1日目

 10月12日。三連休の初日,京都山科駅で大学時代の友人MEとPYONを乗せて,9時頃京都東ICに乗り一路飛騨高山へ。
 一ノ宮ICで東海北陸道に乗り換え,終点の飛騨清見を目指します。2000年10月に開通したこの東海北陸自動車道のおかげで岐阜へのアクセスは格段によくなったけど,如何せん片側1車線,しかも下道も抜け道がないので渋滞するのだ (+ +)/
 案の定,2ヶ所の渋滞で1時間くらいロス。飛騨清見ICで高速を下りてからは国道158号線を東へ20kmほど。ここでも市内へ近づくにつれ車が増え,列が連なってきたので,市内に入る手前の「飛騨の里」に立ち寄ることにしました。
 時間も1時前でおなかもすいたしまずは腹ごしらえだ,と合掌造りのいい感じのお食事処「大喜」でお昼にしました。入り口に高山名物「さるぼぼ」が出迎えてくれ,囲炉裏もあります。飛騨牛が食べたい〜と言っていたMEは飛騨牛定食を,他は飛騨そばや朴葉みそもついた山菜定食を頼みました。
 朴葉みそはちょっと塩辛かったけれど,ごま豆腐や白いおぼろ豆腐はあっさりしてておいしかった(*^。^*)

萱葺き屋根のお食事処「大喜」さるぼぼと囲炉裏がお出迎え
山菜定食飛騨牛定食




↑民俗村の散歩道
←テディベアエコビレッジの木のモニュメント
 「大喜」の向かいにはなぜか合掌造りの「テディベアエコビレッジ」の建物があります。駐車場の横には童話に出てきそうな木のモニュメントがあり,子供達がドアから顔を覗かせたりして遊んでいました。
 坂道を下り,「飛騨民俗館」を目指すが,バス停はあるのにどの建物か分からない。そこで近くにいたおばさんに聞いてみると,「この辺り一体を飛騨民俗村って言うんだよ。」と言われました。確かにそう書いてあるけど,「まっ○る」に載っていた「飛騨民俗館」なる建物はいったい...?
 とりあえず,もと来た道を歴史ある建物を見ながらぶらぶら戻りました。建物の説明の看板や道順の看板が出ていて,散歩道になっているようです。
 そのまま坂道を登り,「飛騨の里」に入ることにしました。ここは飛騨の民家や生活用具を集めて展示している所で,700円の入場料がかかります。入り口の建物も旧日下部家の建物で,そこから1歩入るとタイムスリップしたような世界。
 パンフレットに沿って,茅葺きの合掌造りや入母屋造りの家や,榑(クレ)葺きと言われる板葺きの家を見て周りました。建物の中も見学でき,機織りやわら細工の実演も見れます。

五阿弥池と合掌造りの旧西岡家水車が回るわらび粉小屋
榑葺き屋根の旧新井家旧前田家での機織り実演
旧冨田家の壁面を飾る荷車や車輪苔生した茅葺き入母屋造りの旧冨田家
合掌造りがよく分かる白川郷の旧若山家旧西岡家と車輪の形に田植えを行う車田


 4時過ぎに電車で合流するKAZUが,高山駅に到着するので3時40分頃飛騨の里を後にしました。結構見所が多くていろいろ見て回っていたら,工芸集落の方が全然見れなくて少し残念。さるぼぼ作りやわら細工を体験できるゾーンです。
 飛騨の里の前のショップで,吸盤でぶらさげるさるぼぼを購入。さっそく車につけました。

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