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データ
タイトル THE推理
〜新たなる20の事件簿〜
プレイ時間 4時間弱
/クリア
機種 PS2 ストーリー  ★★☆☆☆
ジャンル ショートショート キャラクタ  ★★★★☆
メーカー D3 PUBLISHER グラフィック  ★★★☆☆
TOMCAT SYSTEM サウンド  ★★☆☆☆
発売日 2002年12月26日 ソフトウェア  ★★★☆☆
定価 2,000円 ゲーム性  ★★☆☆☆
購入価格 2,000円 未完 −★★☆☆☆
総合評価  ★★★☆☆
お気に入り度  ★★★☆☆

本文
 その魅力的なキャラと世界設定から、ちょっとしたお気に入りになったTHE推理の続編。
 簡単にいってしまうと声が入った以外に代わり映えなし。もう、システムもグラフィックもほぼ同じとみてよろしい。
 正味の話、PS2でコレか、という思いもあるが、一部挙動がダルい程度なのでそう問題でもない。
 むしろ、ジニー、賢作、お嬢の声優が微妙に芯を外したチョイスなのが不満なくらい。各人の技量は確かなだけに勿体ない。


 あとはストーリーだが、これがチョっと問題。
 っつ〜のも、本作単体で全く完結しとらんのよ。

 なんせ20話のうち最後の5話はブレインコピー(人格データの擬人化)された擬人、ジニーのルーツを 求めるために費やされ、その後の様々な問題は放り投げっぱなし
 残りの15話についても、新キャラのお嬢とその母である中田中外務大臣がらみの 事件が多く、しかもまだ裏があることをニオわせてるし。
 こりゃ続編出〜へんとおさまりつきませんぜ。つか詐欺ですわ。



 また、推理の方も前作より唐突、というか前提知識がムチャなのが多い。
 その上、やたらと南東京市駅前商店街HPのニュース、地図、掲示板を利用するモンだから 単調で仕方がない。
 まぁ、伺か系マスコットキャラの南ちゃんはいいキャラだし、2ちゃんをモデルにした掲示板も 面白かったが所詮は小ネタレベル。
 そんなところまでパワーダウンしてどうするね?



 せっかく光るモンを持っているというのにコレでは勿体なさ過ぎる。
 今回の事態が開発会社の招いたものかD3パブリッシャーの方針なのかは知らないが、 いずれにせよ誠意のある対応を求める。
 当然、次回作が出たら買う。好きやし。その代わり失望させないで欲しい。それだけは切に願う。

first edition : 03/01/17
ひとこと 尾形聡子嬢はキラメロ出身やね。いや、なんとなくキラメロには反応してしまうんよ。

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