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[341] レスが辛いぜ 投稿者:SMAP/V(管理人) 投稿日:2007/10/14(Sun) 08:14  

キャラ設定にしても、カット割りにしても、押しの強い見せ方を避けている――ということは
わかるのよ。問題なのは、それが何を意図/意味しているのかが、さっぱりわからないこと。
GMさんには、その辺の意図がちゃんとわかるというの?

基本的な映像イメージだとか劇伴のテイストが、福澤時代と変わっていないことを考慮したら、
新しい方向性を見出せていない、と解釈するのが妥当だと思うんですが。

今回の第1話は、三城Dや加藤Dが「金八」を初演出したころの印象に近いです。
特に、教室シーンの演出は、通常のドラマ演出とは異質な部分も多いから、
ある程度、経験を積まないと難しいみたいです。



[340] 読みがあまいぜ 投稿者:Gershwin Melody 投稿日:2007/10/13(Sat) 23:57  

生徒のカラはあれでいいのよ。スマッピはジャイの演出に毒されてんじゃないの。


[339] きんぱち初回 投稿者:SMAP/V(管理人) 投稿日:2007/10/12(Fri) 05:43  

単にテンションが低いだけで、基本的なパーツは福澤演出とあまり変わっていないような……。
福澤スタイルを否定してみたものの、それに代わる新機軸を探り当てることもできなくて、
第1話の収録日を迎えちゃった――という感じ。
いい意味でも悪い意味でも、緻密で用意周到だった福澤演出に比べて、
生徒のキャラは不明瞭だし、コメディ演出もいまひとつ。

完成度が低い第1話。



[338] m(__)m 投稿者:SMAP/V(管理人) 投稿日:2007/10/05(Fri) 04:39  

9月中旬に、ドラマの感想を書きかけたのですが、書きかけのまま10月になってしまいました。
9月の頭に、GMさんと会うことがあって、「もう少しマメに書け」と叱咤激励を受けたばかり
なんですが、ダメでした。
とはいえ、書きかけの文章を捨ててしまうのも、もったいないので、手直ししてアップさせて
いただきました。今となっては、時期ハズレもいいところなんで、恐縮します。

なお、前クールのベスト3(昼ドラは除く)は、以下の2つと「パパとムスメの7日間」です。
「パパ…」についても書いておきたいのですが、今から書き始めるのも何なのでパスします。

ちなみに、新垣結衣のユーモア感が、演技なのか天然なのか、よくわからないのですが、
山下智久のユーモア感と似ているような気もして、ずっと気になっています。
まあ、ガッキーの現時点での代表作は、ドラマでも映画でもなくて、ポッキーのCMだと思うし、
その辺が、演技者として微妙なところなのかもしれません。




[337] 「花ざかりの君たちへ〜イケメン♂パラダイス〜」 投稿者:SMAP/V(管理人) 投稿日:2007/10/05(Fri) 04:22  

8月以降はまったく見れていないのですが、最終回の2時間スペシャルだけ見たら、改めてドタバタ芝居のクオ
リティが高いなと思いました。最終回は学園祭のエピソードだったのですが、このドラマの「毎日が学園祭」
みたいな世界観と合致していて、これはこれでわかりやすい最終回だったのかもしれません。
途中のストーリーを知らなくても違和感なく見れちゃったし、だからなのか、視聴率も20%を超えたそうです。

個人的に好きだったのは、生田斗真、姜暢雄、水嶋ヒロ、山本裕典、岩佐真悠子らで、新境地開拓的な新鮮味
があったのではないでしょうか。放送開始前に、生田斗真がTV誌で「うるさいだけの芝居にならないように気
をつけてる」とコメントしていたのですが、実際に現場で、どういう演技指導がなされているのか、気になります。
――もちろん、堀北&小栗のラブストーリーの部分は全部スルーしちゃいました。(^^;;

公式サイトにあるインタビュー類にざっと目を通してみたところ、現場でアイデアを出し合って脚本以上のも
のを作り上げるという認識が、出演者の間で共有されていたようです。水嶋ヒロなんかは、その辺のことをか
なり明確な言葉で語っているし、他の出演者もアドリブという言葉を何度も口にしています。

武田航平が松田監督とバーサスしているなんて発言もありましたが、要するに、若手俳優の自主性・自発性を
伸ばす方向で現場の雰囲気を盛り上げつつも、ちゃんとダメ出ししているということなんでしょう。機会があ
ったら、その様子を見てみたいですね。上川隆也の以下の発言が、このドラマのエッセンスを語っているよう
に思います。

| 第8話で初めて第一寮から第三寮までの全員が揃っている現場に参加させて頂きまし
| た。あの場にあったエネルギーこそが、まさにこの作品が持っているエネルギーなん
| じゃないかという熱いものを感じました。しかも、そのエネルギーは決して未整理な
| ものではなく、みんながちゃんとひとつの船に乗って、同じ行き先を見据えた上で放
| 出されているモノなんですよね。そこにはある種の気持ち良さがありました。目の当
| たりに出来て嬉しかったです。

ちなみに、このドラマを演出している松田秀知・都築淳一は、2000年に日テレ日曜昼のジャニーズ枠で放映さ
れた「いけいけ!イケメン!」と「史上最悪のデート」を手がけたコンビです。後者には生田斗真も出演して
いました。あの時の試行錯誤が、今回のドラマで実を結んだのでしょう。




[336] 「探偵学園Q」 投稿者:SMAP/V(管理人) 投稿日:2007/10/05(Fri) 04:20  

脚本にしても演出にしても、流(山田涼介)に重点を置いて作られていたという印象が強かったです。たとえ
ば、全11話中、ラストカットが山田涼介だったのが4回で、神木隆之介が3回だから、いったいどっちが主役な
のか、よくわからないです。それでも、神木くんはまだいいほうで、志田未来なんて、出番らしい出番がほと
んどないまま終わっちゃいました。ちょっと前に、「日本人の多くが“役不足”という言葉を誤用している」
というニュースがありましたが、この言葉の正しい使い方はこうです!

「探偵学園Q」の志田未来は役不足! 神木隆之助もやや役不足!

とはいっても、山田涼介が悪かったわけじゃないです。この人は、顔や雰囲気に田村正和みたいなところがあ
るせいか、ニヒルなキャラクターがよく似合います。特に、表情演技に重量感があっていいです。実際、彼の
表情演技に力を入れるという共通認識が、各演出家にあったように思います。最終回では、精気のない表情か
ら“悪人笑い”にガラリと変わるというカットがありましたが、表情演技における基本的なバリエーションは
全部やらせてみた、という印象を受けます。ただ、神経質そうな表情とか、悩んでいる表情など、暗い系統の
表情に比べると、笑顔はちょっと、ぎこちなかったような気もします。いずれにしても、この人の表情演技は
注目に値すると思います。

ちなみに、第8話の終盤に、流(山田涼介)が病室で眼を覚ますとキュウたちが、うたた寝しているというシー
ンがありました。流が笑った直後に「流が笑ってるところを初めて見た」などという台詞が出てくるのですが、
このドラマが山田涼介の表情演技を中心に回っていることがよくわかるシーンでした。撮り方にえらく気合い
が入っているな〜〜と思ってたら、公式サイトのスタッフ・ブログに「ラストの病室の5人は、このドラマの
中で、どうしても実現したかったシーンの1つでした」と書いてありました。――気持ちはよくわかるんです
が、この手の(ある意味マニアックな)こだわりとか美意識って、どの程度世間に共有されているのか、ちょ
っと心配ではあります。

これとほぼ同じ美意識で作られていたのが、エンディングのタイトルバックでしょう。静止画像を使っている
という点ではオープニングと同じですが、オープニングがスタジオ撮影風なのに対して、エンディングはスナ
ップ写真風が多いので、卒業アルバムを見ているような印象が残ります。

ブリリアント・グリーンの「Stand by me」もいいですね。特に、サビのメロディが終わった後、コード展開
しないで、そのまま大サビになっちゃうところがスリリングです。その大サビのあたりで挿入される斉木しげ
るの表情にも味があって、見るたびに、しみじみしちゃいました。ちなみに、「Stand by me」のフルバージ
ョンも聞きましたが、TVバージョンと比べると、メロディ展開に意外性がなくなっちゃって、いまひとつです。

このドラマの演出チームは4人でしたが、個人的には、青春ドラマ志向の強い位部将人(いんべまさと)さん、
石尾純さんの回が好きでした。上記の第8話も石尾さん。ラスト2話の演出は、大塚恭司さんと石尾さんの連名
になっていましたが、どういう事情でそうなったのかが気になります。青春ドラマの部分は石尾さんに任せる
という意図でもあったのでしょうか?

いずれにしても、青春ドラマ〜人間ドラマをやるんだったら、もう少し脚本にがんばってほしかったという思
いも残りました。最終回の、どちらの扉を開けるかという話にしても、「流は嘘をつかない」「キュウならわ
かってくれる」と信じていても不安になるというのが人間心理ってものでしょう。その辺の詰めが甘いから、
どこか薄っぺらい友情物語に見えちゃうんですよね。まあ、原作を忠実になぞっているだけなのかもしれませ
んが……。

「金田一」的なギミック演出を抑えていたのは正解だと思いますが、「金田一」と比べて、音楽がイマイチだ
ったのも残念。また、演出の方向性を含めて、関係者の意志統一ができてないような部分も目に付きました。
たとえば、第1話冒頭のエッチな神木くんは悪くなかったと思いますが、その後の展開はまったくなくて、説
教くさいセリフ&表情のオンパレードになってしまいました。――ボクが“流さま”だったら、優等生的な正
義感を振り回すキュウよりも、フニャフニャした歩き方が愛らしいケルベロスについていきますね。




[335] さすがSMAちゃん 投稿者:Gershwin Melody 投稿日:2007/07/29(Sun) 12:45  

 やっぱ趣味が合うなあ〜。これからも第二のGM目指して精進してくれたまへ。

 「こども」は親の話がどうでもいい感じがするね。


[334] 「こどもの事情」(ドラマ30枠) 投稿者:SMAP/V(管理人) 投稿日:2007/07/25(Wed) 04:19  

今期の大穴。
「キッズ・ウォー」タイプの社会派ホームコメディなんですが、
脚本が、比べ物にならないくらい良いです。
主要人物以外の、脇役・端役の描写にも含み〜厚みがあって、
すべての登場人物が人生を背負っているという……倉本聰ワールドみたいな傾向もあります。

脚本の藤本匡介、神山由美子といえば、「深く潜れ〜八犬伝2001」(NHK・2000年)を手がけたコンビ。
だからなのか、娘役の2人、橋本甜歌(てんか)と後藤果萌(かほ)の関係は、
「深く潜れ」の鈴木あみ&小西真奈美、「ファイティング・ガール」(CX・2001年)の
深田恭子&ユンソナに似ているような気もします。
この2人に限らず、人間関係の描写にエロチックな感覚があるのもポイントが高いです。

以下は、公式サイトにあるプロデューサーの言葉。

■プロデューサー・大羽秀樹
「今の時代を捉えたメッセージのあるオリジナルドラマを作りたい」
そんな思いに脚本家の藤本さん、神山さんが共鳴してくれました。
脚本を読んだ田中律子さん、柳沢慎吾さんをはじめとする役者さんが「演じたい」と
手を上げてくれました。スタッフと役者さんが志を共有できている『こどもの事情』は
「キッズ・ウォー」を超える予感がします。

以上は、大場Pの正直な実感だと思いますが、ひとつだけ難点があるとしたら、
井上真央&斉藤祥太を超えるようなコンビを揃えるのは難しいということ。
もちろん、橋本甜歌は好きですけど……。(^^;;




[333] 「花ざかりの君たちへ」「山田太郎ものがたり」 投稿者:SMAP/V(管理人) 投稿日:2007/07/25(Wed) 04:17  

どっちも、「花男」の二番煎じみたいな内容で、共通点も多いです。
現実感を排除した美術ワークや、手の込んだキャラクター作りなど、
演出のクオリティは高いのに、いまひとつストーリーに面白みに欠けるところなども同じです。
あえて違いをあげるなら、「花ざかり」が、現場の乗りとか勢いを重視しているのに対し、
「山田」の方は、お芝居のニュアンスとかスタジオワークを重視しているような傾向があります。

キャスティングに関して言えば、ボクの趣味に合うのは「山田太郎」の方なんですが、
期待していなかった分、「花ざかり」の方に意外性を感じています。姜暢雄のキレっぷりとか。(笑)
堀北真希も、これまでのドラマの中で、これがベストでしょう。
第1話に出てきた、牛乳を吹き出すカットは、おそらくハイスピードカメラを使っているのだと
思いますが、よくあそこまでやったと、TVの前で感心してしまいました。
第2話の生田斗真が水を吹き出すシーンは、素直に笑いました――。

ちなみに、草木の緑の色彩感が、不自然なくらいに鮮やかなのは、
青春のテーマカラーは緑、というコンセプトがあるからなのでしょうか。
校舎(学生寮?)の屋根も緑だし……。

いずれにしても、両者とも、ギャグ以外のストーリーに興味を持てないのがつらいところ。




[332] 「ライフ」 投稿者:SMAP/V(管理人) 投稿日:2007/07/25(Wed) 04:15  

演出の谷村政樹さんは、かつてABC制作の「J家の反乱」「女と男の物語」「17歳 夏。」
といった深夜ドラマを手がけていた人です。
「J家」のときは、ボクも日誌で絶賛した記憶があります。

ウィキペディアなどで調べてみると、「部長刑事」なども手がけているようですが、
関西ローカルの番組だったので、ボクは見たことがありません。
この1〜2年、フジのドラマで見かけることが多かったのですが、転職されたようです。
日本映画監督協会のサイトに以下のプロフィールがあります。

| 大阪府 神戸大学卒。朝日放送入社。98深夜ドラマで監督デビュー。以降多数のドラマを演出。
| 05朝日放送退社。06フジテレビ入社。(T)98「家族団乱」99「部長刑事」「J家の反乱」
| 01「シンマイ」03「男と女と物語」04「人が殺意を抱く時」06「小早川伸木の恋」

いずれにしても、ボクにとって、谷村政樹さんは、重要な演出家です。(^^;;

「J家」は、錦戸亮がイジメられてるというエピソードが強烈だったのですが、
今回の「ライフ」も、偶然なのかイジメの話です。
谷村さんは、オフィスクレッシェンドみたいなスタイリッシュな映像を撮る人ですが、
特に非凡なのは、役者の表情をシャープに切り取るセンスのよさです。
「J家」のときも、錦戸亮のシャープで生々しい表情アップに、圧倒されたものですが、
「ライフ」でも、北乃きい、福田沙紀、細田よしひこ、星井七瀬らの表情を捕らえたカットに
強烈なインパクトがあります。
このドラマを見ていると、出演者の演技が、みな上手く見えてしまいますが、
これこそが、谷村マジックだというのが、ボクの解釈です。

効果音を含めて、ややメリハリが効きすぎている感もあるのですが、
ストーリーもかなり極端な展開なので、これはこれでバランスは取れているのでしょう。

谷村さんといえば、「17歳、夏。」で、相武紗季が主演した回を撮っていましたが、
あれも相武紗季の隠れた代表作ですね。(^^;;

蛇足ですが、谷村さんを引き抜いたフジテレビもセンスが良いですね。
誰の推薦・判断だったのか気になります。(^^;;
最終的には大多亮さんと山田良明さん?



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