データ |
タイトル | MISSING PARTS 3 the TANTEI stories |
プレイ時間 | 12時間程度 (RANK.Aクリア) |
機種 | DC | ストーリー | ★★★★★ |
ジャンル | 探偵モノADV | キャラクタ | ★★★★★ |
メーカー | F・O・G | グラフィック | ★★★★☆ |
発売日 | 2003年 7月31日 | サウンド | ★★★★☆ |
定価 | 4,800円 | ソフトウェア | ★★☆☆☆ |
購入価格 | 4,800円 | ゲーム性 | ★★☆☆☆ |
堂々完結 | good job! | ||
総合評価 | ★★★★☆ | ||
お気に入り度 | ★★★★★ |
本文 |
いや、やられた、もう完全に。1作目で魅力的なキャラを描き、2作目で布石を打ち迎えた最終作。終わってみて、ユーザーとして1年半に渡り付き合った甲斐があったと素直に思えた。 正直なところ前作はレギュラーキャラの動かし方が好みじゃなかったし、あくまで探偵モノ小説という方向で楽しみたかったこともあってノリきれなかったが、それもコレを突き付けられたら降参するしかない。 本作に収録されているのは5話『迷いの懐中時計』、最終話『追憶のペンダント』の2話。 スタイルは前作とうって変わってかなりノベル寄り。行動のたびヒントが提示されあれこれ迷う必要がなく、選択を間違ってもすぐ気付く。推理にしてもキッチリと情報が整理されているので、いくらかの思考でだいたい正しい判断が下せるアンバイ。 正味のところ露骨にヌルいのだが、これは分岐条件がわかりにくかった前作の反省であろうか。ともあれ個人的には望んでいたスタイルなので喜ばしい限り。 5話では前作であまり見られなかった下僕1号&2号、2号&3号、成美&京香の掛け合いが大復活。それに加えてオッサンどもも大活躍という文句の付けようがない内容。いよっ、待ってました、ってなね。 また、本編の事件がどんどん繋がっていく過程も幾度かゾクりとしたし、終盤、思考が繋がり"MISSING PARTS"という題名に含まれた複数の意味に気付いたときには、もう、アンタ、ねぇ? しかもアイツがアレでナニしてまうし、なぁ? # ワケわかんな過ぎるが、どう書いていいモンやら。 ともあれ大満足の、そして『筋肉ラーメン』に行ってみたいエピソード。 最終話はまさにオールスター総出演。オイオイ、そこまで素材を使いまわさんでもとツッコみたくなるくらいに大集合。まぁ、お祭ですからのう。 # 衣装を新規描きおこしてあるんで一概に素材使いまわしとはいえんが。 最終話には5話のような緊張感こそないが、敵組織を追い詰め、恭介が追い求めていたペンダントの件も解決。大団円というには悲しい出来事が多すぎるがキッチリとまとまっており、"MISSING PARTS"に込められた意味もまた深まっている。 ただ、過去作品をキッチリと反芻しなければ解けない謎があるのはリリース間隔から考えるとチとやり過ぎではないかと。メルマガや細かいイベントチェックのために再プレイするのはサスガにツラいシステムやし。また、中盤の展開に性急と思える部分があったのも残念である。 位置変更、拡大、回転を使った演出は今回も健在、というか頑張り過ぎ。各キャラのタイムチャートも詳細な情報が欲しいくらい詰めてあるのは相変わらず。また、それらを支えるCGも豊富で力が入っているし、音楽も新曲、リミックスに関してはいくらかこなれた印象を受けた。 しかしながら基本的なシステムは特に変わりなく、全編を通じて再プレイの意思を削いでくれる。せっかく各キャラの心情や伏線をたどるような反芻プレイをしようと思っても腰が重くなりがち。また、せっかくのCGも自由に閲覧できないのでは張り合いがないというものだ。 そういう意味ではPS2版やデスクトップアクセサリ集の発売は歓迎したい。ただし、あんまりムチャな内容でなければという条件付きだが。そんなワケでPS2版はできればもっと軽快に、そして1本にまとめてもらえるとありがたいと切に願う次第。
first edition : 03/08/12
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ひとこと |
伊佐山のオッサンの自転車演出は笑った。宇野巡査が不良警官の中にいたとか。 あと、梨沙さんには幸せになってもらいたい。 |