そばを打つためには、専門の道具が必要に思われますが、家庭にあるものでも十分代用することが出来ます。しかし、今後そば打ちを続けて行くのであれば、専用の道具も考えてみてはどうでしょうか。出来れば、自分専用のそば包丁だけでも持っていると、今後の励みにもまります。以下に、そば打ちに必要な道具と材料を紹介します。
そば粉の水回しから、練り、くくりまでの作業を行う鉢。
合成樹脂製から木をくりぬいたものまでいろいろありますが、ステンレスの大きなボールで代用できます。
生地を延ばして広げるための台。平らで、反りのない板で代用できます。
12mm以上のシナ合板(90cm×90cm以上)が良いでしょう。
そば生地を延ばすのに使用するための棒で、狂いのない真直ぐな棒で90cm以上あると作業がしやすい。
延ばしたそばを切るのに使うまな板。
たたんだそばがはみ出さずにのる大きさは必要です。出来れば、30cm×60cm以上の大きさがあると良いでしょう。
これを定規代わりに使用し、そばを切ります。
そばを切るのに使う、専用の庖丁です。
そば粉や小麦粉に入っているごみをふるうのに使用します。
家庭用でお菓子用のものでも代用できます。
そば粉や小麦粉を計るのに使用します。
1kg位まで計れるものでも良いでしょう。
水を計量するのに使用します。500cc以上計れるものでメモリがついたもの。
延し台に散らばった粉などを集めるのに使用します。
粉を計量するのに使用します。直径25cm位の家庭にあるもので十分です。
当店では、季節により道内産そば粉を使用しております。そばの味を左右するだけではなく、作業のしやすさにも関係があるので、品質の良いもを使うほうが良いでしょう。また、粉にすると劣化しやすいので、購入したらなるべく早目に打つようにしましょう。
新十津川の渡辺農場のそば粉です。多少値は張りますが、品質・味共に良いです。そば打ちに自信がついたら、一度試してみてはどうでしょう。
そば粉だけでは、打っても切れやすくなかなか難しいので、最初のうちは 2: 8(つなぎ2割、そば粉8割のそば)で打ちましょう。そばの味もして、結構喜ばれます。
そばの一番粉などが使用され、麺棒や、打ち台に生地がついたり、切ったそばがくっついたりするのを防ぐのに使用する。
なお、そば粉等の粉も当店でも販売しておりますのでご利用ください。
そば粉 | 400グラム | |
小麦粉 | 100グラム | 強力粉 |
水 | 50%前後、粉の重量の50%(250cc)前後を目安とする。 | |
打ち粉 | 適量 そば打つときに使用(芯を粗びきしたそば粉) |
※ そば粉は製粉工場・季節・保管状態により、粉の含水率が異なります。そのため加える水の割合が40%〜60%位の幅があります。
「かえし」という物を作り置きし、「だし」と合わせてそばつゆを作ります。
醤油 | 1.8リットル | 品質の良いものを選ぶ (特選クラス) |
味醂 | 370cc | 本みりん表示のものを用いる。 |
砂糖 | 360グラム | 白砂糖 白ザラメ 氷砂糖 |
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