2日目 |
朝7時前に起きて,7時半からの朝食をとりに食事の間へ向かいました。外を見ると曇り。あれれ,今日の天気予報は晴れだったはずなのに...。これから山に行くのに大丈夫かな? 朝食は山女の甘露煮,温泉卵,朴葉味噌,浅漬けなどなど朝からご飯がすすむ君です。朴葉味噌は昨日の昼食についていたのよりお味噌が甘めでマイルドな感じでした。 8時頃宿を出発。山を見ても雲の中。えー,天気悪いのかぁと思いながら奥飛騨温泉郷の方へ走っていると空が晴れてきました。どんどん晴れてきて平湯温泉に着く頃には槍の頭が見えていました。どうやら丹生川村の辺りは山の谷間で霧が出ていたようです。 乗鞍スカイラインの入り口手前では電光掲示板に「渋滞12キロ10時間」の文字。12キロ10時間って,1時間に1キロ程しか進まないの!? 歩いた方がよっぽど早い...。渋滞しているとは聞いていたけど,やっぱり本当に渋滞しているのね,とスカイラインはきっぱり諦め安房峠を通って白骨温泉経由で乗鞍高原へ向かいます。本当はこのコースは帰りに使う予定だったんだけどね。 平湯の温泉街は大きな観光バスがたくさん泊まっていました。その右手に安房トンネルがありますが,お金もかかるし,せっかくの紅葉の峠をワープしてしまうのはもったいない。ちょっとくねくねの山道だけど,安房峠を上っていきました。 緑の針葉樹の合間に黄色く色づいた落葉樹が生えています。色づき具合はもう少しと言ったところですが,道もなかなか快適で気持ちいいドライブ。 安房峠の頂上から黄葉する谷を見渡します。お天気もよく峠のてっぺんにもかかわらず,お日様のあたる背中はぽかぽか。道の先を見ると,穂高岳のギザギザ頭が見えています。車に乗って先に進むとすぐに穂高岳の見晴らしがとてもいいポイントがありました。再び車を止めて,よりよいポイントを求めて,近くにあった丘を登りました。ちょっとした丘で上には何かのタンクみたいなのがあり,木の階段が作ってありました。名づけて「タンク山」。 上からの眺めは最高!穂高岳がよく見え,手前の道沿いの木が黄色く色づきとてもきれいでした。 |
黄色く色づく木々 | 安房峠頂上からの見晴らし |
穂高岳と紅葉の安房峠 | 穂高岳のアップ |
上高地乗鞍林道から白骨温泉へ | 煙が出ている活火山の焼岳 |
「タンク山」からすぐに白骨温泉へ向かう上高地乗鞍林道との分かれ道があるのが,結構分かりにくくてちょっと行き過ぎて引き返し。付近には穂高岳の景色を見るためかたくさんの車が止まっていました。 黄葉を楽しみながら走っていると,白骨温泉の旅館が出てきました。公共野天風呂はもうすぐだとカーブを曲がると,まさに野天風呂の前の道で駐車場に止めようとする車がうろうろしていました。こんな道路脇に野天風呂への入り口があるとは思ってなかったのでびっくり。 車いっぱいだし止めれるかなあと思っていると,運良く1台の車が出そう。大きなバンを運転するのは若いお姉ちゃん。狭い道路で車を出すことが出来ず,空いた所にKAZUがすぐに車を入れれるように誘導するため車を降りていたEIKIが代わりに車を出してあげることになりました。いいことをして運よく車を止めれてラッキー。 トランクからみんなマイタオルを取り出して,野天風呂への階段を下りていきます。下に入浴券の自販機があって,券をおじさんに渡して入浴です。脱衣場は結構人がいるけど,まだロッカーも使えました。シャワーは3つほどありましたが,全部使用中で特に体を洗おうと思ってなかったので,温泉のお湯を体にかけていざ白いお湯の中へ。 本当に白いお湯に感激です。もともと温泉旅行をMEと春頃に行きたいなあと話をしていて,2人とも白いお湯に入りたいと言っていたのでした。湯加減がちょっとぬるめでついつい長湯してしまう感じです。御簾の下から見える湯川の流れを長めながら,ちょっと出たり入ったりして白骨温泉を満喫したのでした。 男風呂には御簾もなくて,川が近く感じられてもっと開放的だったみたいです。橋の上からも丸見え。そして帰りに気が付いたのだけど,階段の途中からも男風呂は見えていたのでした。やっぱり男風呂は開放的(^_^;)。その分自分の見晴らしもよくてきもちいいんだろうな。 帰りの階段は結構きつく感じて,温まった体から汗が出そうでした。おばあちゃんとか息を切らしてて,のぼせてたらひっくり返っちゃうんじゃないかと心配です。 |
↑白骨温泉公共野天風呂の入り口 ← 白骨温泉の標識 |
道に戻ってくると,「竜神の滝」と書いてあるので見てみたら,道路脇の崖からちょろちょろ流れる水の筋が。これが滝...? まあ滝と期待しないで見れば,流れる水と苔の緑と落ち葉がきれいです。 温泉に入って散策もしたら,おなかが減った〜。時間もちょうどお昼時。見晴らしのいいテラスで食事ができるお食事処「球道」へ。みんなで飛騨そばを食べました。テラスから道をはさんで向かいの「煤香庵」にソフトクリームの看板があるのを発見。食後のデザートはここの濃いソフトクリームでした。ここも日帰り入浴できるし,お食事ができます。でも,ずいぶん混んでいて,温泉も食事も予約して順番待ちの状態でした。 |
湯川の流れ「冠水渓」 | 紅葉の冠水渓 | 隧通し | 竜神の滝 |
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