例えば、パンを食べるとき・・・
パンの原料である小麦が、どこでとれたかによって大きく変わってきます。
その小麦は、外国で作られたものでしょうか?
それとも、国内で作られたものでしょうか?
エコライフDAYチェックシートにある1日22gという数字は、「アメリカの小麦」と「北海道の小麦」との比較で計算しています(詳細はこちら)。これは「フードマイレージ」(食べ物の運ばれてきた距離)という考えによるものです。食べ物が遠くから運ばれる・・・という事はそのぶん、運搬に沢山のエネルギーが使われていることになるので、出来るだけ近くの食べ物を食べましょうというものです。「地産地消」という言葉と同じ考えですね。
→お店でお買い物をするときは、「どこでとれたものかな?」ということを、ちょっと気にしてみませんか?
環境ラベルには色々な種類がありますが、ここでは「省エネラベル」をご紹介します。
エアコン・冷蔵庫・テレビの売り場で、右のようなラベルを見たことありませんか?これは「統一省エネラベル」というもので、その製品がどのくらい省エネ型のものなのか(星いくつ?)、省エネ基準を何%達成しているのか、そして1年間使った場合の電気代がいくらくらいなのかが書かれています。
エコライフDAYチェックシートにある1日382gという数字は、「1998年に作られた冷蔵庫」を「2004年以降に作られた冷蔵庫」に買い換えた場合に、節約できる電気の量から計算しています。
→最近の電化製品、ずいぶん省エネ型のものが出てきていますので、買い換えるときには、このようなラベルも参考にしてみてください。電気代も安くなります。
環境ラベルは、文房具など身近なものにもついています。
特に「エコマーク」は、ノート(再生紙で出来ているもの)、
鉛筆、ペン、のりなどにもついています。また、環境ラベルがついていなくても、例えばボールペンは芯だけ詰め替えて使うことが出来るものも増えてきています。皆さんの持ち物にも、「エコマーク」などの環境ラベルががついていないか探してみましょう。ちなみにエコライフDAYチェックシートにある1日10gという数字は、再生紙のノートを使った場合で計算しています。
→「グリーン購入ネットワーク」のホームページには、それぞれの品物についての環境情報を調べることができるデータベースがあります。中には”エコホテル・旅館”というのもあるんですよ。