地球温暖化を防ぐには、「気づく」→「知る」→「行動する」→「広める」が大切です。
このホームページを見てくださったあなたは、もう「気づいて」いますね。
ここでは、「知る」に関する情報をお伝えします。
■「温暖化って何?」
地球は今、大きな温室の中に、すっぽり入っている状態になっています。なぜこのような状態になってしまったのでしょうか?
大気中の二酸化炭素などの温室効果ガスが増えすぎて、気温が上昇し続けていることが、原因となっています。二酸化炭素は温められた熱(赤外線)を、外に逃がさないで、大気中にどんどん蓄え続けてしまいます。(温室効果)
なぜ二酸化炭素が増えつづけているのでしょうか?
原因は2つあり、1つは人間が大量の二酸化炭素を出し続けているのです。例えば、電気や飲み水を作る時、ガス・灯油・ごみを燃やす時、自動車を運転する時(ガソリンが燃えるので)、食べ物を遠くへ運ぶ時などに、二酸化炭素は排出されています。もう1つは、植物の減少にあります。植物は二酸化炭素を吸収し、大気中に酸素を排出していますが、その植物が人間の伐採などにより、減少し続けています。
実際に、地球の二酸化炭素濃度は増え続け、気温も上昇し続けています。このまま地球温暖化が進むと、100年後には気温が最大で6.4度上昇し、海面の高さも最大59cm上昇、熱帯低気圧の強さも強くなってくるなどの予想がされています(IPCC第4次評価報告書より)。