リフト上駅終点

 リフト終点にも係員が待機。安全に降りられるよう、声をかけたり手を貸したりしてくれる。資料ではリフト所要時間13分と記されていたが、上部で次第に開ける景色や花に見とれていると、あっという間に到着してしまった。高度300m近くを一気にかせぐ、有難い乗り物。
→リフト上駅からの姥ヶ岳

 リフト右手の月山はガスで見えない。左手にはこれから登る姥ヶ岳が見えている。天気は、まずまず良さそうです。
→リフト上駅を出発

 リフト上駅には、トイレがあるがバイオトイレで有料だそうです。(写真右手)
 記念撮影をして、いざ出発です。朝9時15分になっていました。
→木道脇に

 登るとすぐさまお花たちの出迎えです。8月20日ですが、ニッコウキスゲが咲いていました。
→リフト上駅を望む

 なだらかに木道を登って行きます。後ろを振り返ると、リフト周辺が見渡せました。 
→姥ヶ岳と牛首への分岐

 歩き始めて約8分で牛首への分岐に到着。ベンチが有ります。右に行くと牛首へ直接行くルートです。我々は、左に登りますが、草花が豊富なので、つい足をとめてしまいます。
→牛首方面

 月山の頂上付近はガスに包まれていますが、牛首までの道を歩く人々の姿が見えます。すばらしい眺めです。
→姥ヶ岳への登り

 登山道はよく整備されています。200円の入山料は高くないと思います。
→残っていた雪田
 姥ヶ岳山頂の直下に、わずかに雪が残っていました。今回唯一の雪の上の道でした。N子さんの話によると、今年7/25に登った時は雪が多くて、アイゼンが必要だったそうです。わずか26日で随分様変りするものです。電話で聞けば、西川町役場で、雪の状況を教えてくれるそうです。
→姥ヶ岳の肩

 雪渓を登りつめると、急坂は終わり、平坦な花畑が眼前に広がります。キンコウカが咲いています。
→姥ヶ岳山頂

 約30分で到着。右は牛首へ。左には山頂のベンチと遊歩道が作られ、湿原植物の観察ができます。
→姥ヶ岳のベンチ

 姥ヶ岳で休息する人々。ガスが晴れれば、たぶん月山が正面に見えるはず。
→姥ヶ岳から金姥(かなうば)柴灯森

 湿原の保護ため木道が整備されています。登山者が行き交う時に不都合ないように2本作られているのは流石に月山だなあと思いました。
→柴灯森(さいとうもり)と金姥の鞍部

 まっすぐ登っているのが、牛首方面への道で、左に折れているのが、湯殿山への登山道です。
 
→湯殿山への分岐

 元禄2(1689)年に松尾芭蕉が羽黒の弥陀ヶ原から月山を越えて、湯殿山に詣でている。芭蕉もこの道を通ったのかと思うと感慨深い。ここは姥ヶ岳から13分下った場所。
→牛首分岐

 湯殿山分岐からは、なだらかに登り、柴灯森山腹を横切って進むと、牛首の分岐だ。この間、ハクサンイチゲ、ハクサンシャジン、トモエシオガマ等が見られた。湯殿分岐から25分で到着。
→牛首休憩ベンチ

 分岐から平坦な道を数十m進むと、ベンチがあって休憩場になっている。ガスの切れ間から月山の頂上が見える。月山は頂上が平らな山だ。
 姥ヶ岳から40分歩いたので、休憩する。
→稜線の花々

 牛首からしばらくはゆるやかな登り。高山植物(写真はアザミ)を楽しみながら登れるが、だんだん傾斜が急になる。
→白装束の人も

 行き交う登山者の中には、白装束の人もいる。登り優先なので、待っていてくれるが、続く急登に息が上がる。月山では、「こんにちは〜」でなく、「お疲れさま〜」や「ごくろうさま〜」という人が多い。私は疲れて挨拶も途絶えがち。
→一番きつい登り
 聞きしに勝る急登。歩きやすい石段になっているが、今までなだらかな所ばかりだったので、バテて遅れがちになる。
 鍛冶小屋の手前で小休止を入れて頂く。暑いので水分を充分に摂る。ガスが晴れつつあったが、疲労で景色も見る余裕が無い。
 
→鍛冶小屋跡が見えた!

 苦しみながら尚も登ると、鍛冶小屋が見えた。遅れても一歩一歩確実に進んではいる。しかし、キツイ登り。
 だんだんガスが晴れ、暑くて汗が噴出す。水をこまめに飲みました。
→お地蔵さん

 息も絶え絶えにたどり着くと、正面にお地蔵さんが。
→鍛冶小屋跡一部

 数年前までは、実際に小屋があったそうだ。おくのほそ道には「谷のかたはらに鍛冶小屋といふあり。この国の鍛冶、霊水を選びて、ここに潔斎して剣を打ち、つひに月山と銘を切って世に賞せらる。・・・」とある。
→鳥居も

 鍛冶小屋前には鳥居もあります。鳥居の右脇から、さらに頂上への登山道が見えます。
 
→最後の登り

 あともう少しです。あの平坦な所まで行けば平らになるのです。「あと400歩だから頑張ろう!」と他の登山者に声を掛けられ、イチニサンと数えだす。
→出ました!神社

 確かに400歩近くでこの辺りに到着。牛首から正味50分(休憩含み60分)で到着。短い時間でしたが、バテバテ。頭がクラクラ、息はハカハカ。侮る無かれ月の山。
→神社遠望
 芭蕉は羽黒から入山し「・・・強力というものに導かれて、雲霧山気の中に氷雪を踏みて登ること八里、さらに日月行道の雲関に入るかと怪しまれ、息絶え身凍えて、頂上に至れば、日没して月顕はる。笹を敷き、篠を枕として、臥して明くるを待つ。日出でて雲消ゆれば、湯殿に下る。・・・」と書いている。
→神社前、ここより撮影禁止

 台地状の平坦な道をを5分歩いて、神社前に到着。鳥居をくぐって奥に数段登った小屋に神主さんがいて、十数人まとめて御祓いをする。「・・・・祓い給え清め給えとまおす〜」500円なり。おみくじを頂き、身代わり札に息を3回吹きかけて小さな池に流した。
→神社の脇から
 神社の周りは石垣がめぐらされ、景色が見えない。「石垣に登らないでください、撮影禁止」と書かれています。芭蕉は「総じてこの山中の微細、行者の法式として他言することを禁ず。よって筆をとどめてしるさず。・・・」と記している。※この山中は主に湯殿山を示すらしい
 神社の脇から、芭蕉が往復した弥陀ヶ原方面への道が伸びている。
→羽黒方面

 神社の脇は緩斜面で、沢山の人々が休憩していた。(写真は地元の中学校の集団登山の生徒さん達)
 羽黒方向には、雲が晴れれば、鳥海山も見えるという。
→肘折方面

 たおやかな峰に登山道が走っているの見える。肘折方面への道だ。(東を見ています)
 神社がある所が月山1984mの最高地点のようです。
→山頂小屋

 南側に目をやると、山頂小屋が見えます。頂上の人出は500人位と見ました。
 1時間近く昼食休憩をとる。天気がよく無風で、大変気持ちの良い山頂でした。靴を脱ぎ足を延ばして休みます。初めて山で足が攣り、あわてて水を飲みました。

・・・・これより復路の記録・・・・

→石垣の脇を歩きます

 右手の石垣の外に、クロユリの群生地がある場所があるそうです。
→月山頂上小屋(屋根が緑色)

 詳細は小屋のHPに。(個人経営)7月〜9月中旬まで営業しているそうです。棟がいくつかあって、100人位泊まれるそうです。中で休憩している人々もいました。
→鍛冶小屋跡が眼下に

 平坦な頂上からは、一気に急な下り坂となる。雲間から、わずかに見えるのは、湯殿山付近だろうか。
→石段を下る

 先程喘ぎながら登った同じ場所とは思えぬほど、下りは楽チンだ。時間的にもう登ってくる人は少ない。
 
→牛首付近が

 ガスの切れ間から一瞬牛首付近が見えた。これから下る牛首下の雪渓も、見え隠れしている。下りはなんて楽なんでしょう。
→湯殿山方向の山々

 奥に雪渓を残して並んでいる山の向こう側の谷に、湯殿山神社がある。
→田麦川

 下りながら、右手の深い谷をのぞいてみます。川をたどっていくと鶴岡市に出るようです。
→月山を振り返る

 今下ってきた道を振り返ると、うっすらと月山が見えました。なだらかな山です。
→ニッコウキスゲの道

 牛首付近はお花が多くあります。ニッコウキスゲの橙色が、とても艶やかです。
 
→牛首分岐

 牛首で休憩をし、分岐を左に進みます。右に行くと姥ヶ岳に至ります。ここから休み無しで一気に姥沢小屋に下ります。
→牛首下の雪田

 石畳の脇には、まだ雪田が残っていました。スプーンカットもずいぶん黒くなっています。雪田が後退したあとに、チングルマが咲いていました。下っていくと同時にチングルマの実も見られます。
→雪田から流れる水

 この上部には小屋が無いので、水は汚染されていません。皆さん水を汲んでいます。冷たくて美味しいです。
→ロープが張られた道

 石畳の道には、雪解け水が流れ、両脇にはロープが張られています。湿原の保護の為です。
 同行のN子さんによると、2006年7月25日にはこの辺りは一面雪田だったそうで、霧が濃くて、道がわからなくなったそうです。
→広がる草原

 牛首からリフト分岐までの、0.8kmは雪解け直後の初夏の花が見られます。(チングルマ、ニッコウキスゲ、イワイチョウ、イワカガミなど)初秋でも、初夏の植物も同時に見られるのも、月山の特徴。
→リフト上駅と姥沢小屋の分岐

 木道が分かれています。道標が小さいので、見落とさないように注意です。我々は、帰りはリフトを使わずに下ります。牛首からリフト分岐まで25分かかりました。
→木道と花畑

 リフト分岐から下部も、気持ちの良い草原が広がっています。写真の黄色はニッコウキスゲ、白はモミジカラマツです。
 
→木道脇のヨツバシオガマ

 ピンクの花はヨツバシオガマです。根は他の植物に寄生するが、自らも葉で光合成を行う半寄生植物だそうです。
→雪田あとの草地

 雪田あとの草地は、このように木道により保護されています。植物の写真は多く撮りましたが、木道から降りないで撮影しました。
→樹林や小沢も現れる

 気分よく草地を下り、標高を下げていくと、背の低い樹木が出てきます。小さな沢も見られるようになりますが、急な下りはなく、ほぼ緩やかな下りで、歩きやすい道です。
→緩やかな下山道と
      背の低い樹木

 リフト分岐から13分のあたり。ミネカエデの実やナナカマドなどの樹木も見られた。
→最後の雪

 牛首から約45分下ってきたあたりです。リフト分岐からは20分程の所で、最後の雪を見ました。リフトは右手の尾根の向こう側に架かっているはずです。
→単調な下り

 広い谷を下っていくので、緩やかな斜面のため、木道が整備されています。所々に石畳もあります。広い谷が終わると、谷が深くなり、左に谷間が見えるようになりますが、姥沢はまだまだです。(小屋まであと36分、牛首からほぼ中間点付近)
→樹木の無い草地も

 この頃は、殆んど樹林帯を歩くようになりますが、後半に時折小さな沢を渡る部分が出てきます。そろそろ姥沢も近く、リフト分岐から45分の所です。牛首から1時間15分も歩いているので、少々疲れ気味。
 この谷筋にはシシウドやオタカラコウが咲いています。(小屋まであと14分)
→ミズバショウの葉

 樹林も高木になり、ブナなどが見られるようになると、姥沢小屋が近いことを示しています。(小屋まであと8分)
→姥沢小屋

 ブナ林帯の尾根を大きく右に回り込むと、赤い小屋の脇に出ました。牛首から約1時間半で到着。花の多い良い道でした。皆様、お疲れ様!!
→姥沢小屋の前の橋と道路
 姥沢小屋の前の沢にかかる木の橋を渡り、リフト下駅と駐車場をつなぐ道路に出ます。道路を5分ほど下って駐車場に到着。
 朝8時45分出発、15時20分に戻りました。無料のトイレに寄り、15時33分に姥沢駐車場を出発し、帰路につきました。

          ●登山報告終了
  登山の帰りに温泉はいかが?

→水沢温泉館(西川町大字水沢2304)

 入浴300円 
 時間 6:00〜21:00(12〜3月は7:00〜)
 休日:第4火曜  0237-74-4433
 ※新しくて清潔
→月山銘水館(温泉と同じ敷地に隣接)

 営業時間 AM10:00〜PM6:30 
          
(季節により変更有り)

 定休日 毎月第4火曜日 
           
(冬期間は毎週火曜日)
 ※お土産品下記購入、美味でした
    月山ビール 50ml 1本 682円
    黒蜜餡ドーナツ 6個 350円?位



◆出合った植物◆
植物名は独断で、あてになりませんのでご了承下さい
 リ
 フ
  ト
 上
 駅
 付
 近
↑ベニバナイチゴ ↑シロバナクモマ二ガナ?
 リ
 フ
  ト
 上
 駅
 付
 近
↑ニッコウキスゲ ↑ノウゴウイチゴ?の実
 姥
  ヶ
 岳
 付
 近
↑チングルマ ↑イワカガミ
 姥
  ヶ
 岳
 付
 近
↑ヒナザクラ ↑ナンブタカネアザミ
 姥
  ヶ
 岳
 付
 近
(ヒメ?)イワショウブキンコウカ    
↑(ヒメ?)イワショウブ
 姥
  ヶ
 岳
 付
 近
↑ハイマツ ↑ミヤマアキノキリンソウ
 姥
  ヶ
 岳
 付
 近
↑シラネニンジン?? ↑ウメバチソウ
 姥
  ヶ
 岳
 ↓
 湯
 殿
 山
 分
 岐
 
↑(ヒメ?)イワショウブの蕾? ↑キンコウカ
 柴
 灯
 森
 付
 近
↑ハクサンイチゲ ↑トモエシオガマ
 牛
 首
 付
 近
↑ハクサンシャジン ↑ウサギギク
 牛
 首
 付
 近
 
↑シラネニンジン?? ↑イワイチョウ
 牛
 首
 付
 近
↑モミジカラマツ ↑ウゴアザミ
 牛
 首
 付
 近 
↑タテヤマウツボグサ  ↑?
 牛
 首
 ↑
 ↓
 月
 山
 山
 頂
 
↑シロバナトウウチソウ? ↑(コ)ミネカエデ?
 牛
 首
 ↑
 ↓
 月
 山
 山
 頂
↑? ↑ミヤマネズ
 牛
 首
 ↑
 ↓
 月
 山
 山
 頂
↑ヤマハハコ ↑キオン
 月
 山
 山
 頂
 付
 近
↑ハクサンフウロ ↑ハクサンフウロ
 月
 山
 山
 頂
 付
 近
↑ミヤマセンキョウ? ↑ミヤマキンポウゲ
 月
 山
 山
 頂
 付
 近
   
↑ナンブタカネアザミ
   
ハクサンフウロミヤマキンポウゲ等
 月
 山
 山
 頂
 付
 近
↑ミヤマホツツジ ↑ハクサンボウフウ??
 牛
 首
 分
 岐
 ↓
 リ
 フ
  ト
 分
 岐
↑シロバナクモマニガナ? ↑ヨツバシオガマ
 牛
 首
 分
 岐
 ↓
 リ
 フ
  ト
 分
 岐

↑ヒナザクラ
↑チングルマの実
 リ
 フ
  ト
 分
 岐
 ↓
 姥
 沢
 小
 屋
↑エゾシオガマ ↑ミヤマリンドウ
 リ
 フ
  ト
 分
 岐
 ↓
 姥
 沢
 小
 屋
   
↑ジイソブ?
   
↑ツルリンドウ
 リ
 フ
  ト
 分
 岐
 ↓
 姥
 沢
 小
 屋
↑サンカヨウの実 ↑エゾアジサイ?
 リ
 フ
  ト
 分
 岐
 ↓
 姥
 沢
 小
 屋
↑ミヤマカラマツ? ↑ヤマブキショウマ?
 リ
 フ
  ト
 分
 岐
 ↓
 姥
 沢
 小
 屋
↑オタカラコウ
↑ツルアリドオシ?
 姥
 沢
 小
 屋
 付
 近
↑? ↑ノリウツギ?

※植物名は独断で誤りが有りますので、ご了承下さい。
参考文献:「月山の植物」布施隆著、「月山の花」土井信夫著、「宮城の高山植物」河北新報社
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                  月山に関する補遺

 ●芭蕉も登った月山

 俳人松尾芭蕉は、1689年7月に月山登山をしていた。1日目は羽黒山神社から、弥陀ヶ原を経て、月山山頂で一泊。翌日は湯殿山に下り、また月山に登り返して羽黒山神社に戻っている。一日目は八里というから、32km。翌日は月山山頂から、湯殿山まで約10km。すぐに取って返して、羽黒にもどっているので、この日は50km以上歩いた事になる。つまり月山山頂には湯殿口と羽黒口から、2日で2度登っているのだ。いやはや、恐れ入る。山岳マラソンランナーもびっくりの行程だ。
 しかし芭蕉は、「おくのほそ道」には、月山の残雪や寒さ、月、鍛冶小屋、ミネザクラ等を割合にあっさりと簡潔に書いている。でも随行の曽良の日記には「いやあ、実に疲れた」なんて事を書いてあるので、たぶん芭蕉の疲れも相当であったと思います。

             参考文献「新訂おくのほそ道」角川文庫


※ 記載事項に関して、一切の責任は取りかねますので、ご了承下さい。
また誤りがあれば、どうぞ
MAILにてご指摘お願いします。

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