５月２日。飛行機が３時出発と遅いので，朝ご飯を食べ，洗濯をしてと，いつも通りの朝。HIYOに絵本を読んであげたりして時間を過ごすのがもどかしく，早く出発したくてたまりませんでした。
　11時15分に予約していたタクシーが来て，ＪＲ山科駅まで送ってもらいました。山科から京都まで一駅，予想以上に早く着いたので駅弁を購入し，はるかの清掃が終わるのを待ちました。
　12:18発のはるかは，わざわざ1ヶ月前に予約をしていたのだけど，ＧＷにもかかわらずガラガラ。今日はＧＷ２日目だし時間帯も遅いので，みんなもう出発してしまっているのかな。おかげで新大阪まで座席を向かい合わせにして，４席使ってゆっくり座ることが出来ました。
　普段車で出かけることが多いため，HIYOは外の見える電車に乗るのは初めて。以前地下鉄では泣いていたけれど，外が見えて楽しいのか結構ご機嫌で大人しく70分を過ごしました。

　空港へは１時半に到着。HIYOもいるしＧＷだし早目の行動をと思ったのだけど，予想に反して空港もガラガラ。早々にチェックインして，HIYOはANAのベビーカーに乗換え。国際線じゃないし１時間半も前に来る必要はやっぱりなかった...。家にいても暇だけど。かなり時間を持て余して，本屋さんや喫茶店で時間つぶし。喫茶店でフルーツヨーグルトを注文し，HIYOにもおすそ分けしようと思ったら，いつの間にか眠ってしまっていました。うー，ここで寝たら飛行機で寝ないのでは．．．(;^_^A
　しばらくのんびりしていたのだけど，タバコの煙がけむたくHIYOも目が覚めたので外に出ました。するとおばさんに「靴下落ちたよ」と言われ，見てみると両足とも裸足。片方は下に，もう片方は店内に落としてました。
　出発前におむつを替えたり，４日に会う予定のＫちゃんへのおみやげを買ったりしていたら，いつの間にかギリギリの時間になり，大慌てで手荷物検査を受け搭乗ゲートへ。出発５分前でした(^_^;)

　飛行機に乗って耳抜きのために授乳をするのに，飛行機が動き出したら飲まし始めようと思っていたのに，飛行機の中の見知らぬ狭い空間に入り，グオーンというエンジン音に驚いたのか飲ます前に泣き出してしまったHIYO。しかも大泣きで，飲ませようとしても反り返って飲まない状態。スッチーがぬいぐるみをくれたけれど，そんなもので泣き止むHIYOではないのです。
　飛行機は動き始め離陸してしまったので，とりあえず気圧の変化で耳が痛くならないように，口の中にボーロを突っ込みました。唾液が出るので，飲み込めば耳が痛いのはマシだろうということで。結局20分近く泣き通しでかなりうるさかったんではないかしら(;^_^A ｱｾｱｾ･･･
　なんとかお乳を飲み始めてくれたHIYOはちょっと落ち着き，シートベルトサインが消えたのでベビーベッドを付けてもらいました。席はベビーベッドがつけられるように最前列のスクリーン前。真ん中３席のうち２席だったけれど，運よく隣の１席が空いていたので，泣き止んだ後HIYOを座らせたり荷物を置いたりできました。
　トイレに立った３列後ろくらいにいたおばさんに，｢大人しくなったし寝ちゃったのかと思ったら，遊んでたんやね。飛行機怖かったよねー。」と言われました。しばらくベッドの上でビニール袋など触って遊んでいたけれど飽きてきてぐずりそうだったので，座席の方に座らせてたり，交代で抱っこしたり。
　飛行機が降下し始めたのでまた授乳したら，今度はウトウトし始めたけれど，離着陸の時はベッドは使えないので外してもらいました。結局ベビーベッド，あんまり意味なし。

　那覇空港についてレンタカー会社にＴＥＬ。２ヶ月前でも大手のレンタカー会社は軒並み満車状態で，雑誌で見つけた小さなレンタカー会社。料金は安いけれど，大手のように空港で待っていてはくれず，電話をして迎えに来てもらわなければならなかったのです。
　小さなオフィスに連れて行かれ，手続きをしてワゴンＲを借りました。ナビとチャイルドシートは無料貸出。どちらもかなりボロかったけど（笑）。さあ出発しようとしてナビを設定しようとしたのだけど，家のと違って使い方が分からず困っていると，お兄さんが来て教えてくれました。リモコンで操作するのかー。なんだか古くて使いにくいナビだなあ。
　下道で行くか迷ったけれど，もう６時前なので少しでも早く着くため高速で。石川ＩＣで降りてそこからは恩納村のビーチ沿いを走りました。ちょうど７時前で海に沈む夕日が見れるかと思ったけれど，下の方は雲が出ていて海には沈みませんでした。途中車を止めて，沖縄初日の，ちょっとだけ夕焼けした空と海を眺めました。


　今日の宿「ヴィラ・オーシャン・ビスタ」は，ナビで電話番号を入力しても表示されなかったので，だいたいの位置でマーク。近付いてきたら目を凝らして建物を探していると，特徴のある建物で何度もＨＰで見ていたのですぐにわかりました。
　今回の宿はコンドミニアム。最上階４階ビーチ側の角部屋のツインルーム。眺めはいいけどエレベーターが動いてないのがつらいなあ。部屋はとても広く，お風呂も広々。ベランダがいい感じ。キッチン用品は本来レンタルで１日1000円なんだけど，部屋に置いたままで自由に使ってくださいと言われました。ラッキー。レンジもあるし，HIYOの離乳食に便利。
　管理人さんは３つのコンドミニアムを掛け持ちで経営していて忙しそうでした。すぐに別の所に行くとのことで，帰りももしいなかったら鍵はポストに入れておいてねという放任システム。なので宿泊費は前払いでした。


　食事は少し歩いた所にコンビニがあり，その隣に沖縄料理が食べられる「海物語」と言う食堂があるとのことで，そこに行くことにしました。店内はテーブル席と座敷があり，広い座敷の方へ。店員のお姉ちゃんがいい感じの人で，HIYOのことをかわいがってくれました。まずは沖縄料理ということで，ごーやちゃんぷる，島冷奴，紅いものてんぷら，沖縄風やきそばと，EIKIはオリオンビール，私はパイナップル酒を注文。HIYOには持参したＢＦを温めてもらいました。
　普通のお豆腐より固めの島豆腐の冷奴もHIYOに食べさせてみると，おいしそうに食べていました。よく考えたら，お豆腐は火を通してから食べさせましょうと離乳食の本には書いてあったんだっけ(^_^;)。紅いもの天ぷらはフリッターみたいな感じでおいしかったのだけど，かなり量があってこれだけでもお腹がいっぱい。どれも結構ボリュームがありました。
　最初は空いていた店内も段々混んできて，EIKIが注文したお茶漬けがなかなか出てきません。結局それで20分くらい待ちました。HIYOが機嫌よくしていたからよかったけど。ちょうど帰りがけに三線のステージが始まる所でした。「今日はステージのない日なんだけど，お師匠さんが来てくれたのでやるみたいですよ。」とお姉ちゃんが説明してくれたけど，HIYOもいるし，時間も９時を過ぎているので帰ることにしました。お腹いっぱいになって会計してみるとこれだけ食べて3300円。おもわず安い！と言ったら，お姉ちゃんが「沖縄って物価安いんですよ〜。私も始めてきた時びっくりしました」と言うので，「こっちの人じゃないんですか？」と聞いたら，「えー，全然沖縄の顔じゃないでしょ。」だって。あえてコメントしなかったけれど，顔見た時「目鼻立ちがはっきりして，沖縄な感じの顔だな」と思ったんだけど(^^;)。
　隣のコンビニで翌朝の朝食を買って帰り，お風呂に入ってHIYOは10時頃，私達も11時頃寝ました。