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里山へ行こう・準備編

 高校時代から始めた登山ですが、結婚を境にしばらく遠ざかっていました。
ホームページのネタ探しをしていたら、なぜか山に行き着きました。やっぱりおいらは山の子。山が好きだったんだ〜。
 でもふつうのおばさん暮らしにどっぷり。体力も気力も減退。近くの里山に行こう!と思い立ったはいいが、如何せん??薄れつつある山の知識を掘り起こすべく、大昔の本や記憶をたよりに、まず装備から。自分に言い聞かせるつもりで、書いてみました。


   ★日帰りで里山に登るのに必要な装備
   ★冬(積雪期)の装備  new !
   ★よく行くアウトドアショップ(仙台近郊)
   ★日帰りで里山を登る時の留意点と前日までの準備
   ★里山に入ったら・・・
   ★ガイドブック・山の本  new !
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★日帰りで里山へ登るのに必要な装備


 ●服装、靴

  帽子・長袖の山シャツ・下着・ズボン・靴下・雨具・軽登山靴
   ※寒い時期は防寒用のフリースかセーター・マウンテンパーカー
   ※温泉などに入る時は、着替えの下着など一式持っていく

 ●携行品
  デイパック・水(ペットボトル350ml)・地図・磁石・時計・タオル・
  軍手・ちり紙・(携帯電話・カメラ)
←共同でもよい
  ライター・ナイフ
筆記具・ヘッドランプ・ポリ袋特大・新聞紙
  身分証明書、健康保険証のコピー
細引き・傷絆創膏・
  常備薬・靴紐予備・(防虫スプレー・裁縫用具)
←共同でもよい
   ※上記の下3行は使用頻度が低いが、非常用袋に入れて
     ひとまとめにし、常にザックの下に入れておくと便利
   ※ストック・雨傘は状況によってあれば安心
   ※リーダーの判断により、簡易テント(ツェルト)、携帯ガスコンロ、
    鍋など、共同装備として携行する
   ※水は飲料用ではなく、緊急用(けがの際の傷の消毒等)
   ※アイゼンは厳冬期や積雪時に、リーダーの判断により
    携行する場合もある。

 ●食料
   お弁当・好きな飲み物・行動食(嗜好品で食べやすいもの)
  非常食
(かさばらずカロリーがある、チョコ、餡ドーナツ、チーズなど)
  予備食
(非常時に備えて、おにぎりやパンを1つ余分に)
   ※夏場は飲み物を冷凍しておくと、行動中に溶けておいしい
   ※季節の果物、野菜などあれば尚うれしい
   ※冬場は保温ポットに暖かい飲み物は必携

★冬(積雪期)の装備NEW!

 ●輪かんじき(ワカン)  基本的にはどちらも構造は同じです。
   ※和かんじきと書かれる事もあるが、広辞苑では輪になっている。
←アルミ製ワカン

 右が装着完了。
 左は裏返して、三角の爪を上に向けているが、実際は爪は下に向けます。
←木製ワカン

 アルミと比べると、爪が四角。紐とテープは、自分でつける。外れにくいよう、また着脱が簡単なように、前後をそれぞれ固定している。

★よく行くアウトドアショップ(仙台近郊)

   ●ワイルドワン(WILD-1)太白店
          仙台市太白区柳生3−4−2 022-242-9521

 アウトレット商品が豊富だったので、お気に入りだったが、2003年からアウトレットコーナーがなくなってしまった。山の書籍もあり、トイレ、駐車場も広いので、ゆっくり品定めできる。

   ●ゼビオスポーツ ザ・モール仙台長町店
          仙台市太白区長町7−20−3 022-308-9888
 モールのアウトドア館の1Fにノースフェイスとエルエルビーンが入っているが、お値段もいいので、買えそうなものが少ない。アウトドア館2Fのゼビオの右奥に山道具がある。もっぱら、ワゴンセールファン。スポーツ用品売り場の中にも、山と兼用で使えそうな機能のTシャツとか、フリース、ウォーキングシューズ等もある。
   ●ゼビオスポーツ 名取店
          名取市杜せきのした三丁目8番地の6  022-383-1851 
 
売り場面積、品揃えは、ほぼ長町店と同じように思います。

   ●ICI石井スポーツ 仙台店
          仙台市宮城野区榴岡4−1−8 022-297-2442
 アウトドア用品専門店なので、特に山道具は充実している。見るだけの事が多いが、見るだけで安心する。山道具のお勉強するなら、ここ。駐車場が少ないのが難。

   ●ジャックウルフスキン 
 三越店はなくなり、さくらの百貨店になったようです。
 
   ●アルペン 名取植松店  ←閉店
          名取市植松字田野部54−1 022-382-6533
 スポーツ用品一般店なのだが、植松店のみ、アウトドア用品を扱っている。ただし、シーズン中のみ。(10月初旬まで)本格的登山者には物足りないかもしれないが、一般のキャンプ小物などは、ここが一番安いと思う。

   ●ユニクロ イオンモール名取エアリ店
          宮城県名取市増田字関下460(17街区1画地)-3034
           イオンモール名取エアリ3階
  022-381-1901
 カジュアルウエアの中に、最近ヒートテックタイプや、クールマックス素材が出てきた。まだ冬山では試してないが、日帰りハイクなら、カバーできるのではないか、と期待している。ユニクロがんばれ!

★日帰りの里山を選ぶときの留意点と
前日までの準備

・一日の行動時間に無理がないような行程にする
   (私は、コースタイム5時間以内を選びます)
・子供や体力のない人がいる時は、行動時間の少ないコースにする
・自宅から近場で、車でふもとまで運転できる範囲にする
・人里に近く、緊急時の避難ルートがあるコースを選ぶ
・岩場や危険な箇所が少ないルートにする
・里山は道標や道が整備されていないことが多いので、地図や書籍、
 インターネットなどでよく下調べをして行く
・メンバーに、登山計画書で里山に行く目的をはっきりさせておく
   (健康維持、体脂肪燃焼、自然に親しむ、写真を撮る、花を見る等)
・事前の一週間位はなるべく、歩くように心がける
・前日は、早めに準備を済ませ、睡眠を充分取る

★里山に入ったら・・・

・登山口の地元の人に山のようすを聞くのもよいでしょう
・沢のせせらぎ、樹林を渡る風、草いきれ、鳥のさえずり、ひっそりと
   咲く花・・・五感を山にささげましょう
・体の調子が悪いときは早めにメンバーに知らせましょう
・道に迷ったら、勇気を持って引き返しましょう
・天候が変化した時は行動を止め、また出直しましょう
・ゴミは必ず持ち帰りましょう
・山の草花にとって、山に咲くのが幸せなので、家の庭に持ち帰らないこと
・朝は早く出発し、午後3時には行動を終えるようにしましょう
・帰宅したら、次の日に疲れを残さないよう、早めに就寝しましょう

★ガイドブック・山の本


 「新分県別登山ガイド3 宮城県の山」
     1,500円  早川 輝雄著
  山と渓谷社 

 2004年7月15日、初版第1刷。1994年の旧版が、リニューアルされている。旧版と違う点は、紹介の山岳が52座から58となり、地図に等高線が表記され、高低差を示すグラフ、歩行距離、チェックポイントの写真等が追加されている。旧版より格段に多い情報が、とても見やすくレイアウトされている。旧版を持っている方にも、おすすめです。



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