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2004年10月29日
PSP12月12日20790円発売決定
いにPSPの発売日、価格が決定しました。
驚くのは価格。
20790円(税抜19800円)というのは大方の予想を裏切る値段。
当初は29800円ないし25000円前後と言われていただけに衝撃だ。
この価格決定に関しては任天堂陣営とのかなりの駆け引きが見えるが、この勝負はソニーの勝ちと見えるだろう。
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9月21日にPSビジネスブリーフィングを開催しPSPを公開するも価格発表なし。
同日PSPを牽制するかのごとく任天堂がDSを15000円で発表。
→任天堂は当初19800円でDSをリリースしようとした節があり、HPの残骸に19800円の記述があったとのこと。ただこれはソニー陣営へのダミーだとの情報も。
この一連の動きをPC-Watchの後藤弘茂さんの記事で「29800を封じられたPSP」で述べられるとおり、15000の倍の価格ではPSPは売れないという指摘があり値段設定に関してDSの価格がプレッシャーになったのは事実だろう。
この後、約一ヶ月お互いに音沙汰なしな状況が続くがPSPは年内発売可能というラインを崩していないぐらい。DSにしてもソフトの発表はあったがインパクトには欠けた。10月18日の海外の情報筋では「PSPは3種類のパッケージを用意して値段を22000円、33000円、38500円としている」という情報が流れている。
10月27日にいよいよPSPの価格がで20790円、バリューパックを26040円で発表。
海外の情報とのズレは発表時に久夛良木氏が語るとおり相当に秘密にされていたのだということだ。
この状況で苦しくなったのはDSだろう。DSより5000円上乗せすれば性能的にかなり上を行くと言われるPSPが手に入るのだから当然といえる。
もともと値段の高いゲーム機を買う層は比較的年齢層の高い20代~30代がターゲットになると思われるが、アンケートなどを見ても値段がネックになっているのがわかる。状況からすると25000円のPSPと15000円のDSという状況でお金が出せるならPSPでだせないならDSという風潮はあったように思う。
(年齢層が高いのでDSは買わず、PSPは発売日には見送る層もいるだろう)
ゲーム機において値段は重要だがここまで注目される理由にはどちらもキラーソフトの存在がないこと。こうなると購買意欲は機能と値段のバランスが最重要視されるのはしかたなのないことだ。
そこでインパクトのある20000円台でPSPの登場となる。
大方の予想が安くて25000円であるという所だったことが幸いし、20000円ならほしいと思わせるに十分な価格設定。
DSが買えるならPSPも買えるという値段での綱引きがユーザーの葛藤になるが、PSPがチャレンジをしていくまったく新しいものに対して、DSはゲームボーイを引きずった形になってしまった。DSは新しい遊びが提供できるのにソフトの魅力がないまま発売に踏み切ったことでゲームボーイ互換機という見方をされてしまっているのも事実。
そもそも任天堂は低価格低年齢層を主体とする戦略を数年とってきたわけだが、やはりその戦略が色んな意味で今回は不利に働いているように見える。
恐らくDSは長期的にはゲームボーイの後継機として成功すると思われるが、PSPもかなり成功すると思われる。携帯ゲーム機は任天堂の一人勝ちだったが、パソコンとの連動や音楽動画再生機としても位置づけを持つPSPが20000円なら買わない道理はないだろう。
ただこの価格はソニー的に赤字ではないというアピールをしているが、そんなわけはないだろう。恐らく相当無理をしていると考えられる。
最初赤字でも長いスパンで黒字になればいいというのが基本戦略にあるソニーだけに今回は赤字だろう。しかもDSというライバルを抱えての値段設定はソニーもある意味相当に厳しいだろう。
よってこの価格戦争の真の勝者は任天堂でもソニーでもなくユーザーだという結果になるだろう。
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投稿者 Silk : 2004年10月29日 09:00
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