木造建築 構造編


2003年5月22日

昨日から木造の建築がスタートした。
これからは、鉄筋やさんではなく大工さんの仕事である。

部屋の間取りにあわせて仕切られた基礎の上に木枠が組み立てられる。基礎と木枠の間には防振ゴムパッキングが挟まれボルトで固定される。

さらにその上に木材が組み上げられ、部屋の間取りができあがってきた。


2003年5月23日

コンパネで床の下地が組上がる。
いよいよ、次は壁を建てるフレーミング工事が始まる。あっというまに家の形ができあがるらしい。楽しみだ。

2003年5月24日

フレーミング工事にむけて足場が組みがはじまった。

2003年5月25日

本日は日曜なので、工事はお休みである。
昨日2:30ぐらいにみたときは上の写真程度だったのだが、昨日のうちにあっというまに足場組は完了したようだ。
組上がった足場の高さをみて、改めて建物の高さに驚く。
我が家は土地の建坪率や容積率上は3F建ても可能なのだが、いたずらに部屋を増やしてもしょうがないので、2F建てにしたのだが、半地下のため実質2.5階建てになわけである。
明日からはフレーミング工事が始まる予定である。屋根がかかるまで雨が降らなければいいのだが、春に3日の晴れ無しという通り本当に雨が多いので心配である。

2003年5月26日


今日はフレーミング工事である。建築期間中一番のスペクタクルデーである。でも平日なので仕事である・・・。
通勤途中現場に酔ってみると朝からクレーン車が入って物々しい。今日中に家の形ができあがるそうなのだが、本当だろうか?と思いながらしぶしぶ出勤した。
夕方妻から電話がはいる。
「すごいよー家できてるー!はやくおいでー!つくってるよー。どんどんできあがるよー!」
現場は自宅の隣の駅なのだが、わざわざ乗り越して仕事帰りに覗きにいったようだ。
おいでと言われても仕事まだあんですけど・・・・。数分後また電話がはいる。
「明るいうちに見に来たらー?」
そこまで煽られたら仕事はもうやめ!見に行くことにした。
わ・・・ほんとだ、出来てる。

本当に家の形ができていた。フレーミングといって、工場で細かく家を分解して図面通りにパネル状に組んだ材料を現場に搬入して組み立てる工法なのだが大きなプラモデルみたいな感じである。よく寸法がきちんと合う物だと感心する。
材料の到着が遅れたようで、工事はPM8:00までかかっていた。遅くまでご苦労様でした。ご近所の方もお騒がせしました。
と挨拶して皆さんを見送って、速攻で家に忍び込んだ。図面でしかみていなかった間取りが現実になっていた。
こんなに広いんだ、こんなに狭いんだ、へぇ、ここはこうなるのかぁ・・・等と、1時間近く探索をしてしまった。

2003年5月27日

雨嫌い!ちぇ・・・・。

2003年5月28日


今日は屋根のフレーミングが行われていた。足場には目隠しのネットがはられていた。
一日で家の形が出来上がったぐらいだから、3日ぐらいで家が完成するのかと思ってワクワクしてたが、そんなに簡単では無いらしい。来週には上棟の予定である。

2003年5月29日

本日も引き続き屋根のフレーミング。
台風が近づいてきているとニュースで言っていた。まだ5月なのに・・・。
台風が来る前に屋根できるかなぁ・・・・。

2003年5月31日

大変だ雨漏りだ!じゃじゃ漏れだよ・・・。って当たり前である。屋根板が無いし窓もついてないんだからさ。

それでも、屋根の骨組みは7割方完成していて、ブルーシートがきちんとかけてあったので、思ったよりは濡れていなかった。感謝、感謝。

昨夜は無かったのだが、窓に雨よけの板が置いてある所もある。台風を心配して誰か見に来てくれたらしい。
台風4号は熱帯低気圧に変わってしまったが、激しい雨が一日中振り続いていたので、今日は工事はお休み。
上棟のスケジュール確認で電話で営業のS氏と連絡を取った。どうやらこのHPも工藤さんに見つかったらしい(笑)内緒にしてたんだけど、めざといのね・・・。

キッチンの骨

ユニットバスの穴

2003年6月2日

ららら〜♪お家なかなかで〜きないのよおぉぉぉ〜♪


猫の手貸そうか?うち4本あるけど。

2003年6月3日

最後に残っていた西側の屋根の骨組みが完成した。いよいよ次は屋根板が乗るに違いない。
通勤途中に別の工藤建設の現場があるのだが、着工はうちより遅かったのだが、そこはスラブの無い通常の工藤標準地下室で今日フレーミングを行っていた。なんかうちより進行が早い気がする。
負けたらゆるさへんでぇえ(笑)

2003年6月5日

屋根完成!っても下地だけど・・。これで台風が来ても安心である。あ、ダメ!窓ついてないから、やっぱ来ちゃダメ。

以上でフレーム組みは終了!(かな?)
今週末いよいよ上棟となる予定。建前だ〜!屋根の上から餅を蒔く準備しなきゃ!って蒔かない蒔かない。それだけはやめて下さいって言われてるんだった。以前どうしてもやるって人が居て大変な目にあったらしい(笑)営業さんも色々大変だよねぇ。
シロアリの予防剤が外壁下地の内外1F部分の下半分に塗布されていた。丁寧にポーチの壁に張り紙までしてあった。

↑色が変わっている部分が、薬剤を塗布してあるところ。2×6は木造だからこういうことするんだろうけど、RCとかの家でもシロアリ対策ってするんだろうか?
それと、基礎とフレームの土台の間の隙間にもプラスチックの防鼠網が取り付けられているのが、うちで昔飼っていたハムスターはプラスチックボロボロにかじってたけど・・・。大丈夫なんだろうか?囓歯目類は歯が丈夫なんだよねぇ
ひょっとしてあれって、プラスチックコーティングしてあるだけで実は中身は金属なんだろうか?

2003年6月6日

屋根にスレートが乗ったようだ。

しかし図面では確認していたが、やっぱり電柱ときわどい。電柱が傾いたら屋根に刺さりそうだ。
あれ?屋根の角落とすって言ってなかったっけ?これぐらい開いていれば大丈夫という判断なのだろうか?さすがに屋根は見えなかったが、廃材置き場にスレートの端材が置いてあった。
地下もやっと溜まった雨水の排水をしたようである。ボウフラ沸いたらどうしよう?って心配していたのだが、一安心。
明日は久々のライブだ。ライブが無ければ上棟は明日だったのだが、ライブは随分前から決まっていたので台風のせいで急に伸びてしまった上棟は申し訳ないが、日曜にしてもらった。
上棟といっても、上棟式をやるわけではないので主に電気設備関係の確認をして、ちょっと乾杯程度で終わるそうである。もちろん餅蒔きは禁止(笑)多分大工さんも日曜なので来ないそうである。ついでに営業のS氏も来ないらしい・・・ええんか?どうなってもしらへんど。

2003年6月7日

ライブの帰りに現場を通ると屋根が完成していた。

でも、これやっぱマズイんじゃない?電柱揺れたら当たっちゃうよね。明日上棟の時聞いてみよう。
ガレージの内装も下地の板張りがされていて、足場が組まれていた。

なんだか、いろいろポスター等がはってあって、いかにも工事現場風になっていた。

当たり前だが、ベランダも木造である。マンションばかり住んでいたので木造のベランダというのはなんか変な感じがする。内側が仕切られているのは作りつけ花壇。FRPがコーティングされ防水処理を行う。

2003年6月8日

本日は上棟確認である。
まず電気やさんと、コンセントスイッチなどの位置を確認、照明器具の取付位置などを最終確認を行う。

スイッチやコンセントは場所が分かり易いように柱に箱だけが取り付けてあり実際の場所を確認して作業が行われる。
色々細かい部分で気になっていた事を、現場監督のAさんと設計士のKさんに伝える。そして電柱と屋根の件も伝える。実際にクリアランスを測定し電柱をゆすってみると、やはり問題があるようなので屋根の角を斜めに切り落とすことになった。
そして簡易的にであるが、家の四隅に現場監督のAさんが御神酒・自分が塩・妻が米を蒔いて工事の安全を祈願してお払いを行った。

日曜なので大工さんは居ないが、現場監督のAさんと設計のKさん電気やさんと自分と女房で、御神酒で乾杯して上棟確認を完了した。
で、営業のSさんは来なかった。最近つめたいよねぇ。工藤建設住宅事業部のHPにも
「●営業:ご契約からアフターサービスまでトータルでお客さまとお付き合いさせていただきます。」
て書いてあるのにさぁ。

で、工藤建設のHP見てて思ったんだけど、うちは工藤建設のG(グランドルーム)とはだいぶちがうよね。
「採光もたっぷり明るく快適」→すみません窓もドライエリアも何も無いです真っ暗です
「高い遮音・防音性」→これはちょっと自信あります
「高い耐震・耐久性」→これはどうなんだろう?建坪の半分しか地下になってないけど・・・
「工期も短時間」→うちは盛り沢山だから時間がかかるそうです
「高気密高断熱だから省エネ効果抜群(夏涼しく冬暖かい)」→気密性は高いはず
「計画換気で空気はいつもクリーン」→すみません地下は計画換気エリアから外れてちゃってます。
だもんねぇ。それでもって工藤建設のキャッチスレーズである
「地下室付き輸入住宅」
のいわゆる輸入住宅でもないし(輸入建材住宅ではある)。外観も内観もどっちかっていうと和風だし。ラップサイディングでもファブリックでもないし、玄関のポーチだって天井丸くなってないし、建具だって超シンプルだし、カーテンだってヒラヒラの奴つけないし・・・・。
せっかく工藤さんが苦労して安く仕入れてきたものを全部否定してるよね(笑)

関係ないけど、工藤さんのHPの中のホームシアターの宣伝文句に
「DVD機器とソフトの急速な普及に伴い、かつては男性が密かに楽しむ音と映像の世界が、今は、家族で楽しむ、というものに変わりつつあります。」
ってあるけど、「男性が密かに楽しむ音と映像の世界」って・・・・それ家族でみちゃっていいんですか?って思ったのは私だけでしょうか?


木造建築編1へ続く