蔵王熊野岳(1841m)・御釜 2002.09.15の登山記録です ※記録が古いので最新情報をご確認下さい
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7月の里山が暑くてめげたので、今回涼を求めて蔵王の最高峰を計画したが、 刈田岳駐車場に降りたら、寒いのなんのって。9月なのに、息が白い! 霧雨の中歩きだした我々に、蔵王の神様は微笑むのか・・・。 |
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←熊野岳神社・避難小屋 あいにくの霧で視界は4〜5m。冬のような寒さ。雨も降ってきたので、この間の写真は無し。刈田岳駐車場から、約35分でここに到着。平坦な登り道で楽だった。 神社の軒先で雨宿りしながら、行動食を食べていると、空が明るくなってきた。 |
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←熊野岳山頂避難小屋内部 避難小屋は雨宿りの登山客で満杯だったが、雨が上がるとこの通り。6畳位の土間と、4.5畳の寝室(左奥)があった。 ツアーの団体さんが去ると、外では白衣の信仰者らしき叔父様が、雨に濡れた石仏のお顔を一人で清めていた。 |
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←熊野岳から山形側の地蔵山を望む 気持ちよさげな地蔵山(1736m)への縦走路が続いている。ここ熊野岳(1841m)は地図では山形県の領分で、宮城県の最高峰は同じく蔵王の屏風岳(1817m)らしい。 |
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←なだらかな熊野岳稜線 行きはガスで見えなかったが、あちこちにケルンや、積雪期の目印になる長い杭が立てられている。稜線が広くなだらかで、どこが道か判らず、この杭がなければ荒天時は迷ってしまいそうだ。 |
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←出ました!御釜 ガスが晴れて、絶景!が開ける。幸運の女神になった気分。 |
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←馬ノ背から御釜をのぞく 下はけっこうな断崖絶壁になっている。御釜まで降りるルートを確認しているところ。稜線にはかなりの登山者、観光客が見えるが、御釜付近には人影はわずか2名程。 |
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←前方は刈田岳、奥が屏風岳 刈田岳から、熊野岳は天気さえよければ、スニーカーでお散歩気分で行けるコースだ。でも、皆さん賢明で、きちんとした装備で登っておられました。本当に馬ノ背のような場所だ。 |
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←この柵の突端から御釜に降りる 右手下が御釜で、柵をのり越えると、御釜に下る踏み跡程度の道がある。 小石のザレ場なので、足元に気をつけないとお釜にまっさかさま! 観光客は無理です。 |
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←この世のものとは思えない風景 ここからは熟達者向きのルート。天気が良ければいいが、道が不鮮明なので、ガスに巻かれたらピンチだ。 落石にも注意したい。火山特有の地形だ。 |
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←高山植物が多くなる あまり人が入らないせいか、エゾリンドウ、ガンコウラン、ヤマハハコ、(9月なのに)シラタマノキ、イワカガミなどを、見ることができた。 |
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←エゾ(オヤマ)リンドウ すみません、ボケてます。町の花屋では見られない鮮やかな青紫に感動。こんなに楽してこの花に出会えるのは、520円払ったエコーラインのおかげ。 沢山咲いているので、踏まないように、歩きましょう。 |
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←御釜のほとりにたたずむ 刈田岳レストハウスの喧騒がうそのような、まか不思議な空間がそこにあった。猿の惑星にでてきそうな光景だ。 ♪今はもう秋、誰も居ないお釜〜 プライベートビーチならぬ、マイオカマを堪能する。♪おかまよ〜 |
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←ここで泳いだ粋人がいたそうな お釜の水は透明で、無味無臭。俗化した蔵王なのに、ほんのちょっと冒険しただけで、こんなに浮世離れした場所に来られるとは。 湖沼は薄気味悪くて苦手というA子さんも、御釜はOKだとか。 |
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←お釜の淵をよじ登る しばしの休憩後、お釜を背に帰る道を探す。お釜の湖面が美しい。 でも、B子さんは必死だ。 |
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←ちゃんとした道あるんだけど 近道しようとして、冷や汗かいてるところ。リーダーの酔狂がサブリーダーに伝染してしまったようだ。落石注意。(なぜか絵になる二人) |
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←自然はふところがデカイ 午前中は、お釜なんて全く見えず、寒さに震えていたのに、午後からこんなに晴れて、私たちって幸せ!(と思っていたのは私だけ?) |
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←名残惜しそうに絶景をみつめる二人は何を感じていたのか・・・ また、とんでもない所に連れて来られた、と思っていたかな。もっとゆっくり休憩くれ〜〜かな。 |
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←最後のザレ場の登り 下りはズルッといくと、下まで落ちそうで怖いしね。登りも、柵付近で観光客が見ているので、バテたりコケたりはかっこう悪くて、手抜きできない場所です。 |
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←刈田岳山頂神社 一応、ピークには登っておきたかったので、観光客ひしめく刈田岳へ。 宮城山形の観光地を背負って立っているだけありますね。秋の連休ともなれば、すごい人出でございました。 |
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←エコーラインは、車で渋滞 帰りに入浴しようとした遠刈田温泉の壽の湯も、駐車場が一杯でした。 今回も無事、登山終了。高山入門コースとしては、悪天好天両方体験できて、最高だったと思います。 |