山中湖周辺ではさして遊べそうな所もなかったので,雨も止んだことだし忍野八海に行くことにしました。
忍野八海は,茅葺の水車のある茶屋があり,富士山の伏流水が湧き出す湧水池。水がとても澄んでいて,湧き出す水にセキショウモが揺れているのがとてもきれいです。水を触ってみると本当に冷たくて,「30秒間名水に手を入れてみて」と書いてあったけれど,そんなことしたら手がジンジンするんじゃないかと思いました。
お土産物やさんの前の中池は,八海には含まれてないけれど,水深が10mあるのに底まで見通せました。お魚もいっぱい。八海とは言っても,メインは湧池となぜか八海に含まれていない中池のようで,そこにお土産物やさんと人が集まっていました。
忍野八海のパンフも何も持っていなかった私達は,あまりきれいとは言えない鏡池を見たものの,湧池の道を挟んで隣にあった濁池が池だと気づかず(川の一部だと思った),その他の池を見ずに,近くの彦兵衛屋敷に入りました。
入り口には受付の人もおらず,入場料150円を入れる箱があるだけでしたが,一応小銭を入れて入場。ここでHIYOを歩かせようとすると,座り込んで砂利を触って遊び出してしまいました。この庭園内にも八海と同じく澄んだ水が湧いていました。
その後いったん帰ろうとしたのだけど,他の池を見ていないと言うことで,もう少し散策することに。底抜池は榛の木資料館の中に入らないと見れないようなので素通りし,桂川沿いに歩き銚子池とお釜池を見ました。銚子池はあまりきれいではありませんでしたが,お釜池は小さいながらも一部が水深7.5mもあって濃い青色をしていました。雪の忍野八海の写真で,桂川にかかる橋の向こうに真っ白な富士山が見えると言う構図のものをよく見ますが,本当に静かできれいなんだろうなと思いました。 |