今回の目的地箱根まで京都からひたすら名神&東名高速で東に走って420キロ。
3連休前の平日とはいえ,高速の混まないうちに早めに出発したいのだけど,早起きの苦手な運転手EIKIを短い睡眠時間で走らせるわけにもいかず,出発したのは8時過ぎ。
名神は順調だったけれど,東名に乗ってから名古屋の次の三好ICから10kmほどの渋滞。静岡県に入ってからがなかなか遠くて,全然先に進まないような気がしました。
牧之原SAで昼食をとり,しばらく走ったところでEIKIが眠くなって途中で仮眠を取ると言い出しました。私がその間運転しようかと言ったけれど,危ないのでいいと断られしばし休憩。
HIYOは最初の2時間ほどはウトウト眠ったり,ボーっとしたりしておとなしかったのだけど,さすがに飽きてきて途中からグズグズ言い出しました。絵本を見せたり,お菓子を食べさせたり,チャイルドシートから下ろして抱っこしたり結構大変。やっぱり子連れで長時間のドライブはキツイよね〜(^^;
静岡のどの辺りから富士山が見え出すのかわからないけれど,空は完全な曇天。裾野IC付近では富士山の麓の平野が見え,その向こうに大きく富士山があるはずなのに,その裾野さえ見えない状態。富士山がある辺りの雲は真っ黒で,いかにも雨が降っている様子。
このお天気,富士山を見に来て,富士山を全く見ずに終わるなんてことにならないだろうな...。
御殿場ICで高速を降り,今日の宿のある仙石原方面へ。
まずは湿原・川・湖沼などの水湿地に生育する植物を鑑賞できる箱根湿生花園に行きました。園内に咲く花は,昔畦道に咲いていたような素朴な花たち。散策路は尾瀬のような感じで,園内を木の小道を歩いて散策します。
季節が合えば,本当に尾瀬のようにミズバショウやニッコウキスゲなどが咲く湿原ですが,今はサワギキョウやワレモコウ,リンドウなど秋の花が咲いていました。台ヶ岳のほうを見ると,麓の方にススキ原が広がっているのが見えました。
木の小道はベビーカーや車椅子もOKで,HIYOをベビーカーに乗せたまま散策していましたが,出入口に近い休憩所から外国の山草が植わっているコーナーは砂利道だったので,HIYOを歩かせました。あっちこっちウロウロしたり,しゃがんで砂利を拾ったりしながら,出口まで数百メートルを完歩。
湿生花園を出たら,台ヶ岳のススキ原の方へ行ってみました。ススキは穂が出始めたところで,まだ茎の辺は緑で,金色に輝くススキ原と言うにはちょっと早い感じでした。それでも,時折差す日に穂が光り,風に吹かれてサワサワと揺れる様子はとてもきれいでした。
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