2日目A


 帰りの道は反対車線が激混み。名護市内から恩納村の宿の近くまで渋滞は続いていました。皆ちゅら海水族館の方へ行くのかな。駐車場も混んでたし,昼から行くパターンだったら辿り着けないところだったなー(^^;)
 朝一で行っても水族館は混んでいたし,あまりゆっくり見れなかったのだけど,この渋滞を考えたら朝に行っておいて正解だったなと思っていたら,宿についてからEIKIのリュックをルーに忘れてきたことに気付きました。中身はHIYOのおむつとマグなどで今すぐ必要なものはなかったので,電話をしておいて夜に取りに行くことにしました。夜になったら渋滞も解消してるだろうし。
 ただ日焼け止めもリュックに入れたままだったので,EIKIにコンビニで買ってもらいました。宿でビーチチェアとパラソルを借りて,道路を渡った所にある階段からビーチに下りました。ちょっと階段が狭くて急なので,荷物があると大変です。ちょっとの距離でもパラソルとか持って行くのはつらいなあ。ビーチで貸してくれると楽なんだけど。
 けれどこのビーチはそんなショップも監視員もいない小さなビーチ。いんぶビーチと岩場を隔てて隣にある所で,広くはないけれど,ネットもないし,シュノーケルを禁止したりなどの規制もありません。水の透明度は高いけれど,わりとすぐに深くなっていて,砂浜独特のきれいなエメラルドグリーンではないのがちょっと残念。
 HIYOは泳げるおむつをつけて,小さな眼帯みたいな(笑)ビキニを着て,初めての海体験。ざばーんという波の音が怖いのか必死にしがみついていました。そして足を少し海につけると泣いてしまいました。やっぱりもう少し大きくならないと浮き輪に乗せて遊ぶのも無理かなー。
 結局本部でお昼寝が10分くらいしかできず,その後車に乗って帰ってくる間も昼寝をしなかったため相当眠かったようで,少しぐずった後眠ってしまいました。タオルにくるんでビーチチェアの上に置いた状態で1時間近く寝ていました。
 おかげで私達は交代でシュノーケルを楽しむことができました。まずはEIKIが泳いで魚のいるポイントを探してくれました。サンゴは白化しているし,魚はあまりいない様子。岩場のある部分にだけコバルトスズメや他の魚が数匹いたというので,そちらに行ってみました。するとコバルトスズメを4匹発見。そして違う岩の下に黄色と黒の縞の熱帯魚数匹,茶色の魚の集団,15cmくらいの白っぽい魚など数匹がいる所がありました。もっとたくさん熱帯魚に会えるかと思っていたのに残念。
 EIKIは結構泳いでいたけれど,私はこの時一度20分くらいシュノーケルをつけて泳いだだけでした。まあ,もともとそんなに海でいっぱい泳ぎたい方じゃないし,一度海から上がるとまた入って濡れるのがイヤだったので(^^;)。
 2時間ほどビーチで過ごし,昼寝から目覚めたHIYOもお腹が減ってくる頃だったので部屋に戻ることにしました。ビーチで寝ていたHIYOは,パラソルで日が当らないようにしてあったし,タオルでくるんでいたのだけど,足先だけがタオルからはみ出していたので焼けてしまっていました(^^;) 顔も普段の散歩で少し焼けていたけれど,今日でまた焼けてしまったかも。一応日焼け止めは塗ってたんだけど...。


HIYO,初めての海! 海よりチェアの上で遊んでるのが好き ビーチで昼寝

 シャワーを浴びて授乳して,晩ご飯まで少し眠ってくれたらと思ったのだけど,ビーチで昼寝をしてしまったHIYOは元気で寝る様子もありません。ルーまでリュックを取りに行かなければならないのだけど,EIKIだけ行ってもらってこのまま部屋でボーッとするのももったいないような気がするし,HIYOも車に乗せると機嫌よく,眠ければ勝手に寝てくれるので一緒に車に乗って出かけ,その帰りに晩ご飯を食べることにしました。
 昼間見た本部方面への渋滞は解消されていて,逆に名護市内では南行きが少し渋滞していました。ルーは瀬底大橋からちょっと南にあるので,ほとんど昼間の道を2往復することになるのだけど,せっかくなので本部半島の森の中を通るコースを走ることにしました。
 途中,やんばる亜熱帯園やナゴパイナップルパークなどあるのだけど,時間は6時半を過ぎていて,さすがにどこも閉園していました。ゴーヤーパークも5時半までだったのだけど,その向かいにあるお店がまだ開いていたのでちょっと立ち寄ってみました。
 お店の中はゴーヤー物の土産がいっぱいあって,何か買おうかと思って見ていたら,お店の人にゴーヤー茶の試飲を勧められ健康にすごくいいんですよと言われました。20%引きとのことだったけれど,結構いい値段だったしそこまで欲しいと思わなかったのでお茶は買わず。それより本物のゴーヤーは置いてないのかと聞くと,お店の外に並べられていました。入る時気付かなかったわ(^^;)
 1キロ250円で小振りの物を5本入れてもらい,一緒に売っていたバナナ一房100円をHIYOの離乳食用に購入。おばちゃんはおみやげに「さーたーあんだきー」をHIYOとEIKIの分もくれました。
 EIKIは八重岳に車で登れるので行ってみようと,さらに森の中へと車を進めました。やんばるの森に生える木々は,やはり本島のものとは違う様子。森の中にはいくつか喫茶店もあったけれど,どこも営業時間は日没まででした。
 できれば山頂からサンセットを見れたらと思っていたのだけど,山の上には雲がかかっていて,登るにつれその雲の中に入り視界が悪くなってきました。そして八重岳の看板があってすぐに道は行き止まり。後は徒歩でしか山頂には行けないのかな?
 どちらにしても霧に覆われ視界もよくないのでそこで引き返すことにしました。看板の所で止まって写真を撮っていると,ちょっと変わった鳥の声が聞こえてきました。ヤンバルクイナかも〜と言っていたのだけど,いったい何の声だったのかな?
 途中の展望台から下を眺めてみると,うっすら海岸が見え,まだ日は沈んでいないようだったけれど,ちょうど向かいの山が邪魔をして太陽が見えませんでした。もっといいポイントがあればいいのだけどと,山を下りながら探していると,道しるべに「大嘉陽(おかよう)」と書いてあるのを発見。何のことだか分からないけれど,なんだかサンセットが見れる展望台っぽい名前じゃない?とそちらの方角に行ってみることにしました。どこにあるかな展望台〜と思って探していたら,カーナビの地図上に「大嘉陽」と書いてあるのに気付きました。なんだ,単なる地名やん...。
 もちろん展望台などなく道はどんどん下り始めました。方角的には瀬底大橋の付近に下りているようなのでそのまま走ることに。カーナビには八重岳を登る道に入り始めた辺からまともに道が表示されてなかったのだけど,とうとう位置が確認できなくなったのか真っ白になってクラッシュしてしまいました。ぼろすぎる...。なんて使えないカーナビなんだ〜。


やんばるの森 霧に包まれた八重岳山頂付近 展望台からうっすら海岸が見える

 山を降りてルーまで辿り着き,無事リュックを受け取りました。ついでに食後に替えたHIYOの紙おむつもビニール袋に入れたまま一緒に置き忘れていて手渡されました(^^;)
 晩ご飯は,管理人さんにも勧められた名護市内にある「名護曲(なぐまがい)」で食べようと思っていたのだけど,市内に入った辺りから渋滞でなかなか進まなくなりました。「名護曲」は恩納村寄りの所にあるので,渋滞を抜けてお店についた時には8時を過ぎていました。お店は駐車場からして満車状態。誘導している人が「今は満席です」と言うので諦めて違う所に行くことにしました。その後宿までに2件沖縄料理のお店を当ったのだけど,どこも満席で40分以上待たなければならない状態。
 結局宿の所まで戻ってきて,昨日行った「海物語」をのぞいてみると,ここでも満席で1組が待っていました。宿より南にある「海ぶどう」も候補にしていたけれど,有名店なのでもっと混んでいるだろうということで,これ以上もうウロウロせずにここで食べることにしました。
 15分ほど待って席に着くことができた時には9時を回っていました。昨日のように追加注文で時間がかかっては困るということで,今日は最初に食べたいものをすべて注文。 今日はソーキそば,海ぶどう海鮮丼,らふてぃ,ミミガーにオリオンビールと,シークワーサー酒。プツプツした食感の海ぶどうは,すごく大きいのがたっぷり乗っていて大満足♪けれど,ソーキそばのソーキとらふてぃが被ってしまって,結構ボリュームもあったのでちょっときつかったです(^^;)
 食べ終わった頃には10時前になっていたのに,HIYOは「また来てくれたのね〜」とお店のお姉ちゃんに抱っこされたり,後ろの席の家族の所に割り込んでいって,そこのお姉ちゃんの膝の上に座って机をバシバシ叩いて遊んだりと妙に元気でした。宿に帰ってからも,夕方シャワーを浴びたしお風呂に入れずに寝かしつけようとするとなかなか寝てくれず,結局11時過ぎまで遊んでいたのでした。


海ぶどう海鮮丼 ソーキそばらふてぃ

  
≪BACK おさんぽHOME NEXT≫