サイクロン集塵機作成動機について少々思い出話しをお聞き下さい。
木工を始めた頃は野外車庫か狭い庭で青色シートを敷いて、鋸、カンナ、ドリル位の道具で細々と製作し
ていましたが、先ず娘が結婚し家を出1部屋が空き、1年後に息子が結婚し新居を構え 又 一部屋が空
き チャンスとばかり2階の一室を無線部屋(既得権)兼木工部屋としての交渉が成立しました。交渉期間
約1年人間は辛抱・努力が大事であることを痛感!!
専用場所を確保できると道具の運搬作業が軽減するので、段々 電動工具が欲しくなる衝動に駆られ
先ず 欲しかったトリマー、ルータ、バンドソー等作品より工具が増え、切り屑が増え始めてきました。
ルータ・バンドソーはカンナ屑と違い粉塵に近い為、アマチュア無線機器と同居のMy工房では粉塵は大
敵であります。(人体ももちろんですが マスクで何とか)こんな背景から流行のサイクロン集塵機が必需
品であります。木工のHPを拝見すると自作とサイクロン本体のみ販売品の2通りがあるようですが、無
銭家の私は自作としましたが自作にもブリキ板とエンビ管の2通りがあるようですが、簡単に見えたエン
ビ管で作成することにしました。
ほとんど”和樽さん”のコピー版です。作るまでに色々”和樽さん”ご指導いただいた事を含め誰でも疑
問なく作成出来る用
に図・写真を多用していますので不要な所は飛ばしてください。少々前置きが長くなりご免なさい!それ
では作成に入ります。
【材 料】
@エンビ管100φ(外筒用)-----50cm位 F50-50φ連結管-------------1個
A100φ-50φ変換管---------2個 Gペール缶------------------1個
B50Φ-40φ変換管----------1個 Hペール缶蓋----------------合板少々
Cエンビ管50Φ(オウトレット等)--50cm位 Iアクリル板(2mm)----------少々
D40φ大曲エルボ(インレット)---1個 J掃除機(6000円新規購入)
E50Φエルボ----------------1個 K排水ホース、接着剤、シーリング剤等雑品少々
【サイクロン本体部作成】
@100φ-50φ変換管に50φ管を貫通させる為
に中間部にある段差をラスリ等で削る
A@の変換管にインレットを装着する為の穴を
開ける
B40φ大曲エルボの先端部切断後上記変換
管に装着し接着剤で固定する。この時点では
まだ段差は削ってありません(順不動)
C100φ管に上蓋が挿入出来るようU字カット
(エルボ管幅)
D100φ管に覗き窓の穴あけ(6x7cm)外側よ
りアクリル板(2mm)を熱でRを付け接着、
縁
の金色テープあら隠し
E各部品を連結させるため50Φ管を6cmで
切断(2個)
*100φ外筒寸法:310mm
*50Φ内筒寸法:180mm
●全体の組み立てイメージはここをクリック
【切り屑受け部作成】
@ペール缶の蓋を合板で作成。冶具・工夫
コーナで紹介した冶具で円板を切り出す。
5mm位の切り込みで4回ほどで完了
A密閉度を増すために上記冶具を使用し円
溝を掘る(密閉度が増えるかは自分勝手な
想像?)これが 思い違いで大変なことにな
るとは!
Bサイクロン本体を挿入する為の貫通孔を開
けてエンビ連結管(50φ管)を挿入し接着剤
で固定する(裏面から)表は密閉度を増す為
シーリング剤を塗る
【エンジン(吸引)部作成】
家内が使用中の電動掃除機がありますが
小言は聞きたくないので専用器をインター
ネットで安く購入しました。
品名:日立 CV−CH4 仕事率550Wです。
これ以降の作業はメーカ保障対象外になり
ますので自己責任でお願い致します。私も
責任は持てません。
●分解(改造)編
@先ずホース部分の解体は写真の接合
部分にカッターを入れカフスを取り除き
ます。2本のワイヤー及びホースを切断し
手持ち部分と切り離します。
A手持ち部分の管と制御部分は使用しま
すのでワイヤーに接続されている部分よ
り切断します
B制御部分は写真の用に穴をを開け中の
導体に半田付けを行い暫定として使用し
ます。(試験終了後簡易版を作成)
この制御部にはAC100Vが通電されます
ので扱いは気を付けましょう
制御部の回路はループ抵抗値でOFF、弱、中
、強の4段階です。
回路図はここをクリック
下側用
上側用
↓段差有
↑段差無
@
上側用
A
@
A
B
D
B
掃除機側→
-------ホース切断
←制御線切断
@
A
制御部
B
●
ついに完成しました。
あまりにも嬉しさのあまり額縁に入れて
しまいました。
”和樽さん”本当に有難うござい
ました。
今回購入した日立の掃除機で活用物品が
多く捨てる物はT字部分(床にあてる枝)だ
けでした。(実際は捨てていませんが)
インレット部のホースは左側ホースで余っ
たものを使用し、その先についた変換管は
取っ手部分にあった管を利用しています。
下にとぐろを巻いたホースは32φの排水
ホース
台車は分離性能試験終了後作成します。
実はこの後の性能確認で大変苦労しました。
長ったらしい紹介文にお付き合い有難う
ございました。
お暇な方は下記の確認試験をご覧ください。
、
...
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