’98Gorilla の進化その後


足回りの進化は一応完了したので、今度は動力系の進化に移りました。

基本構想

1.爆走ツーリングにも参加できるように某横浜の大御所と和歌山の大御所とで交換会をしたR−Stage88キットを使用する。

2.キャブは手持ちのPE−24を使用する。

3.マフラーは某三河の大御所から譲り受けたBRDのマフラーを使用する。

4.オイルキャッチタンクも手持ちのSPI製を使用する。

5.最後まで悩んだクラッチはとりあえずJUNの2枚クラッチを購入する。


今回の作業(田植えの準備の合間に一人でやったので画像はあまりありません。)

6月も目の前になった水曜日、田植えの準備の合間に遂にエンジンを下ろして、某横浜の大御所より養子に来た武川R−Stage88キットを組んでみた。一応バルブを外してカーボン除去してからヘッドを再度組み立て直した。前の持ち主の使い方が良かったようでとっても綺麗だ。(爆) パーツクリーナーで磨いたら逆に輝きが鈍くなってしまった.(;_q))クスン 

まあ、気を取り直して早矢仕のメンテナンススタンドにリアショックに噛ませたアダプターを載せて準備完了。 一番最初はマフラーを外します。次に、配線のカプラー。ステップを外してブレーキペダルも外します。いよいよ2本のエンジンハンガーボルトを抜いてエンジンを下ろします。

エンジンを外された車体です。    

下ろされたエンジンです。まだ370kmしか走ってません。

キャブを外してRシリンダーヘッドカバーを外してLカバーも外してシリンダーヘッドナットを外します。ここからのバラシはいつも同じなので省略。(核爆) クラッチ,ジェネレーターも外してミッションケースだけにした。

88ccにボアUPするのでオイルポンプもキタコのウルトラオイルポンプに交換する。おっとその前にスタッドボルトを外してオイルオリフィスを2mmに拡大する。(ここでは回転の高い電気ドリルで一気に開ける。ゆっくりやると穴が広がってしまう為。)洗浄して、オイルポンプ装着。スタッドボルトを元に直して、いよいよ神聖なピストン&シリンダー組み。その前にシリンダーを一度いれてみて、すんなり入るか確認してみる。(きつい場合はあたりをヤスリなんかで取っておかないと焼きつきの原因になります。チョッとがたがたする方がいい。)

ピストンを先にシリンダーに入れてベースガスケットを装着してシリンダーをスタッドボルトに通していきます。ここでオイルラインのOリングを忘れないように入れておきます。ピストンピンをいれてクリップを新しいのに換えて、シリンダーを置くまで差し込みます。横のボルトを仮止めしておいて、ヤフーで手に入れておいた強化カムチェーンとガイドローラーを装着。(~ヘ~;)ウーン我ながら見事な手際(爆)

次は、組んでおいたヘッドにR−15カムを入れて、ヘッドがスケット、Oリングをセットしてヘッドを載せます。 このときピストンがトップに来るようにして置くと後が楽だよ。

カムチェーンテンショナーのボルトを抜いて、テンションを緩めといてカムシャフトにタイミングギアを取り付け、機械式タコメーター用のビスで止めます。Rヘッドカバーとタコメーターの取り出し口を取り付けて一応簿UP終了。

クラッチはまだ来てないので、ジェネレーターを取り付けて各タイミングを合わせて車体に取り付けます。京浜のPE−24キャブを取り付けて、某三河の大御所から譲り受けたBRDの真新しいマフラーを箱から取り出して見る。テーパーがヘッドのとこからエンドまで途切れなく続いて、アールも綺麗にオイル度連ボルトを避けて曲がってる。このマフラーのいい所をもひとつ発見。ヘッドの取り付け部だけ分かれてるのでオーバーホールする時もマフラーがスケット部を外さずに済み、スプリングだけで簡単に外れる。うーん考えてあるな〜(謎)

 マフラーを取り付けたところ(〜ヘ〜;)ウーン早く音が聞きたい。(爆)

オイルキャッチタンクと某和歌山の大御所から譲っていただいたヨシムラの油温計を取り付け、クラッチ部にカバーをして農作業に戻る。・・?


今度は土曜日!クラッチが今日は届きそう。今回JUNの強化クラッチを買ったのは新しくウェッブショプを開いたモンキー本舗さん。対応もとても親切でおまけに割引価格!JUN製品を買うなら絶対にお勧め。<宣伝ヾ(@°▽°@)ノあはは

田圃の中でいる時に郵便局から電話が入ったらしく、お袋が教えてくれた。もう頭の中はクラッチでいっぱい。クラッチ♪クラッチ♪早く着けたいクラッチ♪なんて鼻歌歌いながら速攻で田植えを済ませる。チョッと一休みの間に郵便局に急行!代金を支払ってクラッチを受け取ると、急いで帰ってクラッチを装着。クラッチアウターカバーを止めるフラットビスも6角になっててとても親切だ。

クラッチケースを元に戻して、いよいよオイルを入れる。まだヤフーで買ったオイルクーラーが来てないので100ccほどオイルを残して800ccを注入。(笑)プラグを外して10回ほど空キック、と思ったらNSRタイプのキックペダルがバックステップにあたる。ここまで何のトラブルも無く順調だっただけにチョッとショック!(;_q))クスン

まあ、NSRが駄目ならYSRがあるやと気を取り直してきっく。キック。_(. ・)θ☆()キーック。いよいよプラグを装着して、おもむろに_(. ・)θ☆()キーック。ボッボッボボボーボー~やったい。一発で掛かった。うーん図太い排気音(笑)<でもチョッと五月蝿いかな(核爆)

ヨシムラのデジタル油温計がゆっくり上昇していく。異音も無くチョッと走ってみたい。走らずにはいられない。(笑)

チョッとひとっ走り試乗だ〜!家の前の坂をぐいぐい登る。(〜ヘ〜;)ウーンR-Stageいいぞ〜(笑)

平地になって5000回転。あれ?ガシャガシャ、キュルキュル異音発生!緊急停止!音の場所を確認したらなんとドライブスプロケットのフィキシングボルトが外れかかってる。(+。+)アチャーまたやっても〜た〜(自爆)

とりあえず家まで帰ってジェネレーターカバーを外すと無残に削れたカバーの裏側。(/_;)シクシクでも、B型のσ(^_^)は気持ちの切り替えが早い。まあ裏だからイイヤ〜(笑)ついでに14丁だったスプロケットを15丁に換えて再度試乗。まだまだ余裕がある。回転が上がるほどに爆音になってく(核爆)

チョッと山道を走ってみたら油温計が110℃近くになってた。こりゃ早くオイルクーラー着けてやらにゃ〜いかんな〜

 

どうですこの勇士!(笑)  あとはオイルクーラーを何処に取り付けよう??


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