4日目


前日の晩,急にすごい雨音が聞こえてきたかと思ったら雷も鳴り出して大荒れのお天気になっていました。
うわー,最悪のお天気...と思ったけれど,夜のうちに雨は止んでいました。
そして朝になってみると,昨日までより風はゆるくなっていたけれど,海の波は高くなっていました。
昨晩の雨でもやもやした空気がどこかに行ったのか,向かいの伊良部島がくっきり。
集落とか分かるくらいにとっても近いのに,昨日まで全く見えなかったんだよなあ。
そういえば初日の晩は,まだ星も見えるお天気で,集落のある辺りは電気が灯っていたなと思い出しました。
ちょうど伊良部島と宮古島の間の辺りには,尖閣諸島で船が座礁した関係とかで,海保の船が停泊していました。(←オーナーに教えてもらいました。)
お天気もいいことだし,最終日なのでまた外で朝ご飯を食べることにしました。
初日に買い出した物など,余り物を使い切っての朝食です。
オーナーが自家菜園で採れたプチトマトをくださいました。
トマト好きのHIYOはおいしかったのか一人でパクパクと食べ,後片付けをしてくれていたSちゃんの分がなくなってしまいました(^_^;A

今日で旅行も最終日。
せっかく目の前がビーチなのに,初日に少ししか泳いでないのはもったいない。
けど,ビーチに下りるとHIYOが泣くしなあ...。
で,F君が持ってきていた小さなビニールプールで,芝生の上で水遊びをしつつ,EIKIと交代で泳ぐことにしました。
ビーチに降りる梯子の前にプールを置き,ちょうどそこにあったホースでビニールプールに水を張りました。水だけでは冷たいので,Sちゃんが沸かしたお湯を部屋から持ってきて足してくれました。
まずはゆーなちゃんがプールに入って水遊び。
HIYOと二人で遊べたらいいのだけど,部屋の中でこのプールにHIYOが入ると,ゆーなちゃんがものすごく怒っていたので,HIYOは遠慮したのか一緒に入ろうとはせず芝生の上で遊んでました。
オーナーの自家菜園のプチトマトをいただいたり(勝手に取っていいよとの許可を得て),草をむしったり,バッタを追いかけたり。
ゆーなちゃんが服が濡れたのを嫌がって,すぐにプールから上がってしまったので,その後HIYOはプール遊びをしました。
海は嫌だけど,こんな浅いプールだったら大丈夫みたいで,機嫌よくパシャパシャと遊んでいました。
その間まずはEIKIがシュノーケルをしていて,次に私に交代。
波は朝より静かになったとはいえまだ少しあって,泳いでも全然沖の方に進みません。
魚のいそうな珊瑚のある岩の所の方に行きたいのに全然行けないし,海は少しにごってるしで,初日ほどシュノーケルを楽しめず,無駄にエネルギーを消費しそうなので,さっさと終了。
私が海に行ってしまったら,やっぱり泣いてしまったHIYOは,プールもやめてEIKIと部屋の方に戻っていました。
F君達は結局泳がずに部屋で遊んでいたのでした。
これでパイベースリゾートで遊ぶのはおしまい。
なんだか天気がイマイチだったせいで,一杯やり残したことがあるなあ。

荷造りだけしておいて,お昼はオーナーお勧めのたこ料理の店「すむばり食堂」へ。
お座敷に上がって,私はたこ炒め定食,EIKIはたこ丼を注文。
タコがむっちゃやわらかくって,味付けがGood!
普通のタコだったら子どもにはうまく噛み切れないけれど,これならHIYOでもOKで,タコばっかり食べてました。

宿に戻って荷物を積んで出発。
オーナーご夫妻が見送りをしてくださいました。
ほんと静かでのんびり過ごせるいい所でした。また行きたいよーーー。


こんなに目の前にあったんだ,伊良部島 最後にもう一度お庭で朝食波があるけど晴れ間が出てきました
もう一度シュノーケルを...HIYOはプール遊び
さよならパイベース・リゾート周りはこんな感じです


HIYOは食堂から宿に戻るほんの5分ほどの間に抱っこした状態で寝てしまったのだけど,チャイルドシートに座らせようとしたら目を覚まして大泣き。
その後も泣き喚いて結局昼寝をしませんでした。
帰りの飛行機は17:45発と遅いので,それまでまだまだレンタカーで島内観光。
今回は南の来間島方面へ。
途中砂山ビーチ,前浜ビーチに立ち寄りました。
砂山ビーチは駐車場から砂の丘を越えると,写真でよく見る吹き抜けの洞窟があるビーチが見えてきます。
丘は結構急なのぼりで,サンダルを履いていると砂に足をとられてなかなか進まないので,サンダルを脱いで裸足で歩きました。
砂がさらさらしていてとても気持ちがよかったです。
ビーチ自体はそんなに広くないですが,人も数人しかいませんでした。(←というか,島内どこに行ってもGWなのに人が少なかった。)
ところで,結局目を覚ましてしまったHIYOを連れて,砂山を登ったのですが,頂上に来て前方に海が見えた途端,やはり泣き出したHIYO。
先に見に行っていたEIKIと交代して,HIYOを駐車場まで連れて帰ってもらったのですが,ビーチを見た後戻ってみると,トラック屋台でマンゴージュースを買ってもらい,ご機嫌で飲んでいました。
眠ってしまったゆーなちゃんを抱っこしていたF君はビーチを見れず。 それにしてもゆーなちゃんはよく寝るなあ。朝起きるのが早いから疲れているのか,車が嫌いだから寝るしかないのか...。

前浜ビーチは「東洋一の白い砂浜」がキャッチフレーズらしく,本当にきれいな白い砂浜が延々と続いていました。
目の前には来間大橋が見え,とてもいい眺めです。
ビーチでは,ビーチバレーをしている人達がいました。


砂山を登ると... 眼下に砂山ビーチがテッポウユリ
砂山ビーチの吹き抜けの洞窟自然の力で出来た洞窟
前浜ビーチビーチバレーをする人々


来間大橋を渡る頃には,空も晴れてきて,海が青くキラキラしてきました。
気分は最高!
橋を渡ってすぐにある展望台からの眺めが本当に素晴らしかったです。
最終日にようやく本当の宮古島のきれいな海が見れました。
来間島が一番きれかったねえとみんなで言っていたけれど,晴れていれば池間島や東平安名崎も優劣付けがたいほどきれかったんだろうなあ。
来間島の大型迷路のような畑の中の道を走って行くと,ムスヌン浜に出ました。
時々標識があるのですが,島内は単純な道なようで思うように辿り着けません。
オーナーご推薦の長間浜へ行くつもりだったのだけど,思いがけず行き着いたのでした。
小さなビーチは,人も全くおらずいい感じ。
この後で無事長間浜の方へも行きましたが,私はムスヌン浜の方がいいなと思いました。
長間浜の方は,やはり来間島ではメジャーなのか,駐車場?みたいになっている空き地には車が10台ほど止まっていました。
ただビーチに出てみると,なぜか人は2人ほどしかいなかったのですが...。みんなどこへ行っちゃったのでしょう?
広いビーチのようだったので,人目につかない先の方まで行ってプライベート気分を味わっているのかもしれません。
私達は短時間いて青い海を眺めるだけでしたが,最後に宮古島の美しい海を見れて本当によかったと思いました。


来間大橋を望む展望台 来間大橋この透明度!
ムスヌン浜への道の突当りは海小さなムスヌン浜
誰もいません気持ちいい〜
長間浜


来間島を後にし,来間大橋を再び渡って空港へ。
もう少し時間があるから,チェックイン後どこか外で軽めの食事でもとろうかと言っていたのだけど,長間浜を出た直後,とうとうHIYOが撃沈。
たった数分の睡眠で,よく4時過ぎまでもったなあと思います。
レンタカーを駐車場に止め,そっとベビーカーを乗せて空港内に入りました。
でも,またまたチェックイン後,ANAのベビーカーに乗せ替えようとしたら目覚めてしまったHIYO。30分も寝てません。
けれど,いきなり「でんしゃ!」と叫んで目覚め,「電車じゃなくて,飛行機にのるよ」と言ったら,「ひこうき,のるのー」と言って,あまり寝てないわりにご機嫌でした。
そしてEIKIがレンタカーのガソリンを入れにもう一度車に戻り,ガソリンスタンドへ行っている間,空港でお土産など買い,合流してからレストランで宮古そばを食べていたら,あっという間に搭乗開始時刻となりました。

帰りの飛行機も満席ではなく8割くらいの搭乗率で,3列シートをゆったり使えました。
HIYOは飛行機の中でも寝ずにずっとおやつを食べたり,おもちゃで遊んだりして起きていましたが,関空に着いてはるかに乗るとすぐに眠ってしまい,家に着いても起きずそのまま翌朝まで眠ったのでした。
お疲れさま。

今回は子連れ家族2組の旅行と言うことで,いろいろ疲れる面もありました。
もう少し子供が大きくなって,一緒に遊べるようになってからの方がよかったかなと思いました。
お天気がもう少しよければ,いろいろパイベース・リゾートで遊べただろうし,池間島や東平安名崎の美しい景色も見られただろうにと残念な点もありましたが,日中雨に降られたわけでもなく,最後には来間島の美しい景色を見られたので,まずまずだったのかなと思います。
HIYOが海嫌いになっていたけれど,克服してもらわないと,ビーチ系リゾートに行けないなあ。


  
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