例えば、パンを食べるとき・・・
パンの原料である小麦が、どこでとれたかによって大きく変わってきます。
その小麦は、外国でつくられたものでしょうか?
それとも、国内でつくられたものでしょうか?
エコライフDAYチェックシートにある1日47gという数字は、豆、きのこ、緑黄色野菜、くだもの、肉、魚、パンなどについて、それが「外国でつくられた(とれた)ものなのか」あるいは「日本国内でつくられた(とれた)ものなのか」を比較して計算しています(詳細はこちら)。これは「フードマイレージ」(食べ物の運ばれてきた距離)という考えによるものです。食べ物が遠くから運ばれる・・・という事はそのぶん、運搬に沢山のエネルギーが使われていることになるので、出来るだけ近くの食べ物を食べましょうというものです。「地産地消」という言葉と同じ考えですね。
→お店でお買い物をするときは、「どこでとれたものかな?」ということを、ちょっと気にしてみませんか?
皆さんのお家では、どのようなタイプの電球を使っていますか?
エコライフDAYチェックシートにある1日90gという数字は、電球を「白熱電球」ではなく「省エネ電球」に付け替えた場合、減らせる二酸化炭素の量で計算しています。54Wの白熱電球を、12Wの省エネ電球(=電球型蛍光ランプ)に付け替えたとして、1日5.5時間の使用というケースです。さらに省エネ電球は寿命が6000時間と、白熱電球に比べて6倍長持ちしますので、始めに買う時のお金を考えても1個買うだけで約5,000円お得なんですよ。これは嬉しいですよね!!
これに加えて、「省エネラベル」をご紹介します。
「エコポイント」が登場して、多くの人に知られるようになってきましたね。お店で、エアコン・冷蔵庫・テレビなどの電化製品についているラベルです。その製品がどのくらい省エネ型のものなのか(星いくつ?)、省エネ基準を何%達成しているのか、そして1年間使った場合の電気代がいくらくらいなのかが書かれています。
→最近の電化製品は、省エネ型のものが沢山販売されるようになってきましたので、買い換えるときには、ぜひこのラベルも参考にしてみてください。電気代が安くなります。
身近に使う文房具にも、エコ商品は増えてきました。。
例えば、間伐材を利用した鉛筆、芯だけ詰め替えて使うことが出来るボールペンや蛍光ペンなど、さまざまです。皆さんの持ち物にも、「エコマーク」などの環境ラベルががついていないか探してみましょう。ちなみにエコライフDAYチェックシートにある1日1gという数字は、再生樹脂を使用したマーキングペンを使用し、2本目からはカートリッジのみ交換、1年間で4色3本ずつ使うと考えて計算しています。
→「グリーン購入ネットワーク」のホームページには、それぞれの品物についての環境情報を調べることができるデータベースがあります。中には”エコホテル・旅館”というのもあります。「チャレンジ・エコライフ」の特別賞である「星のや 軽井沢」は、現在No1のエコ旅館なんですよ。