院長自己紹介


初めまして。私が当医院の院長の渡辺寿幸と申します。
北大歯学部15期卒業後に勤務医を経て開業いたしました。
以来長きにわたり、地域医療に携わっておりますが、
近年では人口の多くの高齢化に伴い、義歯の需要が高まっており、
現在では、特に義歯に力を注いでいる次第です。

技工とはただ単に物を作るという作業ではなく、患者さんの歯や歯茎の状態、噛み合わせ並びに顔貌を
イメージしながら、美しさのみならずいかに良く適合・機能するかという課題を課せられています。
これらのイメージを実際に見ていない人に言葉で伝えるのはなかなか難しいのが実態です。
患者さんの抱える問題の解決に少しでも近づけるためには、自ら製作することが近道だと考えています。
夜な夜な技工をしながらも、それぞれの患者さんの顔を頭に浮かべ、心中では治療をしています。

歯型は採る人の技量により良くも悪くも差が出るものですが、自ら行った場合コンスタントな状況が
得られやすく、技工物とお口との適合性の情報がフィードバックされやすくなります。
特に、入れ歯の型採りの場合は顕著に現れてきますので、スタート時点での失敗を避けるためには
自らの型採りが必須条件となってきます。
型採りから、お口に入るまでのすべてのプロセスがコンスタントな条件であれば結果を予測しやすくなり、
治療のゴール地点を狙いやすくなります。

予約時には、患者さんの都合に合わせて瞬時に技工日程を変更することが可能になるため、
合理的なアポイントを可能にし、患者さんの時間の無駄を省く事が出来ます。
義歯の破損などの緊急な事態に対応するためには、品質のみならず、速さも要求されてまいります。
この様な問題の解決のためには即日中に作業を行う事が必要です。
これに対応するには、診療の合間をぬって自ら作業をするのが近道だと考えております。

仕事も大事ですが、たまには息抜きも必要ですね。(笑)