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11.インターンシップ2007活動報告書(暫定版)より抜粋 埼玉大学共生社会研究センター 「環境問題と人と出会って」 経済学部 2年 藤田 正博 |
「川口市民環境会議」で10日間インターンシップをさせていただき、今まで遠くにあるように感じていた環境問題がとても身近に感じられるようになった。そんな中で活動をしているうちに最初はパソコンへの打ち込みなど単純作業が多かったこともあり、これが環境問題に対してどう関わっているのか表面的にしかわからなかったが、たくさんの地域の人達のコメントやNPOの方々の活動を知るにつれだんだんと多くの人達の思いがわかり、環境問題について自分も考えさせられた。たくさんのチェックシートやその感想を見ていて環境問題に対し関心を持って問題に取り組んでいる人の多さに驚いたし、小学生の低学年の生徒でも何が問題なのか理解してコメントしていたのには感動した。小・中学生のコメントの中には環境に対する鋭い質問や感想もありすごいと思った。 特に小・中学生の自由研究の実験として太陽光を利用してホットケーキを作ったり、広告から再再生紙を作ったりと、どちらも簡単な実験方法ではあるが、世界でも規模や精密さは違っていても、同じ考えのもと で行われているのだと感じた。実際にやってみることでエコについて考えるいい経験になった。 環境問題についてだけではなく、ワードやエクセルを中心としたパソコンの扱いにもだいぶ慣れることが出来た。小・中学生用のエコライフDAY報告書の作成に携わる中で、小学校低学年にもわかりやすいように構成や書き方を工夫するのには時間がかかったがとても良い経験になったと思う。また、いろいろな場所にも連れて行っていただいた。リサイクルセンター、見沼通船掘、川口市内の小・中学校などである。リサイクルセンターでは報告書作成においてセンターの方々からアドバイスをもらったり、見沼通船掘では江戸時代から伝わる伝統ある通船技術を見せてもらい、見沼田んぼの周りを歩きながら自然のすばらしさを感じた。小・中学校に赴いて出前授業の打ち合わせ、今度開催される環境フォーラムに参加する学生のいる学校の校長先生との打ち合わせの見学もさせていただいた。中には環境問題に積極的な方もいて話を聞いていてとても勉強になった。10日間の1日1日が貴重な経験になった。(写真右手前) |