木造建築編


2003年7月1日

2Fの床の造作が始まった。

外壁の工事がはじまった。北側の外壁はほぼ出来上がっていた。
現場にてSさんと会って話をした。
気になっていた気密シートのずれ、断熱材のずれは本日修正してくれたそうである。とりあえず一安心である。
で、まだ住んでいないのに家の中にゴキブリさんがいた・・・。

ゲジゲジさんも居た・・・・。
夏だもんねぇ。ガレージ開きっぱなしだし、ガレージの勝手口もついてないし、出入りは自由だもんね。
遊びに来るのはいいけど、卵産んでったりしないでね・・・。

2003年7月2日

あ・・・。ガレージの入り口塞いである。

大工さんもここみてるんだろうか?虫入ってこないようにしてくれたらしい。でもガレージにでれなくなっちゃった(笑)
地下スタジオに使う防音の換気システムの部材が搬入されていた。
寝室の床がクローゼットの中も全部出来ていて養生してあった。

しかし、いつも綺麗に片づけられていて、きちんと掃除がしてある。やはり出来る男の仕事場はこうじゃなくちゃ。見習わなくては。
外壁は西側の壁の1F部分が出来ていた。
外壁も貼るの大変だよねぇ。うちはデコボコした家だし、そのくせにサイディングの模様を建物に合わせろとか無茶言ってるし。水回りの配管の穴とか、上手にあけるものである。自分も工作は好きで色々作ったりするので、あとから穴を開けて場所を合わせて何かの上に物を貼るというのが難しいと言うことは知っているので、感心してしまう。さすがプロだね。

2003年7月3日

階段の造作がはじまった。階段の造作は2〜3日かかるそうである。

階段の造作をしているので、2Fへ登る仮設ハシゴも撤去されていた。
2Fの寝室は、クローゼットのドア枠も取り付けられ、巾木も取り付けられていた。すごく部屋っぽくなっていた。あとは壁紙を貼れば寝室のクローゼットは本当に完成である。クローゼットだけだけど(笑)


昨日まで別の現場を手伝いにいっていた1Fの職人さんも今日から復帰しているようだ。ガレージのケイカル板のずれていたところ等も修正されていた。

予想より手間がかかったり、造作が難しくて仕事がなかなか進まなかったり、遅れたりするのは一向にかまわない(もちろん一日でも早く完成してほしいけど)。それは丁寧にやってくれてるってことでもあるしね。でも作業やってなくて遅れるのはダメ。仕事やらなくて遅れた分を取り戻そうとして仕事が雑になるなんてのは論外。あ、これはあくまでも一般論ですからね(笑)

2003年7月4日

階段が完成!じゃないと思うけど使えます。

やっぱりもったいないのが、階段下。ここの階段下は全面的に収納にして貰う予定。問題は地下への階段下。色々考えたが良い案が無い。うちから提案した案もコストガかかりすぎるので、多分ボツ。やっぱ諦めるしかないのかなぁ・・・・。はあぁぁぁ、もったいない。
パソコンをおく予定の通路兼書斎に作りつけのカウンターデスクが登場していた。そして足下には猫の導線。なんかどんどん出来ていきます。


外壁も裏側は張り終えて、通りに面した方に取りかかっていた。やはり裏側から責めて、最後は玄関のある側という段取りのようだ。来週半ばには外壁も工事終わりそうだ(雨ふらなかったらだけど)

ガレージのリフトも24日に搬入が決まった。それまでにガレージの中の足場壊して、ゴミとか資材片づけてコンクリートを打たなきゃなんない。大変だ・・・。

って、うちもそろそろ真面目に引っ越しの準備しなきゃ・・・・。

2003年7月5日

2Fのフローリングは、リビングの半分を残してほぼ終わっていた。月曜には2Fのフローリングは終了するだろう。
そのあとは作りつけ家具の造作が始まる予定。


現場にて、現場監督のAさんと打ち合わせ。
建具関係は図面と現物ではやはり違うところろがでてくるので、図面と違ってしまう細かい部分を決めていく。図面では解らなかったこうしたほうがいいのでは?という大工さんからの提案もある。大工さんも色々と意見を言ってくれるのでありがたい。
階段下の収納も大工さんも交えてどうするか考えてみた。なんとかなるかもしれない。あとは金額次第だ。

2003年7月6日

本日は日曜なので工事はお休み。

工藤建設に限らず建築業界は大体職人さんは手間仕事である。材工(材料費・工賃込み)という場合もあるがほとんどは、建設会社が材料を仕入れて支給して職人さんへは手間賃のみを払うという形態になる。
建設会社では図面を見て必要な材料の量を弾き出し、余裕を見て大目の材料を発注する。なぜ大目にするのかというと、現場で材料が足りなくなったら大事になるからである。材料によっては2〜3ヶ月も納期を要するものがあったり、特注なんてのもあって足りないからといって、すぐに手配出来ない物もあるからだ。
どの程度大目に取ればいいのか?というのは難しい問題で、材料の積算をする人の経験と能力が問われるところである。この辺が建設業界がどんぶり勘定等と言われてしまう原因になったりもしている。もちろん大目に取った材料費というのは、建設コストにそのまま反映される。
同じ量の材料であっても、大工さんによっては上手に効率よく材料を使う人も居れば、ちょっとそれもったいないんじゃない?という大工さんも居る。これを無くすためには、木取り図のような材料からどういう風に部材を切り出すか?というような図面まで必要になるのでDIYならともかく、家を建てるというレベルでは実際には不可能である。
で、工藤さんの場合ちょっと多すぎるんじゃない?(笑)それとも大工さんが上手すぎるんだろうか?構造材とか断熱材で有れば他の現場に使い回すことも可能だろうけど、造作材とかサイディングとかその家固有の材料ってのは、余ったら捨てちゃうんだよね?
もったいないから、うちで補修用に使うから全部貰っておくことにしよう。
と、工事が無いので余計な事を考えてしまった(笑)

2003年7月7日

今日は七夕である。でも残念ながら雨で夜になって雨が止んだが曇り空である。
なので、外壁は今日もお休み
室内は、2Fのフローリングが全部完成した。ドアや引き戸の枠の造作が半分ぐらい終わっていた。

1Fもドア枠などの下づくりが始まった。ちょっと問題があって変更になるクローゼットの中も造作の準備で片づけられていた。
地下のスタジオの天井の仕上げに使う石綿吸音板も搬入されていた。まだ何もやってないのに最終の仕上げ用の部材はちょっと早すぎる気もするが・・・。


ガレージの中では、蛭子さんに似ているいつもの水回りの設備屋さんが遅くまで配管をしていた。図面よりちょっとPSの下がり天井が広くなってしまうそうだ。巾さえ出っ張らなければ、天井は多少下がっても問題ないだろう。巾は1mmでも小さくしてもらうよう監督に言っておこう。

2003年7月8日

2Fは、引き戸の戸袋の壁・枠の造作が行われていた。2F部分はもう少しで壁もほぼ完了である。


1Fも事情があって造作したクローゼットの中の下がり天井とクローゼットの壁、ドア枠などが取り付けられていた。地下階段側の下がり壁なども造作されていた。
2Fはフローリングをやってから、ドア枠の取付を行っていたが、1Fはドア枠が先についている。職人さんによっていろんなやり方や手順に違いがあるらしい。面白いものだ。

そして今日もガレージの中では夜遅い時間なのに、水道やさんの蛭子さん(仮名)が作業をしていた。他の現場と掛け持ちなのだろう。「自分の都合ですから」と言っていたが、あんまり無茶したら身体壊しちゃいますよ。

しかし、この梅雨いい加減に終わってくれないだろうか・・・。涼しいのはいいんだけど雨だと外壁が進まないじゃないか!

2003年7月9日

ガレージの中のPS部分の水回りの配管が終わっていた。なんかサイバーチックで格好いいぞ!すごいぞ蛭子さん(仮名)。


2Fはドア関係枠のケーシングが全て完了していた。あとは巾木と造り付け家具を残すだけだ。

2Fへの階段には笠木も取り付けられていた。でも写真では解らないが、ちょっと勘合が今一かも・・・・。


そして謎の階段。もうすぐガレージの足場は壊してしまうのに、なんで今頃仮設階段が?
でも良くできているので、捨てたり壊したりするのはちょっともったいないかも・・・・。これ欲しいかも(笑)

外壁もいよいよ玄関のある正面部分を残すだけになった。雨さえ降らなければ今週中に終わりそうである。

2003年7月10日

朝踏切でなかなか電車がこないので、車中から現場を遠くから撮影してみた。


玄関の框(かまち)の造作をしていた。
玄関は結構こだわった部分なので、変な風に雑だったり隙間が開いてたりしたら、遠慮無くやり直ししてもらいますからね。

2Fは今日はあまり変わっていなかった。ドア枠回りの仕上げをしていたのだろうか?
一日中霧雨のような変な雨がふっていたが、外壁は玄関回りの1F部分が貼られていた。

もうちょっとだ、がんばれ、サイディング屋さん。

そして、これが本日の謎の物体。多分冷蔵庫だとおもう・・・・。−0.4℃の表示がしてある。いったい何が入っているんだろうか・・・。恐くて開けられなかった。実はアイスが入ってたりして・・・。


2003年7月11日

今日は蒸し暑かった。にわか雨が降ったりしたが外壁がだいぶ終わっていた。もう少しだ。


1Fのガレージのユニットバス下、PSまわりが仕上げてあったが、PSやっぱり小さくして貰うように監督に電話で伝えた。大工さん二度手間でごめんなさい。真っ白で病院みたいだ。

2Fは巾木が全部終わっていた。


キッチンの開口部の笠木、作りつけのダイニングテーブルが登場していた。リビングはこの他にも、造り付けの収納ベンチシート・カウンター収納が作る予定だ。寝室にも既成の本棚と組み合わせテーブルを作ってもらう予定である。

明日はいよいよ、システムキッチンが取り付けられるらしい、楽しみだ。

2003年7月12日

地下スタジオの浮き床の造作が始まった。96Kグラスウールを敷き込みが終わった。この上に亜鉛の鉄板を敷いてその上にビニールシートを敷き詰めて、コンクリートを流し込むと、浮き床の完成である。縁が立ち上げって居るのは、浮き床とかべが直接繋がらないようにするためである。


そしてシステムキッチンが完成した。思っていたよりも以外と明るい感じだ。写真では余り解らないが、やっぱり良い色だ。

2Fはドア類も取り付けられていた。


電柱と干渉しそうな屋根のコーナーもカットされていた。

外壁は、材料が足りなくなったので一時工事はお休みになった。模様合わせが必要なサイディングなので、単純にu計算で材料を算出すると足りなくなってしまうらしい。

2003年7月13日

今日は日曜なので、工事はお休み。
そういえば、先日見かけた怪しい冷蔵庫のような物体は、やはり冷蔵庫であった。
中身は飲み物だそうである。やはり夏場の建築現場には空調の設備なんてないから、水分補給しないと熱射病になっちゃったりするから、いっぱい水分補給しないとね。
月曜にはガレージの足場の撤去がはじまり、床にコンクリートを敷くので一旦片付け無ければならないので、監督と大工さんに許可を貰って、うちで取って置いた端材を2Fのクローゼットへ移動しておいた。
コンクリートが乾いたら、妻の実家から車の整備用のリフトや工具類を移設工事をする予定だが、全部はいるんだろうか・・・?
かなりギリギリなんだよねぇ・・・。ガレージのシャッターが内側に出っ張るの計算にいれてなかったから・・・・。

2003年7月14日

今日は1Fの玄関の框が完成していた。


ガレージ側の玄関も框が出来ていた。

ガレージの足場が撤去されていた。


2Fの造り付け家具の造作は、部材が間に合わず止まってしまっている。手配師(現場監督のAさん)のミスである。しっかりしてよね。Aさん。

2003年7月15日

ガレージのコンクリートが完成していた。はや・・・・。昨日は上の写真の状態だったのに。


1Fのフローリングが貼り始まった。

玄関も半分ぐらいできていた。


それから地下のKBBの型枠の継ぎ目が汚いところや、割れてしまってる部分など修理してくれるように頼んであった部分が気密フォームを充填して修理してあった。

そして2Fの造作部材がやっと搬入されていた。明日から2Fが再開出来そうだ。
サイディングの追加分も搬入されていた。
サイディングみたいに材料が途中で足り無くなっちゃったのは色々あるだろうからまだ仕方ないとしても、材料が届かなくて工事止まっちゃうのはちょっとダサすぎざんす。

2003年7月16日

サイディングの張り上げが完成していた。あとはシーリングを残すのみだ。


1Fのフローリングもクローゼットの一部を残してほぼ張り終わっていた。あとは巾木の造作とドア枠をやると1Fも大体終わりかな?

2Fの造り付け家具のリビングボードが完成していた。


物入れにも稼働棚が綺麗に取りつけられていた。

2Fが一気に進んだ。残すは作りつけのベンチシートと寝室のテーブルだけだ。なんか一気に出来てきた。あと2ヶ月で完成だ!ってあと2ヶ月も何作るんだろう?

2003年7月17日

サイディングのシーリングの下準備にマスキングテープが貼ってあった。


2Fの造り付けベンチシートの背板にあたる板が出来上がっていた。かっちょいいかも・・・。
でも、コンセントに半分かぶっちゃってる・・・。コンセント移動すればいいんだけど、ちょっと失敗(笑)
他の部分もコンセントの穴が石膏ボードに開けられていた。


1Fのフローリングだが、昨日もなんでここだけ残してあるんだろう?と思ったけど、やっぱり材料が足りなくなっちゃったみたいだ。
どうも、材料が多すぎるところと足らない部分があるみたいだ。ま、ある程度仕方がない事なのだろうけど工期に影響でない範囲でお願いしますよ、Aさん。

2003年7月18日

2Fリビングの造り付けベンチシートが登場!


座面の板をあけると中は物入れになっている。うーんいいかんじ。

玄関もドアなんかが出来てきて、とっても玄関ぽくなってきた。

2003年7月19日

2Fのクロス(壁紙)貼りが始まった。壁のデコボコをパテで埋めて平らにする作業をやっていた。

通常であれば壁紙はもう少し後で始まるのだが、造り付け家具との兼ね合いで2Fだけ先に壁紙を貼る作業が入っている。

階段の巾木の造作がされていた。

外壁の目地パテの処理も始まっていた。

2003年7月21日

今日は祝日なのでお休みかと思っていたら、工事はやっていた。
2Fのクロス(壁紙)貼りが始まった。寝室のクロス貼りが完成していた。


洗面所も張り終わっていた。写真で見ると凄い色だが、実際はこんなにすごくない(と思う)、もっと派手かと思ったけど以外と地味かも。

玄関巾木の造作が始まっていたが、どうやら1Fもクロス貼りを先に仕上げるようで、明日は大工さんはお休みらしく、道具が全部片づけられていた。

2003年7月22日

リビングのクロス貼りがj完了した。もっと黄色っぽいと思っていたが、ほとんど白で爽やかな感じだ。


階段室も、2Fはキッチン以外全てクロス貼りが終わった。

造り付け家具の都合でクロスを早めに貼ったが、とりあえずここまででクロス屋さんは撤収した。
明日からはまた大工さんの登場予定である。

地下の浮き床にPA機材用のマルチケーブルを通すCD管を埋設して貰うことにした。

自分でやるつもりだったが、現場監督のAさんが自ら作業してくれたようである。結構上手いもんである。やっぱ監督っていうのは、何でも出来ないとダメなのねぇ。

2003年7月24日

昨日から実家へ帰り、ガレージに取り付ける予定の車用のリフトの移設作業をしてきた。

夕方こちらの現場に到着して設置工事をする予定だったが、設置用のクレーンが外壁工事用の足場などがあってガレージにどうしても入らず結局本日は、リフトの設置は諦め、後日足場が撤去されてからということになった。
自動車修理工場が開業できそうなぐらい工具や機械類を山のように持ってきてしまった・・・。とりあえずガレージに入れたけどあれって全部ちゃんと置けるんだろうか?

家の工事の方は、2Fの大工さんの仕事が全部終わった様だ。市販品の本棚と大工さん作りつけのテーブルのコラボレート家具も完成していた。

玄関の巾木も出来上がっていた、1Fもあとはドア枠のケーシングを残すのみだ。


地下のスタジオの浮き床も、先日のグラスウールの上に亜鉛板が敷かれ、配筋が組まれあとはコンクリートを流し込むのみとなっていた。

残っている木工事は、地下への階段・ガレージの階段・スタジオの天井・壁・1Fのドア枠のケーシング、階段下収納、というところである。それが終われば、タイル屋さんや内装屋さんが入る予定である。

2003年7月25日

1Fもドア枠の造作が全て完了した。

足り無くなっていて止まっていたフローリングも全部完成していた。あとは、地下の浮き床が完成したら、1Fに置いてある地下用の資材を地下へ搬入して、残った木工時が行われる予定らしい。

今日は、トイレや洗面台等も搬入されていた。

2003年7月27日

昨日の土曜は、軒天井の塗装が行われていた。塗料の色は思ったより明るいグレーだった。やっぱり小さい面積で見るのと広い面積では、色がだいぶ違う。面積が広いとかなり色は薄くなる。黒でもよかったかも・・・・。


地下の浮き床のコンクリートが打たれていた。これで浮き床は完成である。

これでやっと、1Fを占拠している地下用の資材が地下へ搬入出来るので、止まっていた1Fの造作が再開出来るはずだ。

2003年7月29日

雨樋が取り付けられていた。

雨樋の工事が終われば、いよいよ足場が撤去される。やっと家の外観の全体が見れるようになる。

地下では、防音換気扇の工事が始まった。
でも、なんか換気扇の配管の仕方が違う様な気がする。監督に確認しなくては。

防音ドア・トイレや洗面台などの水回りの部材も搬入されていた。

2003年7月31日

足場が撤去され家の全体があらわれた。

暗いので露出をあげたら赤外線写真のようになってしまった・・・・

木造建築編3へ続く