1日目A |
高山市内に続く道はまだ少し混んでいたけれど,意外に高山駅にはすぐに着いてしまい,駅で時間をつぶすのももったいないので,とりあえず駐車場に車を止めてぶらぶらしようと思いました。ところが,駐車場が少なく満車。KAZUを駅に迎えに行こうと思っていたけど,これは歩いてきてもらって,とりあえず車を止めちゃおう。 時間が遅かったので,結構宿に向かい出す人も多いのかわりとすぐに止めることが出来ました。駐車場の営業時間が5時までとなっていたので聞いてみると,管理人の人たちが帰ってしまうけど,車は勝手に出せるよう。普通は最初の1時間400円(高い!)で,その後1時間毎にお金がかかるのだけど,5時以降はかからないと言うことでラッキーだったかも。ただ,おじさんに,「さんまちのお店とかはだいたい6時頃に閉まるから。」と言われました。 KAZUに合流するまで,さんまちをぶらぶら。黒い格子戸の家々や民芸品のお店,お味噌やさんや造り酒屋などが建ち並ぶ風情のある町並みです。京都の新京極並みのかなりの人ごみですが,ぶらぶら歩いているだけで楽しい♪ KAZUが高山駅に着いたので,さんまちの入り口,筏橋で待ち合わせをするため,道順を教える。でも,駅からのマップを持ってない人に携帯で説明しても分からないかな。ちょっと迷ったみたいでした。 |
筏橋から中橋の風景 | さんまちをぶらぶら |
その後5時までの高山陣屋にとりあえず行ってみることにしました。高山陣屋は元禄5年(1692),江戸幕府が飛騨を直轄領として以来明治維新にいたるまでの177年間,代官・郡代が政務を行ったところです。もともとは高山城主金森氏の下屋敷として使われていたものが陣屋として整えられました。明治維新後も地方官庁として昭和44年まで使われていたそうです。 とにかく中は広くて,いろいろな部屋があります。取調べを行う吟味所には時代劇に出てくるような捕り物籠や拷問のための石(正座させて足の上に置く)などがありました。住宅や政務所として使われた部分の見学が終わると,御蔵の方に順路は続いていて,陣屋の説明やいろいろな展示物を見ることが出来ます。板張りの建物の中をはだしでぐるっと回ると結構足が疲れました。 |
現存する郡代・代官所では唯一の「高山陣屋」 | 江戸幕府の葵のご紋 |
大広間から居間側を撮影 | 御蔵の年貢米 |
陣屋を見終わった後は,まださんまちを歩いてないKAZUのために,再びさんまちをぶらぶら。通りには手焼きせんべいのお店や飛騨牛にぎり(1貫500円!)のお店などがあり,何か食べたいなあと言う感じだったのだけど,結構お昼ご飯でおなかがふくれていたし,もうすぐ宿に向かえば晩ご飯が待っているのでぐっと我慢我慢。お味噌のお店で味噌汁の味見と,お土産やさんでごまを固めたお菓子「こくせん」の試食だけしました。(*^.^*)エヘッ 6時ごろ空が暗くなりだすと,本当にお店がどんどん閉まりだしました。結構店じまいが早いんだなあ。 |
黒い格子戸に青い朝顔をよく見かける | 夕暮れのさんまち |
陣屋近くの有名な陣屋だんご店 | 手焼きせんべいのお店 |
今日の宿は高山から丹生川村に入ってすぐの御宿「四反田」。周りが田んぼで真っ暗な細い道を走っていくと,雰囲気のある四反田のお宿がありました。ここは築170年の歴史ある建物で,入ってすぐ左手には囲炉裏がありました。 秋の連休,宿の値段は高くしかもどこもいっぱいだったのですが,ここは丹生川村と少し高山から外れるためか(でも車で10分ほど),5人泊まれる大部屋を予約することが出来ました。お値段は連休だけど通常料金の8000円。お値打ちです。 部屋は1階の一番奥でした。すでに料理の準備が出来ていて,さっそく食事の間へ。お風呂と食事の間は別館にあります。別館にも部屋はありますが,やっぱり本館の方が味があっていいな。 お料理は期待の飛騨牛に,山菜,川魚,飛騨そばとボリューム満点でおいしい!! EIKIとKAZUはおいしいおいしいとご飯を3杯もおかわりしてました。 お食事もおいしいし,雰囲気のあり,値段も安い御宿「四反田」,ほんとおすすめです。たった一つ残念なのは温泉がないこと...。温泉地でない高山に温泉を期待して行くなってことなんですが。今日はお風呂で我慢して,明日の白骨温泉&乗鞍温泉に期待しましょう。 お風呂の後,囲炉裏で語らいたいなと思っていたのですが,すでに酒瓶を抱えたおやじ軍団に占領されてしまっていました。部屋に帰ってしばらくテレビを見ていましたが,満腹になってお風呂で温まって,みんなさっさと就寝です (-.-)Zzz・・・ |
築170年の御宿「四反田」 | 1階の部屋から庭と玄関の風景 |
豪華な夕食 全部写らないよ〜 | 玄関横の囲炉裏 |
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