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Garaging & Carlife

Update:2003/06/28
New:2003/05/31 

●DIYアライメントその1

●DIYアライメントその2

●DIYアライメントその3-(1)

●DIYアライメントその3-(2)

●DIYアライメントその4

〜DIYアライメントその 3〜
レガシィのホイールアライメントDIY

(2)トーの計測と調整

前書き:

当サイトのキャンバー計測・調整、およびトーの計測・調整については、&さんのサイトの“DIYアライメント調整”を参考にさせて頂いています。本ページをご覧になる前に&さんのサイト記事を是非ご一読ください。(非常に詳細に説明されています)

 


◆トー計測の手順

まだまだ勉強中ですので、この辺は考えながら進めているところです。
トーの測定と調整をする際の基本的な考え方は、レガシィの場合ではトーインゼロを基本とすると、

(1)左右タイヤの同じ位置(溝位置、高さ)の間をタイヤ前後で計測することで、トータルトーを算できる
(2)
左右タイヤ間をクロス(たすきがけ)に計測することで、左右輪の車両中心軸(?)との平行度(ばらつき)を知ることができる

という事になるかと思います。前後タイヤの整列については、“車両の中心軸に対して足回りのサブフレーム等が精度よく組み付けられていれば、前後の左右タイヤは綺麗に4角形(長方形)になるはず”という仮定のもとに作業をしています。(果たしてそれだけで良いかどうかは、引き続き勉強していきますm(_ _)m)

 

◆トー計測に必要なもの

今回は以下のものを使用しました

・コンベックス(金属製の巻き取り式メジャー。クロス計測だと捻れた位置関係になるので、メジャー裏面にも目盛の振られている、両面計測できるものを購入
・ガムテープ(タイヤの測定点マーキング用)
・カッター(ガムテープに切れ込みを入れるため:後に記述)
・測定高さ基準となるもの(&さんのアイディアを真似して、缶コーヒーのミニ缶)


実際の測定は以下のように行いました。(下図、下表参照)

◆計測箇所

 

計測通番

参考

フロントタイヤ

F-P-1

フロント平行計測1

F-P-2

フロント平行計測2

F-X-1

フロントクロス計測1

F-X-2

フロントクロス計測2

リアタイヤ

R-P-1

リア平行計測1

R-P-2

リア平行計測2

R-X-1

リアクロス計測1

R-X-2

リアクロス計測2

<注>

★フロントトーイン量=(F-P-1)−(F-P-2)

★リアトーイン量  =(R-P-1)−(R-P-2)

※上記2式は、プラス値ならトーアウト、マイナス値ならトーインを示す


★タイヤ整列を左右均等にするには

(F-X-1)=(F-X-2)

(R-X-1)=(R-X-2)

◆計測方法

計測にはいくつかやり方があるようです。

・メジャーを使い、測定点間を計測する方法
・下げ振り(建築用の分銅のようなもの)を使い、地面にマーキングし、そのマーキングポイント間を計測する方法
・前後タイヤに測定アタッチメントを装着し、その間に張った糸によって計測する方法

今回はメジャーを使い、タイヤ溝のエッジに引っかけて測定する方式で計測しました。将来的には下げ振りを使ったやり方も試してみたいと思います。

 

◆計測点

 メジャー先端のフックをタイヤ溝(ストレートグルーブ)に引っかけてガムテープで仮留め。反対側のタイヤに同じ高さのポイントに同じくガムテープを貼り、測定ポイントをマーキングしますが、タイヤのエッジが丸くなっていたため、溝内側にカッターの刃を軽く当てつつガムテープに切り込みを入れ、その切り込みを測定点としました。

 

◆調整する時には

 慣れないと、どこをどう動かして良いのか理解しにくいですので、計測値を元にタイヤの向きをポンチ絵を描きながら見当をつけるとよいようです。ちなみにワタシは今回が初めての挑戦でしたが、フロント側でトータル5時間、リア側で3時間半かかりました。(^_^;)深夜にガレージでごそごそやっている姿は近所の人から見ると異様だったでしょう...

 一応、手順はなんとなく分かりましたので、次回以降は前後で3時間くらいに短縮できる...かな?(^_^;)



◆フロントのトー計測と調整

 本来はリア側から調整した方が良いようですが、作業項目と時間の関係で、とりあえずフロント側の計測・調整を先に行いました。

 

※注:フロント左右輪の測定点はタイヤの2本のセンターグルーブの外側の溝の内側エッジ間を測定しています。後日実施したリア側とは測定点が違っています。(リア側は内側溝の内側エッジ)

 

計測通番

初期値

→調整→

(目標)

一回目調整後

→調整→

(目標)

二回目調整後

→調整→

(目標)

三回目調整後

後日再計測時(メジャー変更)

フロントタイヤ

F-P-1

(トー)

1484mm

(9mmトーアウト)

FR:タイロッド1回転。短く

(5mmインへ)

FL:タイロッド0.8回転。短く

(4mmインへ)

1483.5mm

(1mmトーイン)

FR:タイロッド1/6回転戻す。長く

(1mmアウトへ)

 

 

 

1484mm

(1mmトーイン)

 

 

 

FL:タイロッド1/4回転戻す。長く

(1mmアウトへ)

1483.5mm

(トーゼロ)

1485mm

F-P-2

1475mm

1484.5mm

1485mm

1483.5mm

1485mm

F-X-1

1570mm

(メモ忘れ)

(メモ忘れ)

(メモ忘れ)

1578.5mm

F-X-2

1575.5mm

(メモ忘れ)

(メモ忘れ)

(メモ忘れ)

1579mm

リアタイヤ

R-P-1

R-P-2

R-X-1

R-X-2

<フロントのトー調整作業に関して>

●フロントのトー調整は左右のタイロッドで行う
●調整幅は、タイロッドのネジピッチにタイロッドエンドとタイヤ先端のレバー比(レバーじゃないけど)を合わせると、タイロッドを一回転したときの大まかなトー値変化が分かるでしょう
●今回はタイロッド一回転で
5mmのトー変化、と仮定して調整してみましたが、調整過程を見ると、一回転で5.5mm〜6mm程度変化していたかも
●ジャッキアップせず、タイヤを一杯にステアして調整し、直進状態に戻してから前後に車体をゆっくりと何度か動かし、歪みを取る(←エンジン掛けず、そーっと手で押しました(^_^;))
●ジャッキアップすると、微妙に応力が残ってしまうようで、少し車を走らせないと安定しない
●タイロッド調整には、13mmと19mmのスパナ(オープンエンドレンチ)が必要(下画像参照)

 


 

◆リアのトー計測と調整

 リア側は作業空間が狭いのでカムボルトをロックを緩める際に一度ジャッキアップする必要がありました。フロントの項で書いた通り、ジャッキアップしてしまうと歪みが残ってしまうため、最初に測定を行い、その後ジャッキアップしてカムボルトのロックを緩め、調整ボルトの目盛りを基準にして左右を合わせる所から始めました。

 

※注1:また、フロント側を計測したのち、金属製巻き取り式メジャーの新品購入したため、フロント側計測時に使用した物とは若干の違いが出ています。

※注2:リア左右輪の測定点はタイヤの2本のセンターグルーブの内側の溝の内側エッジ間を測定しています。事前に実施したフロント側とは測定点が違っています(フロント側は外側溝の内側エッジ)。

※注3:二回目調整後の測定時は車両を前後に動かして歪みを取るのを忘れたため測定失敗。

 

計測通番

初期値

→調整→

(目標)

一回目調整後

→調整→

(目標)

二回目調整後

(測定失敗※注3)

→調整→

(目標)

二回目調整後の再測定

→調整→

(目標)

三回目調整後の再測定

フロントタイヤ

F-P-1

F-P-2

F-X-1

F-X-2

リアタイヤ

R-P-1

(トー)

1442.5mm

(1.5mmトーアウト)

RR:1.25目盛分をアウトへ(1.5mmアウトへ)

 

RL:目盛り位置が違い過ぎたため、RRのカムボルト位置を同じ仮合わせ

1441mm

(4mmトーイン)

 

 

 

RL:3目盛分をアウトへ

(4mmアウトへ)

1442mm

(2mmトーイン)

車両を前後に動かして歪みを取り、再計測

1441.5mm

(1mmトーイン)

RR:0.5目盛分をアウトへ(0.5mmアウトへ)

 

 

 

RL:0.5目盛分をアウトへ(0.5mmアウトへ)

1441mm

(トーゼロ)

R-P-2

1441mm

1445mm

1444mm

1442.5mm

1441mm

R-X-1

1532mm

1535mm

1534mm

1533.5mm

1532mm

R-X-2

1533.5mm

1533mm

1536mm

1534.5mm

1532mm

左右カムボルト最終位置

RL:左後輪は右に比べてトーアウト側に多く回転しています

RR:右後輪は中心位置から3目盛ほどトーアウト側に回転しています

<リアのトー調整作業に関して>

●リアのトー調整は左右のトーコントロールリンク(?)の車体側カムボルトを回転させて行う(ナット側は事前に緩める)
●今回は1目盛
1.3mmのトー変化として調整してみました(これも&さんのサイトを参照)
●できるだけジャッキアップせずに車体下に潜り込み、カムボルトを回転させる。その後、前後に車体をゆっくりと何度か動かし、歪みを取る(←エンジン掛けず、そーっと手で押しました(^_^;))
●ジャッキアップすると、微妙に応力が残ってしまうようで、少し車を走らせないと安定しないみたい
●カムボルト調整はあいにく適正サイズのレンチがなく、モンキーレンチ回転させました



◆考察 (追加:2003/06/28)

アライメント調整後に何度かお山に通って車の動き方を観察してみましたが、一言でいうと、癖のない素直な動きが戻りました。フロント、リアのロールの出方のタイミングに違和感がなく、安心してコーナーを通過していけます。
 また、フロントには-1°30′の、純正形状ユニットでの最大とも言えるネガティブキャンバーが付いている状態ですが、轍などにもそれほどステアリングを取られることもないようです。

 後日、ミニサーキットに行って、縁石に乗り上げるような走行をしてきましたが、その結果については別なページにて。

●DIYアライメントその4

 

  


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