第1日 ワイキキからダイヤモンドヘッド登山

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 ↑マウンテンバイクを借りる
DFSを出てすぐ、貸自転車の看板を見つけ、15$を12$に値切る。大人用は足がつかないので、マラソンを前に怪我をしないよう、子供用を借りる。手荷物は、この店で預かってくれた。ワイキキの運河沿いの道を、おんぼろバイクでよろよろ進む。ホントは歩道を走ってはダメです。
 ↑ゴールのカピオラニ公園下見
マラソン当日、二人がはぐれた場合を想定して、待ち合わせ場所を決めておく。会場内は白テントが張られ、業者の人が準備作業をしていた。師匠はここでバイクの練習をし、やっと乗れるようになる。いざ!ダイヤモンドヘッドへ。上り坂をあえぎながら、ペダルをこぐ。陽射し強し。

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 ↑ダイヤモンドヘッドの登山道
自転車を登山口の草むらに隠し、徒歩で登り始める。入山料1$払う。私はバテバテ、師匠は休憩無しで、先にガンガン登る。観光名所とはいえ、あなどるなかれ。けっこう急な登り。道は整備されているが、頂上直下に真っ暗なトンネルがある。懐中電灯を忘れたが、なんとか他人の灯りを頼りに手探りで歩く。約40分程で、頂上に到着する。
 ↑頂上からワイキキを望む
昨夜は飛行機で3時間位うとうとしただけなので、疲れてへろへろになる。絶景だが、風強し。眼下にゴールのカピオラニ公園が見える。このあと、バイクでワイキキのマラソン本部にゼッケンを取りに行く。師匠はエントリーをする。午後4時にバイクを返却したあと、ホテルに無事チェックイン。ホテルは中心街でABCストアの隣。便利でよかった。

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※↓暇な時読んでね。(飛ばしていいです)

空の旅 札幌を夜の8時に立ち、機内のディナーを食べて、3時間程うとうとすると、夜中の2時に到着。ハワイは朝7時。時差とは疲れるものだ、と実感。でもなぜか、出発したはずの日の朝なのね〜。一日得しちゃった気分。

空港から JALの送迎らくらくプランを頼んだため、入国審査が終わると、バスに乗せられ、ワイキキ中心街のDFSギャラリアに到着。

DFSで 日本人向けのツアーラウンジがあり、滞在中の相談はお気軽にどうぞ、とあったので、日本語ガイド付きのハイキングツアーはあるか、と聞いたら、扱ってないとの回答。仕方なく、日本のハワイ観光局でもらった資料を参考に、電話してみるが、まだ朝10時前なので留守電だった。でも、もし電話がつながっても、ちゃんと英語が相手に通じて、予約が出来たかどうか・・。途方にくれるが、師匠が「まず腹ごしらえだ」ということになり、そのラウンジで持参のおにぎりや機内食のパンなどを食べる。ちなみにラウンジには軽食ショップがあり、皆そこで注文して食べていたが・・・。

貸自転車屋
 「朝着いてすぐマラソン本部に行くと、行列になっていて半日つぶれる」という情報を得ていたので、ゼッケンを取りに行くのは夕方にする。また、送迎プランなので、手荷物以外のスーツケースは空港からホテルに直接届くようになっているので、身軽に観光できる。では、ダイヤモンドヘッドまで行こう、ということになり、地図に載っている近くの貸自転車を探そうと、DFSを出て歩き出すと、日本語で貸自転車の(ペンキで書いた)文字が目に入った。
 露天でいかにもあやしい感じだったが、かたことの日本語OKだったので、師匠が一日15$だが「もう11時だからおまけして」と交渉すると、すんなり12$になった。不要な手荷物も預かってくれるというので、(地図に載ってないが)ここに決めた。(ここからの詳細は、上の写真の説明に飛びます)
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ゼッケン受取り
 登山を終え、自転車でワイキキにもどると午後3時。自転車返却時刻の4時まであと1時間あるので、マラソン本部にも自転車で行く。本部のアウトリガーリーフホテルは、マラソンびとでごったがえしていた。もう、既にひどく疲れている。受付場所を探してうろうろしていると、幸い同じ飛行機で行ったDさんに会ったので、場所を教えてもらい時間短縮できた。ゼッケン受取り場所と、現地エントリーの場所が同じホテルでも離れているのだ。
 ことに師匠は現地エントリーなので(私はネットで事前に申し込み)、10人くらいの列に並びながら、申し込み用紙(日本語版あり)に記入して待つこと、30分。ようやく(2時間かかった人もいるらしい)110$で、エントリー完了。ゼッケンももらうことができた。

ホテルチェックイン
 4時ちょうどに自転車返却。セーフ。「シンパイシテタヨ」と自転車屋のおねえさんに言われる。荷物もちゃんと保管してあり、あやしいなんて疑ってごめんね。そうね、私たち無防備で無謀な日本人二人組だもの。現地の人からみればかなり危なっかしくて、心配だったに違いない。
 自転車屋から歩いて5分。オハナリーフタワーズホテルに到着。4時半チェックイン完了。荷物運びのおにいさんに1$チップを渡す。窓を開ければ〜♪ロイヤルハワイアンショッピングセンターの駐車場が見える。オーシャンビューでも、シティビューでもない、ノービューの部屋だ。冷房がきき過ぎで、師匠が寒いというのでフロントに聞いたら、(日本語の出来る人が居ない)コンセントを抜けと言われる。外は思ったより涼しく、ことに夜は冷房なしで寝た。

師匠の知人Mちゃん来る 夜9時、師匠の近所の娘さんが、(ハワイで語学留学している)ホテルを訪ねてくる。師匠がお母さんからの預かった品を渡す。

真夜中の捕り物帳 夜10時に床につく。さすがに疲れていたのか、師匠はすぐに寝息を立てている。どこでも深く眠れる方だと感心するが、私は眠れない。
 隣の部屋が騒がしいのだ。ホテルの一階にディスコがあり、そこで意気投合した現地の若者達(男女)が、入れ替わりやってきて、ドアの開閉を限りなく繰り返す。音楽ときょう声も、隣室まで響く。間違って我々の部屋のドアをノックしたりもする。ドアののぞき穴から見ると、体格のいい酔っぱらいばかりで、恐ろしくなる。師匠は熟睡しているし、フロントに抗議の電話の英語を考えるのがおっくうで、ひたすら我慢。
 朝2時に、だれか連絡したのか、ポリスが3人(男2、女1)来る。目が冴えてしまい、ずっとのぞき穴から見ていると、屈強なポリスが、泥酔男二名を部屋か引きずり出す。酔っ払いは抵抗するが、すぐ組み伏せられ、逮捕。歩けないようだ。「ファックミィ」を繰り返し大声でわめきながら、連行された。女性のポリス(まるまる太っている)が甲高い声で、電話でどこかに報告している。(らしい)
 遠巻きに見ていたホテル関係者も去り、やっと静かになったと思ったら、またまたドアをノックする音と、話し声。どうやら、部屋主が連行されたと知らない仲間が、またやってきたのだ。ノックして名前を呼んだり、開けろと言っているようだが、もう誰も居ないので、諦めて帰るが、また別の奴が来る・・。
 その繰り返しで、とうとう朝4時になってしまった。師匠に起こされて、気が付くと朝7時だった。師匠は騒ぎも知らず、寝ていたのだ。ほんとにどんな環境でも眠れる人だわ・・・。これが彼女の元気の秘訣かもしれない。





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