役一覧
一翻
リーチ(立直)
メンゼンのみ。リーチを宣言することによってこの役がつく。一巡目でのリーチならダブルリーチでニ翻。
メンツの種類や待ちの形は問わない。
メンゼンツモ(門前清自摸和)
メンゼンのみ。ツモでアガることによってこの役がつく。
メンツの種類や待ちの形は問わない。
ヤクハイ・ファンパイ(役牌・翻牌)
鳴いても可。の三元牌、自風、場風で刻子をつくればこの役となる。ダブ、ダブは二翻。
その他のメンツの種類や待ちの形は問わない。
ピンフ(平和)
アガリ牌
メンゼンのみ。順子と雀頭のみでメンツを構成する。
待ちの形はリャンメンのみ、雀頭は役牌以外でつくること。
ピンフツモは20符で計算する。
タンヤオ
アガリ牌
鳴いても可。中張牌のみでメンツを構成する。メンツの種類や待ちの形は問わない。
のような待ちの場合、ヤオチュウ牌の方でアガってもタンヤオはつかない。
役がタンヤオ以外になければ当然アガれないので注意。
イーペーコー(一盃口)
アガリ牌
メンゼンのみ。など、同じ種類で同じ並びの順子を二組つくる。
のメンツ構成や待ちの形は問わない。
ハイテイラオユエ(海底撈月)
鳴いても可。局最後のツモ牌を海底という。海底牌でツモアガればこの役がつく。
メンツの種類や待ちの形は問わない。
メンゼンの場合は自動的にメンゼンツモが付くので、実質二翻となる。
ホーテイラオユイ(河底撈魚)
鳴いても可。局最後の捨て牌を河底という。河底牌でロンアガリすればこの役がつく。
メンツの種類や待ちの形は問わない。
一般的に、海底撈月と河底撈魚を総称して「海底」と呼ぶ。
リンシャンカイホー(嶺上開花)
鳴いても可。カンをした時の嶺上牌でツモアガればこの役がつく。
メンツの種類や待ちの形は問わない。
チャンカン(槍槓)
鳴いても可。他家が加槓をした牌が自分の当たり牌であった場合、ロンアガリすることができる。
メンツの種類や待ちの形は問わない。
二翻
ダブルリーチ(ダブル立直)
メンゼンのみ。一巡目、第一捨て牌でリーチをかけるとダブルリーチとなる。ただし自分の
第一ツモの前に鳴きがあった場合には成立せず、ただのリーチになってしまう。
メンツの種類や待ちの形は問わない。
チートイツ(七対子)
アガリ牌
メンゼンのみ。同じ牌の二枚組を対子という(雀頭も対子である)。対子を七組つくると七対子となる。
待ちは常に単騎となる。などの槓子を対子二組と数えることはできない。
イーペーコーやリャンペーコーのような順子系の役との組み合わせも不可。
点数は25符で計算。子の場合、二翻なら1,600点、三翻なら3,200点、四翻で6,400点となる。
五翻以上は通例どおり。
サンショクドウジュン(三色同順)
アガリ牌 なら三色同順、では三色同順にならない
鳴いても可。萬子、筒子、索子で同じ並びの順子をつくる。
のメンツ構成や待ちの形は問わない。
鳴いた場合は一翻。
サンショクドウコウ(三色同刻)
鳴いても可。萬子、筒子、索子で同じ数字の刻子をつくる。
のメンツ構成や待ちの形は問わない。
のようなシャボ待ちも可能だが、では三色同刻にはならない。
鳴いても二翻。
イッキツウカン・イッツー(一気通貫)
アガリ牌 ならイッツー、ではイッツーにならない
鳴いても可。同種類の牌で、1から9までの三組の順子を揃える。
のメンツ構成や待ちの形は問わない。
鳴いた場合は一翻。
チャンタ
アガリ牌
鳴いても可。ヤオチュウ牌及び、123または789の順子のみでメンツを構成する。
待ちの形は問わない。
鳴いた場合は一翻。
トイトイ(対々和)
←ポン ←ポン アガリ牌
鳴いても可。刻子と雀頭のみで構成する。
メンゼンのトイトイには、必ず三暗刻か四暗刻が付く。
三暗刻が付けば四翻、四暗刻なら役満。
鳴いても二翻。
サンアンコウ(三暗刻)
鳴いても可。暗刻を三組つくる。
のメンツ構成や待ちの形は問わない。
←チー
のような一メンツ鳴いてのシャボ待ちの場合、ツモアガリのみ三暗刻となる。
鳴いても二翻。
サンカンツ(三槓子)
←カン ←カン ←カン
鳴いても可。槓子を三組つくる。
のメンツ構成や待ちの形は問わない。
鳴いても二翻。
ホンロウトウ(混老頭)
←ポン ←カン アガリ牌
鳴いても可。ヤオチュウ牌のみでメンツを構成する。
メンツは刻子と対子のみ。
自動的にトイトイかチートイツが付くため、実質的には四翻となる。
鳴いても二翻(実質四翻)。
ショウサンゲン(小三元)
←ポン
鳴いても可。三元牌の二つで刻子を、残り一つで雀頭をつくる。
自動的に役牌の二翻が付くため、実質的には四翻となる。
のメンツ構成や待ちの形は問わない。
鳴いても二翻(実質四翻)。
三翻
ホンイツ(混一色)
アガリ牌
鳴いても可。萬子、筒子、索子のいずれか一種類と字牌のみでメンツを構成する。
メンツの種類や待ちの形は問わない。
鳴いた場合は二翻。
ジュンチャン(純チャン)
アガリ牌 なら純チャン、では純チャンにならない
鳴いても可。数牌の1と9を老頭牌という。老頭牌と123、789の順子のみでメンツを構成する。
待ちの形は問わない。
鳴いた場合は二翻。
リャンペーコー(二盃口)
アガリ牌
メンゼンのみ。イーペーコーを二組つくる。
待ちの形は問わない。
のような形はリャンペーコーにならない。
チートイツとの組み合わせも不可。
六翻
チンイツ(清一色)
アガリ牌
鳴いても可。萬子、筒子、索子のいずれか一種類のみでメンツを構成する。
メンツの種類や待ちの形は問わない。
鳴いた場合は五翻。
役満
スーアンコウ(四暗刻)
アガリ牌 ただしツモアガリのみ
メンゼンのみ。暗刻を四組つくる。
単騎待ちの場合はロンアガリでも四暗刻が成立する。
単騎待ちの四暗刻をダブル役満とするルールもある。
ダイサンゲン(大三元)
←ポン
鳴いても可。三元牌を全て刻子で揃える。
のメンツ構成や待ちの形は問わない。
←ポン
のようなシャボ待ちも可能だが、でアガった場合は小三元となる。
コクシムソウ(国士無双)
アガリ牌
メンゼンのみ。ヤオチュウ牌全13種類の内12種類を一枚ずつ、残った一種類を二枚揃えて
雀頭にする。
この形でテンパイすれば13面待ちとなる。
13面待ちの国士無双をダブル役満とするルールもある。
スーシーホー(四喜和)
←ポン アガリ牌 でアガれば大四喜、なら小四喜
鳴いても可。風牌をすべて刻子で揃えればダイスーシー(大四喜)、一種類のみ
対子の場合はショウスーシー(小四喜)となる。
大四喜をダブル役満とするルールもある。
ツーイーソー(字一色)
←ポン ←カン ←ポン アガリ牌
鳴いても可。字牌のみでメンツを構成する。
七種類の字牌をすべて使用すると、
という形のチートイツとなる。
七対子字一色をダブル役満とするルールもある。
チュウレンポウトウ(九連宝燈)
アガリ牌 でアガれば九連宝燈、ならチンイツ
メンゼンのみ。萬子、筒子、索子のいずれか一種類のみを使う。
2から8を一枚ずつ、1と9を三枚ずつ揃えて、更に任意の一枚を加えると
九連宝燈が完成する。
この形でテンパイすれば九面待ちとなる。
九面待ちの九連宝燈を特に「純正九連宝燈」と呼び、ダブル役満とするルールもある。
リュウイーソー(緑一色)
←ポン アガリ牌 でアガれば緑一色、ならホンイツ
鳴いても可。の六種類でメンツを構成する。
を使わないと緑一色として認められないルールもある。
スーカンツ(四槓子)
←カン ←カン ←カン ←カン アガリ牌
鳴いても可。槓子を四組つくる。
通常は四つめのカンがあった時点で流局だが、一人が四つのカンを
している場合は続行。この場合、五つめのカンはできない。
チンロウトウ(清老頭)
←ポン アガリ牌
鳴いても可。老頭牌のみでメンツを構成する。
メンツは刻子と対子のみ。
テンホー(天和)
メンゼンのみ。親が配牌でアガると役満となる。
チーホー(地和)
メンゼンのみ。子が第一ツモでアガると役満となる。
ただし、第一ツモの前に鳴きがあった場合は成立しない。