シシナゴ山(553.9m)ししなごやま |
概 要 | 麓から眺めると、登りがきつそうですが、意外に楽です。仙台からも近くて、家族で安心して登れる里山。展望はあまり良くないが、雑木林が美しい。天気が良く、半日だけ時間があるような時にはおすすめ。周辺の温泉などと一緒に楽しむのもいいかも。 |
場 所 交 通 |
車で仙台から国道286号を山形方面へ。川崎から、青根温泉に行く457号線に入るとすぐ、山形道の手前を右折。山形道をくぐって、林道を道なりに約2km行き、最初の分岐の筋向いが登山口。車は道の脇に4〜5台駐車可能です。 |
注 意 事 項 |
特にないです。すぐ頂上に着いてしまうので、自然を楽しみながらゆっくり登ることをおすすめします。 |
コ ー ス タ イ ム |
仙台南部→(車60分)→登山口→(歩35分)→シシナゴ山頂→(歩25分)→登山口→(車1時間30分)→仙台南部 ※所要時間1時間15分(休憩込) ※女性単独 |
ガ イ ド ブ ッ ク |
「新・宮城県の山」山と渓谷社 地図:「今宿」1/25000図→登山路は地図には掲載なし |
連休の中日。いい天気が続いている。細切れにしか時間が取れないので、 今日も午前のみの登山の予定を立て、出かけて来たのがシシナゴ山です。 |
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→286号小野大橋付近 仙台市街から国道286号、笹谷街道を川崎町目指して進む。釜房湖から蔵王が見えたので、小野大橋付近で下車して撮ったもの。朝8時半だが、もう霞んできている。 |
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→山形自動車道の手前を右折 宮城川崎 I.C.入口を過ぎ、笹谷街道をさらに山形方向に向かうこと、2キロ余り。右手にコスモG.Sを見たら、左折。国道457号線を、青根温泉方向に480m行った所を右折。看板なし。山形道をくぐる手前です。 |
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→すり鉢のような山 川崎の松林付近から、もう見えているシシナゴ山。もうすぐ目の前に迫っていた。思わず笑ってしまいそうなユーモラスな山姿。でもどっしりと存在感があり、端整でかっこいい山です。 |
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→最初の曲がり角を左折 360m程、山形道と平行して走り、鐘つき堂を左折。今度はすぐ山形道をくぐります。 |
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→立て札あり 高速道のトンネルをくぐって右折すると、100m程で、道が左にカーブします。角に立て札があり、シシナゴ山と書いてあるのか?と思って見ると、「緑を守ろう、山火事注意、川崎町消防署」と書いてありました。気にせず、ため池などを見ながら、林道を進みます。 |
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→途中まで舗装道 狭い道ですが、途中まで舗装がしてあり、道の脇にはヤマブキが黄色く咲いていました。林道は、シシナゴ山の裾野を東から西に走っています。 |
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→舗装が途切れる 林道の途中で舗装が途切れたり、また一部舗装されたりしています。このカーブを曲がると、下の写真のカーブミラーがあります。 |
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→カーブミラー カーブミラーの上に踏み跡があります。 ここが、別ルートの登山口(下山口)に なっています。 一般の登山口は、ここからさらに 200m進んだ所です。 |
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→登山口付近 林道に入り、約2キロ弱で左に初めての分岐道があります。分岐のすじ向かいが登山口になっています。 駐車スペースは、道路脇に4〜5台でしょうか。 |
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→登山口の道標 山頂まで630mと書いてあります。 |
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→登山口のようす 登山口が標高450mなので、頂上の 553mまで100mの標高差しかありません。 |
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→雑木林 ホッとするような雑木林です。木の種類が全くわからないので、これから勉強しようと思っています。 |
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→なだらかな登山道 暖かないい日です。なだらかな道の脇には、カタクリがもう結実しており、今はスミレが咲いていました。 |
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→左カーブ1回目 登山道がジグザクになって登っていきます。登山口から20分歩いた所です。 |
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→左カーブ2回目 ここが、シシナゴ山のすり鉢の頭のへり(台形の上の角)にあたります。左折すると平坦になります。 ※右から登ってくる道と出合います。 |
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→わずかな展望台 この台形の頂角が、この山で唯一の蔵王の展望台になっています。標高が低いので、すっきり見渡せませんが、雪の白さのお陰で、山の位置がだいたいわかります。 ←↓南西方向の眺め |
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→山頂までは平坦です 景色を楽しんで、山頂に向かいます。今は、台形の山の上底を歩いているので、道は平坦です。 |
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→もうすぐ頂上 道は雑木の中を、まっすぐ北に向かってついています。頂上まであと50m手前右手に、わずかに木が途切れた部分があります。そこからの景色が下の写真です。 |
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→頂上手前からの展望 今宿の町並みと、遠くに釜房湖、釜房山が見えます。東側の景色が見えるのは、ここだけです。 |
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→シシナゴ山頂です 写真を撮りながらゆっくり歩いて、35分で到着。 頂上には、地元の方が登ってきていました。山菜採りスタイルでしたが、籠には収穫がないようでした。 |
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→頂上のようす 頂上は木々に覆われて、展望はよくありません。北側のわずかな隙間から、やっと見えたのが、下の写真です。 |
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→うっすらと泉ヶ岳 北北東の方角にうっすらと泉ヶ岳、北泉ヶ岳が見えます。 |
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→頂上から北方向 北方向には、正面に751mの泣面山。この山の向こう側に、オボコンベがあるのですが、こちらが標高が低い(553m)ので、残念ながら見えません。 |
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→頂上から北西方向 頂上からは見えませんが、2〜3m下ると、枝の間から、ちょっとだけ大東岳が見える場所があります。 西側に踏み跡をたどって降りてみましたが、眺望は得られませんでした。 |
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→頂上をあとに 頂上からは同じ道を引き返します。この先に、蔵王方面を眺めた展望台があります。 |
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→展望台が分岐です 先程の展望台が分岐になっています。 右折すると、今登ってきた道。 まっすぐ下ると、別ルートの急坂の道 です。 |
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→急坂ルートを下ります ガイドブックには「急坂の道もあるが往路を戻ろう」と書いてありました。へそ曲がりなので、急坂を下ってみます。 |
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→ロープが張られています 道は尾根をダイレクトにまっすぐ下っています。急な所にはロープが張られています。やぶこぎを覚悟しましたが、踏み跡もしっかりついた、いい道です。 |
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→ストレートな下り シロヤシオが咲いているだけで、見るものもありません。道は急ですが、スリルがある、というほどでもなく、危険はないと思います。でも雨などの折には、避けた方が無難です。 |
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→ロープが目印 道を外れないように、両側にロープが有ります。 |
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→元の道と平行しています 10分ほど急坂を下ると、道がなだらかになってきます。ふと見ると、右側に先程登ってきた道が平行していることに気付きました。 |
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→急坂ルートからもとの道に戻る 急坂のルートは、一般登山口より200m下の林道のカーブミラーの所に出る。もとの道の方が歩く距離が少ないので、ロープとさよならして、元の道に戻ることにする。 |
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→登山口の林道が見えました 女性だけのパーティが登ってきました。「頂上はすぐ着いてしまうから、ゆっくり楽しんで登った方がいいですよ」と声をかけました。 |
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→登山口のようす 車が増えていました。短時間(1時間15分)で楽しめる、か弱い女性にはぴったりの里山でございました。 ●登山報告終了● ※復路は連休の渋滞(286号)を避け、川崎から村田を経て、昼ごろ帰宅しました。 |
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●出合った花々 →トウゴクミツバツツジ? 雄シべが10本なのでどうもそうらしい。 |
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→シロヤシオ? ゴヨウツツジともいうらしい。葉っぱが5枚(五葉)からの命名だそうです。 |
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→ヤマツツジ? ツツジは種類が多くて、疑問符だらけです。 |
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→ハルリンドウ? フデリンドウとの区別が?葉っぱがあって、1つの茎から1本の花がついていると、ハルリンドウだという説も・・・。 |
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→タチツボスミレ? これもあまり自信ありません。 |
シシナゴ山に関する補遺 ハイキングのついでに温泉はいかが? ●青根温泉 大湯(共同浴場) 料金 150円(隣のお土産屋さんでチケット購入) 入浴時間 8時〜20時 年中無休 ※脱衣所は狭い。 温泉の内部はワンルームで、真ん中に仕切りがある。 背の高い人は、入口のドア付近から背伸びして覗けば、 女湯が見えそうな感じ。 細長い湯船。 レトロな温泉です。 |